CUSTOM・REPAIRの最近のブログ記事

使いやすいもの。其の弐。

 

 

 

 

 

Mr.H's SURLY CUSTOM TROLL

 

 

この自転車のお客様、其の壱の続きです。

 

 

 

 

 

 

 

Mr.H's SURLY CUSTOM TROLL

 

 

続きまして承ったのはこのバネ。

わからない方には何この余計なバネ?みたいなものでしょう。

 

ある程度以上大きいフロントキャリアやバッグ類など付けてらっしゃる方ならよくわかると思いますが、キャリアの重みで駐輪時に勝手にハンドルクルッと症状を防げる優れものです。

 

この症状がなかなか煩わしいもので、時にはクルッと回った惰性で自転車が倒れます。

このバネを仕込むと張力でハンドルが常に前を向こうとしてくれます。

走行時はステアリングダンパーのような効果もあり、キャリア付きのハンドリングを少し向上させてくれます。

重たい荷物を載せるとバネの効果に限界はありますが、このバネがあるとなしではかなり快適性に差があります。

 

市販品でもこの手のスタビライザーはありますが、プラスチックのバンドなどで留める事になり、格好良いものではありません。

バンド無しで取り付け出来るように専用の台座を配し、錆に強いステンレスのバネと小物を付け、真鍮ナットで留めれば雰囲気良い機械感。

実用性も確保しつつ趣向性もだした仕様です。

 

 

 

 

 

 

あとセンタースタンド用板ブリッジも取り付けております。

今回写真は撮り忘れましたが、この過去ログや当ブログサイドバーで『センタースタンド』と検索していただければ施工例でてきます。

 

通常センタースタンドはアルミのゴツい塊で上下からパイプにプレッシャーをかけて留めます。

これによってチェーンステーは変形し、塗装も剥離します。

破損に至るような事が必ず起こるという事ではありませんが、フレームにとって良い事は全くありません。

 

それを良い留め方にするのが板ブリッジ。

センタースタンド本体の多くが平面になっていて、本体とブリッジの平面がかみ合います。

ブリッジは下を向いたコの字になっているので、ズレて空転する事もありません。

 

市販品でも板ブリッジはしばしばみますが、強くない手法で付けられているものもあります。

意外にこのブリッジには負荷がかかるので、板ブリッジの肉厚が薄すぎるものブリッジが歪みます。

スタンドはレーシングパーツでないので、変に軽量化しようとするとかえって良くないです。

重厚でタフな肉厚を確保すると耐久性が上がります。

 

軽量化や速い軽いといった性能に傾きがちの自転車業界ですが、そうすれば良いってものばかりでない、その一例がここです。

レーシング車でないものにまでレーシングのような思考や仕様は持ち込む事は有効ではありません。

軽量化等をまるで考えないという事ではなく、日常使用においては使い勝手と耐久性が優先です。

それらが十分に確保できたその次に出来る範囲の軽量化を施すと実に良いです。

公道はレース会場でもスポーツの場でもないので、車で言ったところの乗用車的仕様が一番です。

 

 

それと、板ブリッジは下側のみ溶接されているものもしばしば見かけます。

下側のみだと溶接部が途切れたところに応力がかかり、破損に至る事も少なくなく、実際に修理依頼もあります。

上部は付けたいところが谷になってしまうので溶接トーチが非常に入りにくく、そうなるのも頷けはしますが、確かな耐久性を確保するならやはり上側もしっかり付けたいところです。

勿論うちで施工したものはすべて途切れる事なく全周溶接しており堅牢です。

 

 

日常使用や街乗りといったゆるいスタイルでも本気で考え作り込めば、快適性や耐久性がかなり向上します。

使いやすいものは飽きずに永く付き合えます。 

 

 

 

各種お困りの方、遠慮なくご相談ください。

可能であれば何でも承っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

使いやすいもの。其の壱。

 

 

 

 

当工房はジャンルレスで様々なものを承っておりますが、特に得意としているのは生活に密着した日常使用の自転車です。

 

