2013年8月アーカイブ

㐧弐隆天會。

 

 

 

 

 

個展㐧弐隆天會、開催します。

10月12・13・14日。

時間は10:00~20:00です。

 

会場は隆天工房の2階になります。

一階の隆天工房を向かって右まわりで路地から建物脇の階段から2階へお上がり下さい。

 

 

納車したお客様の自転車をお借りして展示させていただくという個展。

自分が依頼するなら見たいのは飾るために作った展示品ではなく、納車してる自転車はどんな仕上がりか。

見せるために作られた乗っていないので綺麗で当たり前の展示品ではなく、実際にお客様の手に渡るクオリティをそのまま見ていただきます。

 

当工房では今まで展示品は2台しか作っておりません。

自転車は道具、使ってナンボのリアリティを追求してます。

小綺麗に扱っているフレームもあれば、少しヤレたものもあります。

ユーザーさんのライフスタイル含め、ありのままご覧いただく少々馬鹿正直な個展です。

 

 

自転車は乗って使われているものこそ美しい、という考えを持っていますので感じていただきたい。

 

前回のような台数はおそらく集めませんが、比較的近隣のお借りできそうな方をこれからお声掛けです。

 

 

 

有難きRew10ユーザーの皆様、愛車を披露したいと思う方がいらっしゃれば是非ご協力を。

我こそはと思う方がいればご連絡くださいますと幸いです。

 

 

 

プロモーションは苦手な職人が行う少しゆるい會です。

座卓を並べ、親戚が集う法事のような雰囲気の3日間。

 

開催日が前より長いのでおそらくゆっくり話せるタイミングも多いかと思われます。

相談だけでもしてみたいというお客様、真剣にオーダーをご検討くださっているお客様、その他札弾等大歓迎、是非お越しを。

開催中は当然作業しませんので、ご予約不要です。

 

 

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

あと、続報を気にされている方もちらほらの。

入手したSPYRE、雨の日含め数日乗りました。

 

TRP SPYRE.JPG

 

今回は高強度ステンレスボルトをネジカスタムしてインストール。

ピストン中央部の黒くデカいトルクスネジもカスタムしたかったですが、なにやら特殊なネジだったのでいちいちやってる場合じゃないと挫折しました。

ロゴ削り落としたら往年の古めかしさも出たような感じで、シンプル好きの自分には好みのルックスに。

 

 

対向式でローターの歪みが無い分、少々でもタッチ向上を期待してましたがレバータッチは並の機械式という程度。

所詮機械式、結局ワイヤーのたわみなどで油圧のようにはいきません。

 

 

その他制動力は強力、という印象。

機械式特有のピストンの出っ張りも解消ですっきり等々。

 

 

 

 

総じて機械式の中ではなかなか良いキャリパーだと感じます。

ただ群を抜いて良いという感触でもなかったので、ディスクブレーキ持っているのならばわざわざ買い換えることもない程度かと。

 

 

でもやっぱり機械式が好みです。

 

 

 

 

 

 

 

NOTION MOTION

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NOTION MOTION.JPG

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

末永く。

 

 

 

 

 

工房の前にずっと放置された自転車が三台も。

 

ここはちょうどゴミ捨て場に位置するのだが、回収もされずにずっと放置されている。

以前も放置自転車があり長くかかってやっと回収された、でも今回は回収もままならずただ迷惑な存在で可哀想な事になってしまってる。

 

 

放置。.JPG

 

 

自転車として生まれたのに、もはやただのゴミ。

悲しい末路。

 

安すぎて愛着もないからこうなってしまうのだろう。

自転車はエコだのいいつつも、こういった運命が強いようなものを大量に生産し続ける矛盾のような現状。

 

現状が変わって欲しいと願いつつも、自分のような力も無い一般人には何も出来ず。

唯一出来ることがあるとすれば思うモノを作り続けることだろうか。

モノを大事にして欲しい。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

それとは逆行して作った一台、かなり色がついてくれました。

 

 

隆天號弐拾九式

 

 

風体は錆々でゴミのようですが耐候性鋼であるこの自転車、普通ならば忌み嫌われる錆も気にするまでもなく良い味となります。

 

 

日々これに跨り通勤しています。

雨の日は錆が進行してくれるので楽しかったりするのも良い心境変化。

 

 

ステンレストップチューブは跨った時に錆が服に付着しないように考慮した仕様、かなり良き性能として現れています。 

 

 

 

超重量級重厚自転車ですが、ゆったりとした速度しか必要でない自分にはぴったりです。

東京の通勤路は動く障害が多いので、速度上がれば事故率も上がり危険です。

全業務一人で行っているので、事故起こしたら全業務止まってしまいます。

こういう自転車に乗るのも業務を遂行するのに大事なことです。

 

