CUSTOM・REPAIRの最近のブログ記事

小物カスタム。

 

 

 

 

 

 

 

今回は小物のカスタムご依頼。 

 

 

 

Snap-on keyholder Custom

 

 

このSnap-onのキーホルダーをよりグレードアップさせたいというご依頼。

 

こういったものは性質上致し方ないところもありますが、プラスチックと板切った構造で凝り性の方だと少々満足できない仕様です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Snap-on keyholder Custom

 

 

こだわりの強いお客様ゆえ、使うマテリアルも本物のSnap-onのレンチ。

 

 

加工してしまうとほぼわからなくなってしまうところですが、こういったこだわりは大事なところ。

惜しげもなくレンチを切って使いました。

 

このレンチを被覆を剥がした鍵と接合、一部分を旋盤で作った円筒も取り入れながら形作ります。

 

 

鍵を取り付けるナットを模していた少しチープだった箇所はリアルのナットを入れます。

 

 

 

 

 

 

 

Snap-on keyholder Custom

 

 

出来上がった状態がこれです。

 

形はほぼオリジナルに近づけております。

 

スパナ部分は勿論Snap-onのレンチを用いています。

重厚感が当然のごとく増してかなり格好良いです。

 

 

 

 

 

途中かなり苦労はしましたが、自転車のステー接合と似た仕様だったので本業の経験が生きました。

 

 

 

 

 鉄と真鍮で生まれ変わって、より愛着もってお使いいただけると思います。

 

 

 

ただ模倣の完全コピー品はお断りしておりますが、これはもはや別物ですし、一個人様からのカスタムご依頼で販売目的ではないのでお受けしました。 

自転車以外のこういったカスタムも好んでおりますので、可能な限りお受けしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Three Wheeler

 

 

 

 

 

先日やっとの事で納車できたカスタム三輪自転車。

 

双子のお子様を安全かつ快適に乗せたいというミッション。

 

 

相談段階からあれこれ密に相談を重ね、市販のアシスト付き三輪自転車をカスタムする事に。

 

 

 

この手のカスタムはかなり難物、よく考えて進めないと手痛い目に合います。

緻密に考えて進めても手間は果てしない。

 

やっている最中の苦労などはこの記事などでは全く伝わらないですね...

 

 

 

 

Mr.S's Custom Three Wheeler

 

 

お子様を乗せるには全長が足りませんので、200㎜ほどフレームを伸ばしました。

 

 

お子様の安全性と長年の使用を優先し、強度はとてつもなく高い手法で進めてます。

この手のものは多少の軽量化など何の役にも立たない。

下手に重量削ろうとするとコシも安心感もなくなり、この手のものだと良い事がないです。

スポーツ車の 常識は通用しない分野です。

 

 

双子のお子様を乗せるにつき、平等に横並列が良いのでは?と提案させていただきました。

縦方向ですと一般的な自転車寸法と離れてしまうし、後輪二輪を横に広げる事により安定性も増します。

 

 

機械構造は元の状態とあまり変化ないように進める流れですが、出来上がってしまえばあっけないものですがやっている最中の手間というと、まあとてつもないです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Mr.S's Custom Three Wheeler

 

 

これはお子様を乗せるシート部分。

固い座席だと路面からの突き上げが激しいと予想、普通にやるとお子様が酷だと考えました。

 

 

ハンモック的な座席はどうでしょう?と提案し、強度抜群のバリスティッククロスで作らせていただきました。

座る部分が布の張力によるものなので振動はある程度緩和してくれることでしょう。 

 

機械構造を増やしてハイスペックにする事もできますが、変に物々しくなるのとコストを少しでも落とそうとした結果です。

 

なんでも凝れば良いという事でもなく、シンプルな思考で簡潔に進めるのが良い事も多いです。

 

 

この手の座席はREW10としても世の中においてもあまり参考前例がないので、後でいかようにも追加及び拡張がしやすいように穴付きアングルをベースに仕込んで、必要に応じて以後の調整やカスタムが しやすい仕様にしました。

座席部分はボルト留めで全部バラバラになります。

 

実際に使ってみないと見切れない部分も多く、全部を決め打ちで作ってしまうと後々大変です。

今のところは悪くない感触でした。

 

成長してお子様が乗らなくなったら、カーゴバイク的仕様にもしやすい仕様になってます。 

 

色々と考えて進めたので、元の状態とあまり変わりない乗り味に収める事が出来ました。

前例が乏しい割りに少しは気の利いた仕様に持っていく事が出来て、少し自分を褒めてやれます。 

やってる最中は相当頭を悩ませました。 

 