レーシングやスポーツ用途も勿論できますが、街道用は特に施工経験も多く独自の提案が出来ると思います。

 

本気な分野を本気で作るところは多いですが、ゆるいスタイルを本気で考えるところは少ないです。

REW10はどんなスタイルでも本気です。 

 

 

 

 

今回はMTBも好きで乗っているが、街乗りも多いので利便性を向上したいというお客様よりご相談いただきました。

 

 

 

Mr.H's SURLY CUSTOM TROLL

 

 

先にカスタム終了後の姿です。

 

再塗装もご希望でデカールも復元したので、元からこうだったかのように仕上がってます。

 

 

 

駆動をGates carbon drive(ベルトドライブ)へ変更。

ステアスタビライザーの追加。

センタースタンド板ブリッジの追加。

 

カスタムを承った主な内容は上記です。

 

 

 

完成見るとあっけないですが、ここへ至るまでは色々な作業をしております。

 

 

BEFORE

 

 

 

SMOOTHING & BELT CONNECTOR

 

BEFORE

 

 

SMOOTHING

 

 

使う仕様が決まれば不要なものは除去すると仕上がりが綺麗です。

 

使う予定のないカンチ台座は除去。

再塗装をすれば元から無いようにしか見えなくなるよう気を払いました。

大事なのはペーパー目ではなく、歪みない光沢の線にあります。

綺麗に見せるというよりも地を作り直す、そんなイメージの研磨。

いくら鏡面に磨こうと平滑な地が出来ていなければ、仕上がりに違和感が生じます。

 

 

 

Gates carbon driveの導入カスタムのご相談は以前より増えました。

 

鉄フレームならば概ね導入できますが、導入までの道程が少々難ありの条件付きです。

 

ベルトはチェーンのように切断できないので、フレームに分割機構を設けます。

通常は今回使用したコネクター小物をシートステーに取り付けます。

このコネクターが使える径は通常外径16㎜のみ。

その他外径のパイプやその他箇所に取り付けたい場合は小物から作る特殊加工扱いです。

コネクターはロウ付けで取り付けるので、当工房で施工できるのはクロモリやステンレスなど鉄系フレームのみです。

ロウ付けをするので施工部は塗装が剥離しますので、元通りにしたい場合は再塗装も必要です。

 

 

ベルトドライブになると、外装変速は使えなくなり、シングルスピードと内装変速ハブのみの選択肢です。

 

ベルトドライブはレーシングパーツではなく、いわば少しゆるめのコンフォート的パーツ。

日常生活やゆるく楽しむような方なら、メンテナンスの手間もかからず日々の道具として非常に良いです。

レーシング用途だと変速レスポンスも良くない内装ハブですが、日常使用ならば気になるレベルでもないです。

街乗りだとぶつけて歪みやすい弱点のリアディレイラーが無くなります。

 

 

対応のパーツ規格は少ないです。

チェーンリングは、5アームだとPCD130㎜、4アームだとPCD104㎜、選択肢はこの2つのみ。

この規格は最新のレーシングパーツの中だとすでに一昔前のもの。

規格から見たところでもレーシングパーツではないという事になります。

 

 

規格をクリアしたら、ベルト長の割り出しです。

チェーンのようにリンクをつなぎ合わせたような仕様でないため切断不可です。

取り付けるフレームのリアセンターと、確保したいギア比、それに付随したチェーンリングとスプロケットの歯数、これらをすべて把握したらベルトの長さを算出可能になります。

気を付けなくてはならないのが、チェーンとベルトでは歯のピッチがまるで異なるのでチェーンで慣れた歯数で割り出すと全く違うものになるので注意が必要です。

例えばチェーン駆動の38Tはベルト駆動だと46Tぐらいでチェーンリング外周が一致します。

外周が一緒ならギア比は一緒ですが、歯数はチェーンとベルトでは全く違います。 

 

ベルト導入のためにはやる事も多いですし、ベルト用のパーツも安くないので、コストもかかります。

 

 