 

自分のような貧脚でも速度がでてしまうロードバイク寄りの車種はライフスタイルに向きません。

速度がでない自転車というのも自分にとっては一つの良い性能になります。

でも走らないということではなく、しっかりと安定し快適な走行感で日々を支えてくれています。

自分のライフスタイルにおいて今まで作った中で一番ぴったりとあった良い一台と思えます。

低速度域近中距離市街地専用車、その通りの性能。 

 

 

 

 

 

自分が世に存在しなくなってもこの自転車は存在し続けてくれることを願って製作しました。

しかも展示品などではなく道具として誰かが乗ってくれてくれたら最高。

いつまで在り続けてくれているか、浪漫です。 

 

 

 

隆天號弐拾九式

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

到着。

 

 

 

 

 

生涯No.12.JPG

 

 

Rew10ライダーの84が作る、毎度クオリティを上げている生涯。

フリーです。

 

最早初期作とは比べものにならず。

自分の製作と同じく彼の向上心がそうさせているのでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BORED DAMASCUS WRENCH.JPG 

 

 

これは私物。

真鍮ともばっちり。

 

多分あまり使わない、けど無性につけていたい。

重厚で味のある素材を嗜む一品。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

対面。

 

 

 

 

 

 

最近は有難いことにご遠方のお客様からよくお問い合わせを頂戴します。

 

お会いしたことも無いのに自分のような未熟な製作屋を気にしていただけるのは、本当に光栄で喜ばしい事です。

 

 

 

 

 

しかし、大変申し訳ないのですが一度も顔を合わせたことの無いお客様からのオーダーは原則的にお受けしておりません。

  

うちの製作は形式が無いカスタムオーダーが基本です。

電話、メール、書面では絶対に伝わらない事があります。

 

 

 

 

 

製作現場である工房をご覧いただき、現場を感じながら直に顔を合わせて相談を進めます。

まずは最低限でも信じていただき、何をお求めか汲み取るべく些細な事でも耳を傾けますのでご要望を大いに自分にぶつけてもらう流れですが、相談方法もとくに形式が無いので都度流れで進めます。

 

 

 

自分自身が思い通りの自転車がないのが理由で工房を立ち上げたのですから、なんでも出来るわけではありませんが可能な限りはお応えしたいというのが信条。

自分が依頼する側だったら、しっかりと相談に乗ってくれる職人さんはそれだけで安心し信頼できます。

こう考える以上は少なからず自分もそれをすべきです。

 

 

 

 

 

 

 

各々の個性と感性を汲み取り、乗り手の体躯・用途・好みにしっかりと沿った上でうちらしさを盛り込むのが難しく面白い。

 

要望に基づいていくと半分以上は乗り手の個性です、それでもRew10らしく作る。

毎回悩みますが、それがうちのビルド。

 

ただ形にしたり、こちらの個性や考えを押し付けるのは簡単です。

折角ならばきちんと永く使っていただけるものを作りたい。

 

 

ご要望に合わせ永く乗っていただくというのは本当に難しく一筋縄でいきません。

永く付き合うというのは耐久性だけでなく使いやすさと飽きとの戦いでもあります。

寸法のみならずあらゆる方面からその人にぴったりあったものでないと、乗らなくなってしまいます。

乗らない自転車などただの置物、出来ることならば我が製作が日々の道具として在り続けることを願います。

 

こちらの考えを一方的に押し付けてしまっているような小手先の仕上げや仕様は望まず、一歩踏み込んだ意味の深い製作を追求したいと考えています。

 

 

実際にお会いしてもしなくても出来上がりの差など感じていただけないのかもしれません。

でも自分にとっては明らかに作りやすさと出来栄えが変わります。

こういった考えも自分の押しつけに過ぎないただのエゴかもしれませんが、折角ならば少しでも良いモノを手応えを感じやすい方法で作らせていただきたい。 

 

 

 

ちょっと難しいオーダー方法に伝わってしまうかもしれませんが、ご要望に沿った細かな寸法値などは基本こちらで考え提案しますし、細部仕様はRew10 flickrをご参照いただき今まで作った仕様を参考に組み合わせディテールを構築されたりすると良いかと思います。

あまり考えられない方は紹介している其々の過去作を一つのベースモデルと考えれば良いでしょう。

自転車歴が浅い方や初スポーツ車のお客様もオーダーできているので、ある程度相談に時間は要しますが難しいものではありません。

 