 

とりあえずの納車を終え、あとはお客様のほうで足置きなどその他細部をいじって、刷毛塗りで塗装をされるようで完成に至るでしょう。

塗装屋さんへ預けずに塗装を済ますのも後で修正を加える際に非常に好都合。

 

 

今回のように前例がないものはいきなりパーフェクトに持っていくのがかなり至難です。

このお客様の深海のようなご理解の深さは本当に有難い限りです。

 

 

 

 

この手のカスタムは一筋縄でいきません。

スポーツ車のほうがはるかに手間がかからないです。

ママチャリだから簡単、安く済む、そんな事は全くございませんのでご注意を。

 

ご自身で最低限以上の整備ができたり、比較的お近くにお住まいであったり、かかる大きな手間の理由と付随したコストなどをご理解いただかないとお受けできない条件付きの仕事です。

今回のお客様は必要条件を超え過ぎてくれているような素晴らしいお方、お受けするのを躊躇してしまうような依頼内容でしたが熱意に感化されお受けしました。

 

 

ご理解深く、ガッツある方でしたら、こちらも本気でお応え致します。

 

 

案の定、カスタム作業に集中し過ぎてこれ以外のお見せできるような写真は撮り忘れました。

完成した姿を楽しみにしております。

双子のお子様が楽しく乗ってくれたら最高です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

街用カスタム。

 

 

 

 

 

 

 

SURLY CUSTOM

 

 

現役メッセンジャーさんからのカスタムご依頼。

 

SURLY Cross-Checkをベースにメッセンジャーデリバリー業務で使いやすくしました。

 

 

 

 

 

 

140mm disc

 

 

 

純正のフォークから140㎜ローターのディスク仕様に作ったフォークをインストール。

 

ディスクに適した材料を使っており普通のブレードとは全く異なります。

 

経験上、普通のフォークブレードで作ったりロードのフォークにディスク台座を後付けしたものなどは経年使用で高確率で不具合出ます。

このフォークは勿論そんな症状もかなり出にくい仕様になっており、ディスクブレーキの負荷に耐えるタフネスなフォークになってます。

 

まだ少なめなフロント140㎜ローター、ブレードにかかる負荷もいささか抑制できます。

制動力も160㎜に比べると少しマイルド。

制動力アップは控えめでよいけど、雨天時でも変わらぬ制動フィーリングが欲しい方におすすめです。

 

 

 

 

 

 

 

 

SURLY CUSTOM

 

 

後ブレーキはカンチ台座を取り付け、オーナーさん持ち込みPAUL mini motoを装着。

 

焼け跡残ったままの簡易クリア部分塗装でフィニッシュ。

塗膜クオリティや錆などをあまり気にしない方ならお安いフィニッシュです。

しっかり保護したい方は普通に再塗装をおすすめします。

 

 

 

 

メッセンジャーのデリバリー業務というものは実際に何年かやってみないとわからない過酷さがあります。

自分自身も昔はメッセンジャーとして街を駆っていたので、良く理解しているつもりです。

 

 

街中の仕様には独特の領域が存在します。

スポーツ車の定石定義とは異なるものが多いです。

 

今回の仕様はその片鱗の一部で、市販品をベースにするならメッセンジャー業務でかなり良い仕様です。

フレームも作るともっともっと突き詰められます。

 

実際に街で乗り込むだけでなく、カルチャーなども知っていないと具現化しにくい分野。

技術云々だけでどうにかなるものではありません。

競技のように決まったルールもないので広く確立されている定石などに沿うのでは事足りず、個々のライフスタイルを見極めて様々な車種の要素を効果的にミックスしたりするのも必要です。

プロスポーツ用のお下がり的な自転車が流通しているのが多く、アマチュアさんのために考え抜かれて作り込まれている自転車はまだまだ少ない気がします。

 

 

 

 

幅広い分野の自転車を製作可能ですが、街道用は特に得意です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

細かいところのカスタム。

 

 

 

 

 

製作業務でいっぱいいっぱいの隆天でございます。

 

ブログ更新少なく申し訳ないです。

 

 

今回は度々熱心なカスタムをご依頼くださる常連さんのカスタム紹介です。

 

 

 

CUSTOM

 

 

フロントキャリア装着ユーザーの方におすすめのカスタム。

駐輪時にかなりストレスとなる勝手にハンドル回ってしまう現象をかなり軽減させるバネです。

これを付ければもう快適。

 