これ等の条件が乗り越えられる方なら、メンテナンス頻度が極めて少なく済むベルトドライブの自転車ライフが待ってます。

油汚れから解放されるとなかなかチェーンには戻れないです。

 

空気入れの次ぐらいの頻度が要求される駆動系の掃除。

放置すればした分摩耗し、汚れも頑固になりつつ走行感も渋くなるチェーン駆動。

当たり前について回ってきたメンテナンスから解放されます。

耐久性も抜群ですので、チェーンではしばらく乗ると必要だった張り直しもほぼありません。

数年間で4万㎞弱ぐらいは乗った愛車のベルトはまだまだ倍以上は使えそうな状態です。

 

毎日使っている道具のメンテナンスは少なく済むならそのほうが良いです。

最初の組付けに心血注いで組み上げるのは大好きですが、度々手間をかけてあげないと維持できない道具は品質が良くないとも言えます。

長年使うにはメンテナンスフリーというのはどの分野でも不可能に近いと思いますが、適切な作り込みと最低限でも確かなメンテンナンスをしてさえいれば永く付き合える道具が手元に残る気がします。 

 

 

いじらず乗っても動きが渋る事もなく、駆動音なく静か。

自転車は派手な機械音より無音好きの自分には実に良いです。

 

 

ベルト導入のカスタムは、分割コネクターの施工、ベルト長やギア比算出、パーツ手配、組付けなど、全工程でもご依頼承っております。

ベルト割り出しや手配組付けがご自身で出来る方は、コネクターの施工だけでもOKです。

 

 

 

 

 

規格の少なさには自分も難儀した一人でした。

 

リアセンター激長の我が愛車、以前は適合する中で思うギア比を確保しようとすると、選択肢は4アーム104㎜のみ。

5アーム好きの自分には苦渋の選択でしたが、渋々4アームを使っておりました。

 

 

BELT 

 

最近はベルトの長さの商品構成が以前より増えて、我が愛車にも5アームがつけられる選択肢が見出せました。

 

しばらくしていない愛車のカスタムをこの機にと、以前より気になっていたMIDDLEBURNのクランクを導入しました。

最近は鉄フレームに似合うクランクが激減してるので、当工房のお客様にも人気です。

このクランクは自分のような少し昔の自転車の雰囲気が好きな方にはなかなか良いクランクです。

お客様の発注分に便乗し、やっと取り入れ完了です。

 

24㎜スピンドルに対応しつつも古き良きクランクを踏襲したルックス。

クランクアームとスパイダーが分離出来てPCD等を変更出来たりするところも、自分のような一昔前のカスタムを好む自転車野郎には垂涎モノです。

新しいものと古いものが融合したようなクランク、自分の愛車のコンセプトにも通じぴったりです。

今のパーツはカスタムがやりにくく、少しもの寂しいですね。

 

 

 

 

 

 

 

 

CHAINSTAY CONNECTOR 

 

 

オーダー製作ですとこのような仕様も出来ます。

パイプ中腹につくよりもシンプルになります。

 

後付けのカスタムだと非常にやりにくいです。

カスタムとオーダー製作は自由度がまるで違います。

 

 

 

ベルトドライブの施工はいつでもご相談承っております。

 

長くなってしまったので其の弐に続きます。

次回はバネ&スタンド編です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

修理しつつ改良。

 

 

 

 

エンド回りが曲がってしまったので修理を...

というご相談はかなり多いです。

 

 

 

 

 

REPAIR

 

 

この手のエンドはこじんまりとしていて格好良いのですが、自転車として普通に乗ってかからない負荷にはめっぽう弱い性質があります。

こういった構造のエンドの修理件数は多いのですが、件数が多いという事はそのまま強度を物語ります。

 

曲げ直して直すのが通常で曲げ直しも可能ではあります。

価格も比較的安価で承れますが、その分リスクが付きまといます。

 

曲がってしまったダメージのある箇所をさらに曲げ直すので、当然金属疲労が2倍かかります。

そのまま乗っていただいて問題のない事が多いですが、保証は出来ず稀に破損に至ってしまっても責任はとれませんので、その旨のご理解が必須となります。

 