難しい事はこちらが悩むこと、ご要望は具体的でも抽象的でも問題ありません。

どのような伝達でも極力汲み取る努力はしてます。

お客様に必要なのはオーダーに対する熱意とでも申しましょうか。

一つコツとして、ご要望、ライフスタイル、好みは当然こちらで作り上げることはできませんので、その辺をしっかりとお聞かせくださるとより良いものが出来やすくなります。   

 

今までに色々幅広い製作をしてきたので、その経験を活かせばなにかしらの形でお応えできるかと思います。

 

 

 

お互いに思う一台を作り上げるには顔を合わせないと始まらないのです。

一見面倒なようですが、うちの製作は手間をかけることが効率の良い業務だと信じています。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

オーダーご検討のお客様、大変お手数ですが一度だけでも良いので工房までご足労ください。

 

世界は広し、自分などより素晴らしい職人さんも数多居ることでしょう。

それでもうちを気にしていただくのは本当に有難く、ご遠方でも思いにお応えして製作させていただきたいのは山々です。

でも安請け合い的にお受けするよりも、会って話すことでしか感じ得ない事や、話していく上で生まれるお互いの信頼関係を重視します。

 

 

レディメイドならばお会いしなくても良いですがオーダー製作をしています。

如何にして乗り手の要望を汲み取り、それにぴったり合ったものを作れるかがオーダーメイドビルダーの力量だと思っています。

 

 

 

 

 

 

長文&少々偏屈で申し訳ありませんが、ご理解とご協力をいただけますと幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

お問い合わせは快くお答えしてますので、気になるところがあればお問い合わせください。

返答に時間がかかることもありますが、必ず返事をしておりますので是非どうぞ。

 

修理・改造につきましては、可能な範囲で顔を合わせずともご依頼をお受けしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

自分の存在意義、何をすべきでどう在りたいか、やっと見えてきたような気がします。

純粋にそれに向かってみるとします。 

 

良い自転車を作るためには、自転車製作技術以外も様々な方面の勉強と探究も重要です。 

まだまだ浅学、一度の人生じゃ足りないでしょうな... 

 

 

 

 

 

 

 

 

燃料切れからの休業。

 

 

 

 

 

先日軽くお知らせしましたが、不覚にも溶接や諸々に使うガスが切れました...

 

こんな情報は普段であればどうでも良いのですが、時はお盆。

普段ならすぐ出来るガス補給、今回は早くても月曜日。

 

 

 

ガスがなくとも可能な作業は先ほどすべて終わらせてしまいました。

本日これから夜まで事務関連の仕事をしますので、おそらく出来る仕事が無し。

 

 

それなりに忙しく、気分も乗っていただけに不覚です。

また一つ学んだところで、明日金曜日と定休日の土曜日は急遽夏休みとさせていただきます。

 

 

 

 

 

日曜は出勤しますがあまりやることがなさそうなので、早めに閉めて下記イベントに顔出します。

 

 

 

PEDAL DAY 2013.jpg

 

 

毎度お世話になっている楽しい催し。

 

 

今回は展示物不足のRew10は出展しませんが、おそらく夕方頃から適当にウロウロしてますのでよろしければどうぞお気軽に絡んでください。

目印は錆々自転車の労働者です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新型。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

昨日申し上げた通り、ワイヤー制御を好みます。

ディスクブレーキも好物で、油圧のタッチと制動力の素晴らしさは良く理解しているのですが、劣っているとわかっていながら自分で使うのはワイヤー引きばかり。

 

主に通勤ばかりの自分には手軽で適していますし、ワイヤー引いて動くという原始的な構造での地道な機材進化に何故だか惹かれます。

 

昨今の油圧や電動の流れにも興味はありますが、自分で使う目的となると縁がなさそうです。

 

 

 

 

 

 

そんなディスクの使いたくなる新型があったので、かなり久々に私物パーツを購入しました。

 

 

 

 

 

 

 

 

TRP SPYRE

 

 

いままで片側しかピストンが動かないのが機械式の宿命でしたが 、TRPがやってくれました。

対向ピストンの機械式。

 

機械式ディスクには目が無い自分には嬉しいパーツであります。

手でクイクイやると、見事に両側のピストンが動きます。

 

早速、各部軽くバラし内部構造を理解、シンプルな構造で好感触です。 

機械式はのボテッとしたキャリパーが多いですが、こいつはかなり小さい。

シリンダー内部はなんか面倒だったので深追いしませんでしたが、今までのはなんだったのだと思えるぐらいの薄さで動作を成功させている。

その薄さ分軽さも感じます。

 

 