市販品でもこのような機構のものはありますが、プラスチックバンドで留めるもので格好良いものではないです。

 

直付けの専用ダボは堅牢でしっかりしており、ステンレスバネにネジで真鍮ナットで留めてメタル感満載です。

バネの種類も多数あり、硬め柔らかめと色々調整もできます。

 

 

 

 

 

 

 

CUSTOM

 

 

これは実に目立たたない地味な仕様のカスタムです。 

 

ダボと千鳥用のアウター受けは前回やらせていただいたカスタムですが、今回は新しく買われたキャリア用の支持小物を作りました。

ブレーキ根本からキャリアを結んでいる板物が今回のご依頼品。

 

この手のキャリアは通常フェンダーで繋げますが、キャリアは使われないので極力シンプルにした小物を作りました。

 

長穴でもあければ調整は楽で汎用性にも富みますが、多くの組み合わせに合わせる市販品とは異なり専用の作りにするのがカスタム屋であるREW10の仕事とも言えます。

組み合わせがわからないと汎用性を出した仕様は避けられないわけですが、付けるフレームとキャリアがわかっていれば決め位置の穴と現物に合わせた角度で作れます。

 

 

出来上がりの写真みるとあっけないものでごく簡単そうですが、この手のものは穴の位置合わせや曲げ角度などが何気にシビアです。

キャリアの水平を出すのは結構大変で、思うほど楽でないところもあります。

ピッタリ合うとなんとも気持ち良いものです。

 

 

バッチリ水平出して、最低限の小物で留まっていると全体の雰囲気を向上させてくれます。

 

 

 

 

手作業一品製作なので市販品のような安さではありませんが、むず痒いところを解消できる事は多いです。

 

細かいところにこだわりたい方や、ちょっとしたことでお困りの方はいつでもご相談ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

使いやすいもの。其の弐。

 

 

 

 

 

Mr.H's SURLY CUSTOM TROLL

 

 

この自転車のお客様、其の壱の続きです。

 

 

 

 

 

 

 

Mr.H's SURLY CUSTOM TROLL

 

 

続きまして承ったのはこのバネ。

わからない方には何この余計なバネ?みたいなものでしょう。

 

ある程度以上大きいフロントキャリアやバッグ類など付けてらっしゃる方ならよくわかると思いますが、キャリアの重みで駐輪時に勝手にハンドルクルッと症状を防げる優れものです。

 

この症状がなかなか煩わしいもので、時にはクルッと回った惰性で自転車が倒れます。

このバネを仕込むと張力でハンドルが常に前を向こうとしてくれます。

走行時はステアリングダンパーのような効果もあり、キャリア付きのハンドリングを少し向上させてくれます。

重たい荷物を載せるとバネの効果に限界はありますが、このバネがあるとなしではかなり快適性に差があります。

 

市販品でもこの手のスタビライザーはありますが、プラスチックのバンドなどで留める事になり、格好良いものではありません。

バンド無しで取り付け出来るように専用の台座を配し、錆に強いステンレスのバネと小物を付け、真鍮ナットで留めれば雰囲気良い機械感。

実用性も確保しつつ趣向性もだした仕様です。

 

 

 

 

 

 

あとセンタースタンド用板ブリッジも取り付けております。

 

Stand bridge

 

 

 

通常センタースタンドはこんなスマートには取り付けられず、アルミのゴツい塊で上下からパイプにプレッシャーをかけて留めます。

これによってチェーンステーは変形し、塗装にもキズがつきます。

破損に至るような事が必ず起こるという事ではありませんが、フレームにとって良い事は全くありません。

 

それを良い留め方に変換するのがこの写真の板ブリッジ。

センタースタンド本体の取付面の多くが平面になっていて、本体とブリッジの平面がかみ合います。

ブリッジは下を向いたコの字になっているので、ズレて空転する事もありません。

 

市販品でも板ブリッジはしばしばみますが、強くない手法で付けられているものもあります。

意外にこのブリッジには負荷がかかるので、板ブリッジの肉厚が薄すぎるとブリッジが歪みます。

スタンドはレーシングパーツでないので、変に軽量化しようとするとかえって良くないです。

重厚でタフな肉厚を確保すると耐久性が上がります。

 