安いなりにその分です。

元のような動作確保は出来ても金属疲労は残ったままになります。

 

 

 

 

 

 

今回は親子2代で大事になさっているフレームだそうで、ご相談の結果でエンドを差し替える手法になりました。

 

 

 

REPAIR

 

 

このエンドはREW10おすすめのエンドです。

ただの板型ではなく耳付きなので、縦横に強度のある構造体となってます。

 

交換可能なステンレスディレイラータブが別体になっているエンドです。

こうなるとちょっとやそっとではエンド本体は曲がりません。

ディレイラータブはぶつけると曲がってしまいますが、曲げ直し可能で金属疲労は本体へは届きません。

今回のように後方に負荷がかかってもタブ部分のみで曲がる事が多く、本体エンドまでいく事はかなり少なくなります。

仮に折れてしまってもタブは交換可能。

ステンレスは粘りがあり塗装も不要、こういった箇所には非常に適しております。

 

 

見た目がちぐはぐにならないように差し込みラグ部分は残して、フィレット接合で自然に繋げました。

再塗装でもすれば元からこうだったかのような仕上がりになったと思います。

 

 

曲げ直しよりコストかかりますが、このエンド箇所の金属疲労は無になり強度は新品時以上になります。

同じトラブルにあう可能性は低くなり、仮にあってしまった場合でも今度は非常に直しやすくなります。 

 

 

安い曲げ直しは、位置関係だけ元に近い感じで戻すだけでダメージは残ったまま。

コストかかる差し替えは、金属疲労を部分リセットしより高強度にしつつ修繕もしやすい構造体となります。

 

クオリティの差はコストに反映されますが、どちらの手法が適しているかは個人個人で選択していただいて良いと思います。

 

 

 

その他各種のカスタムやリペアなど、随時手広く承っております。

とりあえずご相談だけでもかまいませんので、何かお困りの方はなんなりとお問い合わせください。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

カスタム探究。

 

 

 

 

 

 

 

STAINLESS STEM

 

 

一見鉄にも見えますが、オールステンレスのステム。

 

ステンレスには銀ロウ付けが基本とされてます。

時にステンレスには真鍮ロウ付けは向かないだか出来ないとかも耳に入ったりしますが、この通りきちんと出来ます。

でも美味しくロウ付け出来る温度範囲がピーキー過ぎて鉄よりも難物な事は確かです。

 

お客様のお好みもあってあえて磨き過ぎず、鉄のローフィニッシュかのような仕上げにしました。

鉄と違って塗膜もないリアルローフィニッシュを嗜めるのは生地でいける金属の特権です。 

 

 

 

 

 

 

 

DAMASCUS PEDAL

 

 

真鍮ではよくやってますが、今回はダマスカス。

 

ダマスカスヘッドキャップより面積がかなり広いので杢目の雰囲気は相当なもの。

 

面積広いだけでなく、一つ作れば終わりのヘッドキャップと違い、片方2枚x2=4枚作らないといけないので、手間も材料費もかかります。

 

踏むのがもったいなくなってくるぐらいですが、固いダマスカス鋼はペダルとしても堅牢で優秀だと思います。

使い込まれた姿がぜひ見たいです。

 

格好良すぎて自分用にも作りたくなりましたが、お客様の製作が優先なので暇にならない限りは作れなそうです。

 

 

 

 

 

 

 

 

SURLY PARODY

 

 

ここまでやった自転車なので、気になさっていたヘッドバッジもカスタムさせていただました。

 

REW10の自転車も愛してくださっているお客様ゆえ、相談の結果でREW10のヘッドバッジを自ら模してSURLY仕様にセルフパロディしました。

 

数多くカスタムをさせていただいた経緯も込め、特別にやらせていただきました。

 

 