機械式はやはり特性から油圧の下に位置付けされるので、どのメーカーもなんとなく本気になってない感があり、どれも基本構造は似たような感じで安っぽいものも目立つ。

今回のも凄い本気感は無いものの、構造自体に大きな変化があるので良いフィーリングを期待してます。

片側動作ゆえブレーキかける度にローターが歪むという、永く諦めかけていた宿命ともやっとおさらばできるかと思うと感無量です。

 

 

 

 

 

さて、私物をいじっているのはお客様に申し訳ないので、業務時間外で時間を作り組み付けするとします。

本日これから宿泊覚悟でネジカスタムもしながら楽しんでみようかと。

すぐ終われば良いが、やってみないとわからないってやつです。

 

 

これでレバータッチも良かったりして使ってよければ最高ですが...感触は後日に気が向けばということで。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自ら転がす車。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mrs.KWN's Rew10 mama

 

 

かなり前に作らせていただいたRew10mama。

いわば軽快車(ママチャリ)ってやつです。

 

工房のご近所にお住まいのご婦人が乗ってくださっている一台。

こいつを乗り回しているとかなり視線を感じるらしく、楽しく乗ってくださっているご様子。

お近くなのでメンテナンスにしばしばお越しくださいます。

 

  

 

電動アシストついた軽快車のほうが当然快適かもしれないが、電気の力を借りて踏む自転車など自転車でないと、熱い魂をお持ちの素敵なご婦人です。

 

 

 

 

 

 

 

自ら転がす車と書いて自転車であります。

便利が過ぎるのも如何なものかと考えさせられます。

 

 

様々な構造や力学を駆使して人力を効率良く速度に変換、ワイヤー制御という単純な機構でブレーキや変速機等の機械が緻密に動作する素晴らしき英知。

人力を原動力にしているというのが自転車を好む一つの理由でもあります。

 

 

 

 

 

 

こういった方に乗っていただけているのは至極光栄。

乗車時お子様は自分で運転しているかの楽しさと、親の顔もすぐ近くにあり、会話も楽しみながら乗っていただくイメージで設計したのを思い出します。

自分なりの考えを様々な箇所に込めた、幅広い造作を生かした自転車です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの奥様が乗っている同様の自転車も勿論健在。

 

夫婦バイク。

 

 

かつて得意げに前座席に鎮座していた上の娘は、もう小学生。

子どもの成長は早いです。

今は己の力でしっかりと踏み、己で歩まないとならない人生と同じく、自ら転がすという楽しさや苦しみ等を自転車を通じて体感していることでしょう。

  

 

 

 

 

 

 

 

大変有難いことに、今だにお問い合わせをしばしば頂戴するのですが、このフレームは少し条件付きでオーダー承っています。

 

怪しい偏屈な条件ではありませんが、ご所望の方はお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

話は変わりますが、世間はお盆。

最近頑張って集中し火を噴きまくっていたら、アセチレンのガス欠が近い。

急いでガス屋に連絡したら今週一杯は盆休みという悲しい留守電。

ヤバいです、仕事にならないかもしれません...

今年は盆休みとらずに頑張って製作しようと、意気込みすぎて詳しい盆休み時期に気を向けていなかったのが悔やまれます。

盆は無い自分基準で居過ぎました、不覚です。

 

ということでガス切れの際は急遽夏季休業を頂戴するかもしれません。

という予告でした。

 

 

 

ガス補充したら怒涛のシワ寄せが襲い掛かってきそうな隆天工房です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

過去との対話。

 

 

 

 

 

処女作。

 

 

Rew10の処女作。

 

まだ工房の機材が全く揃わず、一台も形にしていないという状況。

当然ながらうちのフレームなど一台も見ていないのに、ただ自分を信じてくれた有難いオーダー。

最初の一台は自分のフレームではなく彼のフレーム。

今思い返せば少し無責任だったかなとも思いますが、彼はそこに意味を見出してくれたのかもしれません。

 

 

 

彼も元メッセンジャーの同僚で、今でもしばしば顔を出してはカスタムをしていきます。

今回も訳の分からんパーツ構成でカスタムしていきました。

無知だが謎な神経質な箇所があるという厄介な人物です。 

 

 

 

 

 

 

これは冶具無しで作られたフレームですが、そんなのは言い訳にもならない当時の自分の甘さを感じます。

 

 

 

彼自身にもそのまま伝えちゃってますが、造詣、様式美、その他諸々、全くなっていません。

大した意味もなく、ただただ目立つディテールを取り入れればそれが個性だと穿き違えていた時期、浅すぎます。

 