軽量化や速い軽いといった性能に傾きがちの自転車業界ですが、そうすれば良いってものばかりでない、その一例がここです。

レーシング車でないものにまでレーシングのような思考や仕様は持ち込む事は有効ではありません。

軽量化等をまるで考えないという事ではなく、日常使用においては使い勝手と耐久性が優先です。

それらが十分に確保できたその次に出来る範囲の軽量化を施すと実に良いです。

公道はレース会場でもスポーツの場でもないので、車で言ったところの乗用車的仕様が一番です。

 

 

それと、板ブリッジは下側のみ溶接されているものもしばしば見かけます。

下側のみだと溶接部が途切れたところに応力がかかり、破損に至る事も少なくなく、実際に修理依頼もあります。

上部は付けたいところが谷になってしまうので溶接トーチが非常に入りにくく、そうなるのも頷けはしますが、確かな耐久性を確保するならやはり上側もしっかり付けたいところです。

勿論うちで施工したものはすべて途切れる事なく全周溶接しており堅牢です。

 

 

日常使用や街乗りといったゆるいスタイルでも本気で考え作り込めば、快適性や耐久性がかなり向上します。

使いやすいものは飽きずに永く付き合えます。 

 

 

 

各種お困りの方、遠慮なくご相談ください。

可能であれば何でも承っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使いやすいもの。其の壱。

 

 

 

 

当工房はジャンルレスで様々なものを承っておりますが、特に得意としているのは生活に密着した日常使用の自転車です。

 

レーシングやスポーツ用途も勿論できますが、街道用は特に施工経験も多く独自の提案が出来ると思います。

 

本気な分野を本気で作るところは多いですが、ゆるいスタイルを本気で考えるところは少ないです。

REW10はどんなスタイルでも本気です。 

 

 

 

 

今回はMTBも好きで乗っているが、街乗りも多いので利便性を向上したいというお客様よりご相談いただきました。

 

 

 

Mr.H's SURLY CUSTOM TROLL

 

 

先にカスタム終了後の姿です。

 

再塗装もご希望でデカールも復元したので、元からこうだったかのように仕上がってます。

 

 

 

駆動をGates carbon drive(ベルトドライブ)へ変更。

ステアスタビライザーの追加。

センタースタンド板ブリッジの追加。

 

カスタムを承った主な内容は上記です。

 

 

 

完成見るとあっけないですが、ここへ至るまでは色々な作業をしております。

 

 

BEFORE

 

 

 

SMOOTHING & BELT CONNECTOR

 

BEFORE

 

 

SMOOTHING

 

 

使う仕様が決まれば不要なものは除去すると仕上がりが綺麗です。

 

使う予定のないカンチ台座は除去。

再塗装をすれば元から無いようにしか見えなくなるよう気を払いました。

大事なのはペーパー目ではなく、歪みない光沢の線にあります。

綺麗に見せるというよりも地を作り直す、そんなイメージの研磨。

いくら鏡面に磨こうと平滑な地が出来ていなければ、仕上がりに違和感が生じます。

 

 

 

Gates carbon driveの導入カスタムのご相談は以前より増えました。

 

鉄フレームならば概ね導入できますが、導入までの道程が少々難ありの条件付きです。

 

ベルトはチェーンのように切断できないので、フレームに分割機構を設けます。

通常は今回使用したコネクター小物をシートステーに取り付けます。

このコネクターが使える径は通常外径16㎜のみ。

その他外径のパイプやその他箇所に取り付けたい場合は小物から作る特殊加工扱いです。

コネクターはロウ付けで取り付けるので、当工房で施工できるのはクロモリやステンレスなど鉄系フレームのみです。

ロウ付けをするので施工部は塗装が剥離しますので、元通りにしたい場合は再塗装も必要です。

 

 

ベルトドライブになると、外装変速は使えなくなり、シングルスピードと内装変速ハブのみの選択肢です。

 

ベルトドライブはレーシングパーツではなく、いわば少しゆるめのコンフォート的パーツ。

日常生活やゆるく楽しむような方なら、メンテナンスの手間もかからず日々の道具として非常に良いです。

レーシング用途だと変速レスポンスも良くない内装ハブですが、日常使用ならば気になるレベルでもないです。

街乗りだとぶつけて歪みやすい弱点のリアディレイラーが無くなります。

 

 

対応のパーツ規格は少ないです。

チェーンリングは、5アームだとPCD130㎜、4アームだとPCD104㎜、選択肢はこの2つのみ。

この規格は最新のレーシングパーツの中だとすでに一昔前のもの。

規格から見たところでもレーシングパーツではないという事になります。

 

 