しばしばお問い合わせいただきますが、他社様の自転車にREW10のヘッドバッジ付けたり、銘切を刻んだりは承っていないのでご注意ください。

今回でもREW10の純正そのままのバッジを付けるという事でしたらNGです。

REW10のヘッドバッジではなく、SURLY仕様のREW10セルフパロディなので承りました。

他社様の自転車をうちの名前であるかのようには出来ません。

 

 

その他、他社様の真似や模倣そのまま、強く他社様の仕様を連想させるような仕様は承っておりません。

 

 

あとは動作がきちんと確保出来て、技術面で可能な内容でしたら無制限で各種改造を承っております。

 

自転車のみならず、生活雑貨やその他部品、可能なものでしたらなんでもどうぞ。

 

 

 

 

市販品では満足できないカスタム愛好家のあくなき探究は続きます。

うちなどでよろしければご相談に乗りますので、なんなりとお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

お持ち込みカスタム。

 

 

 

 

 

 

REW10のフレームでないと承れない、自転車屋さんでやっているような作業は受けていない。

 

こんなイメージがREW10にはあるかもしれません。

 

基本的に出来る事であればなんでもお受けしております。

REW10のフレーム改造は勿論大歓迎ですし、他社様のお持ち込みでも謹んでお受けします。

 

 

出来ない事って何?と言いますと、

一つは、他社様の完全コピー品製作です。

うちはパクリは大嫌いですし誓ってやりませんのでお受けできません。

どこまでがパクリでないかというのは過去記事に記載してますので、そちらをご参照ください。

 

あとは技術的に可能でコストの折り合いが付けば積極的にお受けしています。

 

 

通常の自転車屋さんがやっている業務も行ってはおりますが、必要なパーツなどはすべて取り寄せとなります。

REW10は自転車店ではなく、製作屋で鉄工所ですので、REW10の製品以外ほぼ在庫しておりません。

ちょっとでもフレームなどに加工があるようでしたら、加工を済ませている期間にパーツ手配もして加工が終わる頃には、パーツが来るようにしております。

 

市販のパーツを直に手に取ってご覧になりたいでしたら、周りに名店揃いですので各店へどうぞ。

少しでもREW10テイストを入れて組んでみたいとか、有難い熱意のある方はご遠慮なくお問い合わせください。

熱意は熱意でお返しします。

 

 

 

今回はそんなお持ち込み事例を参考程度に紹介します。

 

いずれも施工前の写真撮り忘れてしまって申し訳ないです。

 

まずは作ったところへ持ち込んだ際に断られてしまったとの事で、うちへ改造ついでにパーツも一新したいとお持ちいただいた自転車です。

 

REW10のフレームもそうですが、出来れば生みの親が進めるのがベストだとは思うのですが、断られてしまったとあればうちが断ればこのお客様の行き場がなくなってしまうので、謹んでお受けしています。

 

 

 

 

お持ち込みCustom

 

 

古いものでしたので、フレーム内部の錆取りや洗浄もしてから各部改造や組付けに入ります。

 

フレームがドブ付け出来る洗浄液を持っているので、自転車店ではやりにくいフレーム内部隅々の錆取りも可能です。

ただ、錆が取れるだけで劣化まで無くなって新品に戻るわけではないのでご注意ください。

今回のフレームは年月が経っていても保存状態が非常に良好だったので、かなり綺麗になりました。

 

錆を除去した後は強力は防錆材で内部をコーティングします。

 

 

 

 

お持ち込みCustom

 

 

お持ち込みCustom

 

 

 

お持ち込みCustom

 

 

完成車でお持ち込みいただきましたが、パーツがすべて古いので現在のパーツが付くようにエンド幅なども修正しています。

 

ただ適当に拡張するわけでなく、定盤にセットして精度をチェックし芯を捉えながら少しずつ拡張します。

定盤も無しに広げると芯も出ませんので、自転車店ではできない作れる環境があっての作業です。 

  

ホイール組もご依頼いただいたのでREW10らしくメッキ無し真鍮ニップルを使ったり、真鍮座金を作って組んだり、さりげない範囲で個性も出しています。

WレバーからSTIになったり、変速段数も各段に増えたり、キャリアも新設したり、古いものでも現代で遜色ない仕様になったかと思います。

 