今まで相当量様々なフレームの改造や修理をしてきたので、細部を見ると製作精神や作り手の性格がなんとなく見えます。

当時は相当に貧乏で苦しい状況でしたからそこからくる焦り、ただフレーム作れるだけなのに過信・傲慢、経験の浅さ等が垣間見えます。

 

 

勿論すでに数年乗っていて乗る分には全く問題ないですが、ある種形にしているだけのフレーム。

 

フレームなんぞただ形にするだけなら、ド素人でもやり方教えれば出来ます。

しかし形にするだけと、しっかりとした売り物を作るとでは、全く次元が異なります。

深みのあるものなど絶対にできません。

 

 

 

場数踏んだその先にしか学ぶことの出来ない造詣領域があります。

 

この処女作から二台目、三台目、四台目と、初期の技術向上はとてつもなく早かった気がします。

毎回作る度に学び、出来上がる度に見違えた感触がありました。

 

処女作をみてから今作っているフレームを見ると全く別人、僅か数年でかなり上達出来たかと思います。

すべての箇所を手直ししたいぐらいですが、こういったモノを残すことで学べることも多数あるので、恥ずかしながら彼にはこのまま乗ってもらいます。

 

 

 

毎回しっかりと納得できるフレームを作らせていただいてますが、製作プロセスで手こずってしまったり、もっと良いやり方があったのではないかと思うと、まだ満足できたフレームは一台もなく、まだまだ技術の天辺が微塵も見えません。

 

 

 

今だに若輩浅学の青二才ですが、屋号に付けた"天"の字の意、ずっと忘れずに追求していきます。   

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Lugged funny

 

 

 

 

 

 

M's Lugged funny

 

 

 

 

 

 

 

 

M's Lugged funny

 

 

 

 パイプ径や角度が合わないからラグが使えない。

ならば形作ってしまえば良い。

 

 

 

 

毎回パイプ径やラグ使い等、オーナーと直にやりとりして細かなディテールを構築されていく。

 

 

 

 

オーナーの要望と好みにガッチリ沿うというレギュレーションの中で、指定しきれないごく細かい僅かな領域で自分ならではの個性をどう出すか。

これが自分の製作時の面白み。 

 

 

 

ファニーという以外は一見目立たぬ個性ですが、細部で自分なりの工作哲学が濃厚に込められた一台に仕上がりました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

deri車。

 

 

 

 

 

SUB's messenger bike

 

すいません、写真傾いちゃいました... 

 

 

 

 

 

 

SUB's messenger bike

 

 

これは元同僚メッセンジャーのデリバリーバイク。 

自分が勤めたメッセンジャー4社のうちの2社目の同僚。

 

今メッセンジャーに戻ったら自分もこの類の自転車でデリバリーするだろうな。

自分の思い描く新しいメッセンジャースタイルでデリバリーをしてみたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

5th

 

 

 

 

 

 

5th DARUMA

 

 

 

 

 

 

 

 

5th DARUMA

 

 

久々なアレ。燃えました。

 

 

そして久々のラグメッキ。

なかなか良く仕上がり、埃が気になるぐらいの照り。

 

メッキは研磨状態が命ですが、当工房では研磨は一切外注に頼らない。

 

仕上げはビルダーの魂、他人に任せた形など作りたくない。

 

 

メッキを依頼するときは、絶対研磨はしなくて良いと毎回伝えてメッキだけをお願いする。

研磨を外注に頼ると楽で適当な鋭い輝きはでるが、時に要らぬところを削られたり、一見綺麗でも細かく言えば思い描くラグのエッジやフィレットの曲面などが狂う。

自分の味わいでなくなる気がする。

ただ光っているよりも自分の味のでた仕上げを好みます。 

 

 

 

先日語ったようにメッキや塗装ありきでの工房の個性であり美しさでもあるが、塗装やメッキを自分で施工せず外注に出しているので、うちの個性は美麗なコーティングですなんて事は当然言いたくないわけで。

 

自分自身でコーティングまで行っていればそれを個性として打ち出したいが、外注ゆえ馬鹿正直な性格の自分はやはりローフィニッシュで行ける仕上げで常に勝負。

メッキが剥がれるって言葉がありますが、言葉通りのフレームになってしまうようなものは生み出したくないものです。

剥がれても味があるそんなフレームを。

 

 

良いと思えるところまで仕上げ、意思疎通が出来た確かな外注先に美麗なコーティングを行っていただけば、頑張った仕上げがより引き立つ。

 

 

 

 

どんなときでも信頼関係ってやつです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不意打ち。

 

 

 

 

Thanks,simworks.JPG

 

 

いきなりの届け物。

小粋な事してくれる素敵な方々です。

 

今後ともどうぞよろしく。