規格をクリアしたら、ベルト長の割り出しです。

チェーンのようにリンクをつなぎ合わせたような仕様でないため切断不可です。

取り付けるフレームのリアセンターと、確保したいギア比、それに付随したチェーンリングとスプロケットの歯数、これらをすべて把握したらベルトの長さを算出可能になります。

気を付けなくてはならないのが、チェーンとベルトでは歯のピッチがまるで異なるのでチェーンで慣れた歯数で割り出すと全く違うものになるので注意が必要です。

例えばチェーン駆動の38Tはベルト駆動だと46Tぐらいでチェーンリング外周が一致します。

外周が一緒ならギア比は一緒ですが、歯数はチェーンとベルトでは全く違います。 

 

ベルト導入のためにはやる事も多いですし、ベルト用のパーツも安くないので、コストもかかります。

 

 

これ等の条件が乗り越えられる方なら、メンテナンス頻度が極めて少なく済むベルトドライブの自転車ライフが待ってます。

油汚れから解放されるとなかなかチェーンには戻れないです。

 

空気入れの次ぐらいの頻度が要求される駆動系の掃除。

放置すればした分摩耗し、汚れも頑固になりつつ走行感も渋くなるチェーン駆動。

当たり前について回ってきたメンテナンスから解放されます。

耐久性も抜群ですので、チェーンではしばらく乗ると必要だった張り直しもほぼありません。

数年間で4万㎞弱ぐらいは乗った愛車のベルトはまだまだ倍以上は使えそうな状態です。

 

毎日使っている道具のメンテナンスは少なく済むならそのほうが良いです。

最初の組付けに心血注いで組み上げるのは大好きですが、度々手間をかけてあげないと維持できない道具は品質が良くないとも言えます。

長年使うにはメンテナンスフリーというのはどの分野でも不可能に近いと思いますが、適切な作り込みと最低限でも確かなメンテンナンスをしてさえいれば永く付き合える道具が手元に残る気がします。 

 

 

いじらず乗っても動きが渋る事もなく、駆動音なく静か。

自転車は派手な機械音より無音好きの自分には実に良いです。

 

 

ベルト導入のカスタムは、分割コネクターの施工、ベルト長やギア比算出、パーツ手配、組付けなど、全工程でもご依頼承っております。

ベルト割り出しや手配組付けがご自身で出来る方は、コネクターの施工だけでもOKです。

 

 

 

 

 

規格の少なさには自分も難儀した一人でした。

 

リアセンター激長の我が愛車、以前は適合する中で思うギア比を確保しようとすると、選択肢は4アーム104㎜のみ。

5アーム好きの自分には苦渋の選択でしたが、渋々4アームを使っておりました。

 

 

BELT 

 

最近はベルトの長さの商品構成が以前より増えて、我が愛車にも5アームがつけられる選択肢が見出せました。

 

しばらくしていない愛車のカスタムをこの機にと、以前より気になっていたMIDDLEBURNのクランクを導入しました。

最近は鉄フレームに似合うクランクが激減してるので、当工房のお客様にも人気です。

このクランクは自分のような少し昔の自転車の雰囲気が好きな方にはなかなか良いクランクです。

お客様の発注分に便乗し、やっと取り入れ完了です。

 

24㎜スピンドルに対応しつつも古き良きクランクを踏襲したルックス。

クランクアームとスパイダーが分離出来てPCD等を変更出来たりするところも、自分のような一昔前のカスタムを好む自転車野郎には垂涎モノです。

新しいものと古いものが融合したようなクランク、自分の愛車のコンセプトにも通じぴったりです。

今のパーツはカスタムがやりにくく、少しもの寂しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

CHAINSTAY CONNECTOR 

 

 

オーダー製作ですとこのような仕様も出来ます。

パイプ中腹につくよりもシンプルになります。

 

後付けのカスタムだと非常にやりにくいです。

カスタムとオーダー製作は自由度がまるで違います。

 

 

 

ベルトドライブの施工はいつでもご相談承っております。

 

長くなってしまったので其の弐に続きます。

次回はバネ&スタンド編です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修理しつつ改良。

 

 

 

 

エンド回りが曲がってしまったので修理を...