ダメ元でお持ちくださった模様でしたが、お受けするだけでも喜んでくださって光栄です。

無論お受けするだけで終わりなんて事はなく、きっちり仕上げます。

お預かりから納車まで数日のスムーズさで進み、仕上がりも気に入ってくださって嬉しかったです。

 

 

 

 

 

 

 

 

続いてはこちらです。

 

以前に塗り替え希望でお持ち込みいただいたMOULTONのカスタム再依頼。

 

 

MOULTON CUSTOM

 

 

今回はフレームでなくパーツの改造です。

retroshiftと Sturmey-Archerのレバーの組み合わせがどうしてもハイトが合わないとの事。

ニッチな組み合わせなのでこういった症例も致し方ないですが、旋盤加工で台座部分を削って、取り付けネジもカットし、きっちり動作するように改造出来てます。

 

 

 

 

MOULTON CUSTOM

 

 

その他シートクランプのネジもカスタムしたのですが、うっかり写真に入っておらずごめんなさい。

Z-WORKSさんが塗ってくれた塗装もロゴも綺麗でそっちに気を取られました。

 

今回は即日仕上げで終了です。

うちのフレームも所有してくださっているお客様なので、出来る範囲に最大で頑張りました。

 

 

MOULTON CUSTOM

 

 

この方の自転車についていたNITTO製のチタンステムとハンドル。

 

お祖父様から受け継いだものらしく、かなり格好良いです。

 

 

 

 

MOULTONなどの小径車の改造や修理もお受けしております。

この手の自転車は入り組んだ特殊な構造ゆえに高コストになる事が多いですが、お困りの方はご相談ください。

ステンレスモデルでも修理できます。

 

 

 

 

お持ち込みでも可能な限りお受けしています。

 

休みない業務をしてかなり進めたため、今後は比較的落ち着き気味傾向にあるREW10WORKSです。

 

大作製作のご依頼以外は早めに納車できると思います。

 

自転車でもそれ以外でも、自分にできそうな事でお悩みのお客様がいらっしゃれば、ぜひお声がけいただければ幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

夏季営業案内&変種。

 

 

 

 

 

夏季の営業案内ですが、仕事多数なのでしばらく休みなく営業します。

盆休みも土曜日定休日もなくずっと営業します。

 

進行次第でお休みいただく事もあるかもしれませんが、その際は必ず告知致しますので告知がなければ店舗及び工房は営業していると思っていただいて大丈夫です。

googleの営業日情報もいじっておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近は少なめな変わり種な自転車の紹介です。 

 

 

Tommy's POLOBIKE

 

 

 

もはや付き合い古くなってきたバイクポロプレイヤー兼現役メッセンジャーのTommy。

 

なにやら新しいプレースタイルを見出したようなのでVブレーキ台座を新設しました。

 

 

怪しげなフィニッシュは粗めの黒錆。

ガツガツとぶつかる競技ゆえ、綺麗なフィニッシュなど望まない自転車。

最初から荒々しいぐらいのほうがさらに風格もでたります。

 

うちで製作したイカついディスクキャリパー&ローターが懐かしい。

バイクポロで使う実際のボールを手元に、絶対ヒットしないように作りました。

かなり堅牢に作ったのでまだまだ使えます。

 

新しいスタイルが成就するのを願っておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Untitled

 

 

こちらはスキッドを楽しみまくっているお客様の一台。

 

26x1.4のタイヤにぴったりのクリアランスで強靭なディスクフォークが欲しいとのご依頼で、フォークのみ作らせていただきました。 

見た目が似たようなものでもロード用のフォークとはまるで異なる強度あるディスクフォーク。

ディスクの制動負荷にもしっかり耐えてくれます。 

 

この条件を満たすようなフォークなど、ニッチ過ぎて市販品あり得ないのでオーダー製作というのが生きてきます。

 

前後のタイヤ径が違くともフレームがホリゾンタルに近く設定できて、まとまり良く出来上がっています。

 