というご相談はかなり多いです。

 

 

 

 

 

REPAIR

 

 

この手のエンドはこじんまりとしていて格好良いのですが、自転車として普通に乗ってかからない負荷にはめっぽう弱い性質があります。

こういった構造のエンドの修理件数は多いのですが、件数が多いという事はそのまま強度を物語ります。

 

曲げ直して直すのが通常で曲げ直しも可能ではあります。

価格も比較的安価で承れますが、その分リスクが付きまといます。

 

曲がってしまったダメージのある箇所をさらに曲げ直すので、当然金属疲労が2倍かかります。

そのまま乗っていただいて問題のない事が多いですが、保証は出来ず稀に破損に至ってしまっても責任はとれませんので、その旨のご理解が必須となります。

 

安いなりにその分です。

元のような動作確保は出来ても金属疲労は残ったままになります。

 

 

 

 

 

 

今回は親子2代で大事になさっているフレームだそうで、ご相談の結果でエンドを差し替える手法になりました。

 

 

 

REPAIR

 

 

このエンドはREW10おすすめのエンドです。

ただの板型ではなく耳付きなので、縦横に強度のある構造体となってます。

 

交換可能なステンレスディレイラータブが別体になっているエンドです。

こうなるとちょっとやそっとではエンド本体は曲がりません。

ディレイラータブはぶつけると曲がってしまいますが、曲げ直し可能で金属疲労は本体へは届きません。

今回のように後方に負荷がかかってもタブ部分のみで曲がる事が多く、本体エンドまでいく事はかなり少なくなります。

仮に折れてしまってもタブは交換可能。

ステンレスは粘りがあり塗装も不要、こういった箇所には非常に適しております。

 

 

見た目がちぐはぐにならないように差し込みラグ部分は残して、フィレット接合で自然に繋げました。

再塗装でもすれば元からこうだったかのような仕上がりになったと思います。

 

 

曲げ直しよりコストかかりますが、このエンド箇所の金属疲労は無になり強度は新品時以上になります。

同じトラブルにあう可能性は低くなり、仮にあってしまった場合でも今度は非常に直しやすくなります。 

 

 

安い曲げ直しは、位置関係だけ元に近い感じで戻すだけでダメージは残ったまま。

コストかかる差し替えは、金属疲労を部分リセットしより高強度にしつつ修繕もしやすい構造体となります。

 

クオリティの差はコストに反映されますが、どちらの手法が適しているかは個人個人で選択していただいて良いと思います。

 

 

 

その他各種のカスタムやリペアなど、随時手広く承っております。

とりあえずご相談だけでもかまいませんので、何かお困りの方はなんなりとお問い合わせください。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カスタム探究。

 

 

 

 

 

 

 

STAINLESS STEM

 

 

一見鉄にも見えますが、オールステンレスのステム。

 

ステンレスには銀ロウ付けが基本とされてます。

時にステンレスには真鍮ロウ付けは向かないだか出来ないとかも耳に入ったりしますが、この通りきちんと出来ます。

でも美味しくロウ付け出来る温度範囲がピーキー過ぎて鉄よりも難物な事は確かです。

 

お客様のお好みもあってあえて磨き過ぎず、鉄のローフィニッシュかのような仕上げにしました。

鉄と違って塗膜もないリアルローフィニッシュを嗜めるのは生地でいける金属の特権です。 

 

 

 

 

 

 

 

DAMASCUS PEDAL

 

 

真鍮ではよくやってますが、今回はダマスカス。

 

ダマスカスヘッドキャップより面積がかなり広いので杢目の雰囲気は相当なもの。

 

面積広いだけでなく、一つ作れば終わりのヘッドキャップと違い、片方2枚x2=4枚作らないといけないので、手間も材料費もかかります。

 

踏むのがもったいなくなってくるぐらいですが、固いダマスカス鋼はペダルとしても堅牢で優秀だと思います。

使い込まれた姿がぜひ見たいです。

 

格好良すぎて自分用にも作りたくなりましたが、お客様の製作が優先なので暇にならない限りは作れなそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

SURLY PARODY

 

 

ここまでやった自転車なので、気になさっていたヘッドバッジもカスタムさせていただました。

 

REW10の自転車も愛してくださっているお客様ゆえ、相談の結果でREW10のヘッドバッジを自ら模してSURLY仕様にセルフパロディしました。

 

数多くカスタムをさせていただいた経緯も込め、特別にやらせていただきました。

 

 

しばしばお問い合わせいただきますが、他社様の自転車にREW10のヘッドバッジ付けたり、銘切を刻んだりは承っていないのでご注意ください。

今回でもREW10の純正そのままのバッジを付けるという事でしたらNGです。

REW10のヘッドバッジではなく、SURLY仕様のREW10セルフパロディなので承りました。

他社様の自転車をうちの名前であるかのようには出来ません。

 

 

その他、他社様の真似や模倣そのまま、強く他社様の仕様を連想させるような仕様は承っておりません。

 

 

あとは動作がきちんと確保出来て、技術面で可能な内容でしたら無制限で各種改造を承っております。

 

自転車のみならず、生活雑貨やその他部品、可能なものでしたらなんでもどうぞ。

 

 

 

 

市販品では満足できないカスタム愛好家のあくなき探究は続きます。

うちなどでよろしければご相談に乗りますので、なんなりとお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

お持ち込みカスタム。

 

 

 

 

 

 

REW10のフレームでないと承れない、自転車屋さんでやっているような作業は受けていない。

 

こんなイメージがREW10にはあるかもしれません。

 

基本的に出来る事であればなんでもお受けしております。

REW10のフレーム改造は勿論大歓迎ですし、他社様のお持ち込みでも謹んでお受けします。

 

 

出来ない事って何?と言いますと、

一つは、他社様の完全コピー品製作です。

うちはパクリは大嫌いですし誓ってやりませんのでお受けできません。

どこまでがパクリでないかというのは過去記事に記載してますので、そちらをご参照ください。

 

あとは技術的に可能でコストの折り合いが付けば積極的にお受けしています。

 

 

通常の自転車屋さんがやっている業務も行ってはおりますが、必要なパーツなどはすべて取り寄せとなります。

REW10は自転車店ではなく、製作屋で鉄工所ですので、REW10の製品以外ほぼ在庫しておりません。

ちょっとでもフレームなどに加工があるようでしたら、加工を済ませている期間にパーツ手配もして加工が終わる頃には、パーツが来るようにしております。

 

市販のパーツを直に手に取ってご覧になりたいでしたら、周りに名店揃いですので各店へどうぞ。

少しでもREW10テイストを入れて組んでみたいとか、有難い熱意のある方はご遠慮なくお問い合わせください。

熱意は熱意でお返しします。

 

 

 

今回はそんなお持ち込み事例を参考程度に紹介します。

 

いずれも施工前の写真撮り忘れてしまって申し訳ないです。

 

まずは作ったところへ持ち込んだ際に断られてしまったとの事で、うちへ改造ついでにパーツも一新したいとお持ちいただいた自転車です。

 

REW10のフレームもそうですが、出来れば生みの親が進めるのがベストだとは思うのですが、断られてしまったとあればうちが断ればこのお客様の行き場がなくなってしまうので、謹んでお受けしています。

 

 

 

 

お持ち込みCustom

 

 

古いものでしたので、フレーム内部の錆取りや洗浄もしてから各部改造や組付けに入ります。

 

フレームがドブ付け出来る洗浄液を持っているので、自転車店ではやりにくいフレーム内部隅々の錆取りも可能です。

ただ、錆が取れるだけで劣化まで無くなって新品に戻るわけではないのでご注意ください。

今回のフレームは年月が経っていても保存状態が非常に良好だったので、かなり綺麗になりました。

 

錆を除去した後は強力は防錆材で内部をコーティングします。

 

 

 

 

お持ち込みCustom

 

 

お持ち込みCustom

 

 

 

お持ち込みCustom

 

 

完成車でお持ち込みいただきましたが、パーツがすべて古いので現在のパーツが付くようにエンド幅なども修正しています。

 

ただ適当に拡張するわけでなく、定盤にセットして精度をチェックし芯を捉えながら少しずつ拡張します。

定盤も無しに広げると芯も出ませんので、自転車店ではできない作れる環境があっての作業です。 

  

ホイール組もご依頼いただいたのでREW10らしくメッキ無し真鍮ニップルを使ったり、真鍮座金を作って組んだり、さりげない範囲で個性も出しています。

WレバーからSTIになったり、変速段数も各段に増えたり、キャリアも新設したり、古いものでも現代で遜色ない仕様になったかと思います。

 

ダメ元でお持ちくださった模様でしたが、お受けするだけでも喜んでくださって光栄です。

無論お受けするだけで終わりなんて事はなく、きっちり仕上げます。

お預かりから納車まで数日のスムーズさで進み、仕上がりも気に入ってくださって嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてはこちらです。

 

以前に塗り替え希望でお持ち込みいただいたMOULTONのカスタム再依頼。

 

 

MOULTON CUSTOM

 

 

今回はフレームでなくパーツの改造です。

retroshiftと Sturmey-Archerのレバーの組み合わせがどうしてもハイトが合わないとの事。

ニッチな組み合わせなのでこういった症例も致し方ないですが、旋盤加工で台座部分を削って、取り付けネジもカットし、きっちり動作するように改造出来てます。

 

 

 

 

MOULTON CUSTOM

 

 

その他シートクランプのネジもカスタムしたのですが、うっかり写真に入っておらずごめんなさい。

Z-WORKSさんが塗ってくれた塗装もロゴも綺麗でそっちに気を取られました。

 

今回は即日仕上げで終了です。

うちのフレームも所有してくださっているお客様なので、出来る範囲に最大で頑張りました。

 

 

MOULTON CUSTOM

 

 

この方の自転車についていたNITTO製のチタンステムとハンドル。

 

お祖父様から受け継いだものらしく、かなり格好良いです。

 

 

 

 

MOULTONなどの小径車の改造や修理もお受けしております。

この手の自転車は入り組んだ特殊な構造ゆえに高コストになる事が多いですが、お困りの方はご相談ください。

ステンレスモデルでも修理できます。

 

 

 

 

お持ち込みでも可能な限りお受けしています。

 

休みない業務をしてかなり進めたため、今後は比較的落ち着き気味傾向にあるREW10WORKSです。

 

大作製作のご依頼以外は早めに納車できると思います。

 

自転車でもそれ以外でも、自分にできそうな事でお悩みのお客様がいらっしゃれば、ぜひお声がけいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

夏季営業案内&変種。

 

 

 

 

 

夏季の営業案内ですが、仕事多数なのでしばらく休みなく営業します。

盆休みも土曜日定休日もなくずっと営業します。

 

進行次第でお休みいただく事もあるかもしれませんが、その際は必ず告知致しますので告知がなければ店舗及び工房は営業していると思っていただいて大丈夫です。

googleの営業日情報もいじっておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は少なめな変わり種な自転車の紹介です。 

 

 

Tommy's POLOBIKE

 

 

 

もはや付き合い古くなってきたバイクポロプレイヤー兼現役メッセンジャーのTommy。

 

なにやら新しいプレースタイルを見出したようなのでVブレーキ台座を新設しました。

 

 

怪しげなフィニッシュは粗めの黒錆。

ガツガツとぶつかる競技ゆえ、綺麗なフィニッシュなど望まない自転車。

最初から荒々しいぐらいのほうがさらに風格もでたります。

 

うちで製作したイカついディスクキャリパー&ローターが懐かしい。

バイクポロで使う実際のボールを手元に、絶対ヒットしないように作りました。

かなり堅牢に作ったのでまだまだ使えます。

 

新しいスタイルが成就するのを願っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Untitled

 

 

こちらはスキッドを楽しみまくっているお客様の一台。

 

26x1.4のタイヤにぴったりのクリアランスで強靭なディスクフォークが欲しいとのご依頼で、フォークのみ作らせていただきました。 

見た目が似たようなものでもロード用のフォークとはまるで異なる強度あるディスクフォーク。

ディスクの制動負荷にもしっかり耐えてくれます。 

 

この条件を満たすようなフォークなど、ニッチ過ぎて市販品あり得ないのでオーダー製作というのが生きてきます。

 

前後のタイヤ径が違くともフレームがホリゾンタルに近く設定できて、まとまり良く出来上がっています。

 

ストリートはスタイルが自由で縛りもありません。

ぴったりと要望に合わせようとすると、特異な箇所でこだわる人ほど思い通りのものがありません。

彼も自分なりのポジションとセッティング等を日々試して追求し、今回のカスタムはかなり好感触になったと喜んでくれています。

 

 

 

 

 

 

Custom made fork

 

 

うちの自転車は決まった組み方や雰囲気で組まないといけないというのは、生みの親である自分としては特にありません。

 

自分がシンプルで渋い色調のものが好みであるだけで、今回のような一台も良い自転車だと思います。

差し色の赤、ステッカーチューンも自由にやってもらったり、色々なスタイルのREW10を見れるのはこちらとして強く望んでいる事です。 

 

 

 

 

こういった変わった自転車の製作やカスタムも随時お受けしております。

 

自転車はオールジャンル得意、守備範囲の広さはREW10の強みの一つです。

ヴィンテージから新しいもの、ジャンクバイクから繊細で美しいもの、車種は正統派から変種やミックス車種まで色々。

 

とりあえずはご遠慮なくなんでもお問い合わせいただければ幸いです。

可能なことでしたら積極的に承っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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