ストリートはスタイルが自由で縛りもありません。

ぴったりと要望に合わせようとすると、特異な箇所でこだわる人ほど思い通りのものがありません。

彼も自分なりのポジションとセッティング等を日々試して追求し、今回のカスタムはかなり好感触になったと喜んでくれています。

 

 

 

 

 

 

Custom made fork

 

 

うちの自転車は決まった組み方や雰囲気で組まないといけないというのは、生みの親である自分としては特にありません。

 

自分がシンプルで渋い色調のものが好みであるだけで、今回のような一台も良い自転車だと思います。

差し色の赤、ステッカーチューンも自由にやってもらったり、色々なスタイルのREW10を見れるのはこちらとして強く望んでいる事です。 

 

 

 

 

こういった変わった自転車の製作やカスタムも随時お受けしております。

 

自転車はオールジャンル得意、守備範囲の広さはREW10の強みの一つです。

ヴィンテージから新しいもの、ジャンクバイクから繊細で美しいもの、車種は正統派から変種やミックス車種まで色々。

 

とりあえずはご遠慮なくなんでもお問い合わせいただければ幸いです。

可能なことでしたら積極的に承っております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

コアカスタム。

 

 

 

 

 

 

 

 

ADVENTURE COMPONENTS

 

 

懐かしい...

 

突如持ち込まれたこのパーツ。

今も存在してらっしゃるかわからないADVENTURE COMPONETSというメーカーのもの。

その他チェーンデバイスやクランクやハブ等々、色々なパーツを個性的に形にしていた素晴らしきメーカーさんです。

 

この時期は自転車熱が激しい頃で、色々なパーツなどを見てムラムラきておりました。

 

 

今時になってこの手のパーツを持ち込まれるとは思いもよらず、いまやいいオヤジの自分は昔懐かしく嬉しくなりました。

 

 

 

 

現在主流の27.2㎜のポストを付けたいという事で、きつくてはいらないので内径を拡張してほしいというご相談内容。

この頃は26.8㎜やら27.0㎜などもかなり混在していた時代、計測するとたしかに27.2㎜を通すには狭いのでリーマーで切削。

 

 

 

 

 

AC Custom

 

 

これにてバッチリです。

 

実際に使う現物ポストもお持ち込みいただいたので確かめつつ追い込むことが出来、ガッチリとした装着感に仕上がりました。

 

 

 

 

 

 

AC Custom

 

 

本来はダウンヒルバイクなどに付けてセットバックさせるパーツですが、オーナーさんはセットフロントにして装着するために入手されたようです。 

 

 

その後取り付けた姿も見せてもらいましたが、なかなかハードコアなアングラカスタムをされていて、互いに高揚し話していたら写真は撮り忘れました...

 

 

 

 

いまや人が見向きもしないようなパーツへ心血注がれる、流行りモノには目もくれない我が道をゆくようなカスタム道。

 

 

どんなものでも動作に問題なく技術的に可能な事なら承っております。

特殊な分野も当工房などでよろしければ全力で応援させていただきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BROOKLYN MACHINE WORKS

 

 

 

 

 

 

 

BMW Custom

 

 

 BMW Custom

 

 

多々のGANGSTAをはじめ、すでに何十台もカスタムしてきたBMW。

 

今回はかなり本気な愛好家の方。

純正パーツを多く集めて気合い入ってます。

 

 

欠損していたフォークブレード及びフォークコラムの製作と、ブレーキ動作不具合改善のご依頼。

 

 

こだわりが強いお客様なので純正感を崩さぬように進める。

カスタム作業はREW10の個性を抑えながら進めるのがうちでの基本です。

 

純正ブレードの写真を送っていただき、ほぼ完全再現でエンドを切りだし、ブレーキ台座もリアとほぼ同じ形状で製作。

 

いつもの製作手法とは異なり、ロウ付け部分は平滑なフィレット仕上げをせずにTIG溶接のような畝のある溶接技法にしております。

仕上げがご希望のローフィニッシュで色の違いはありますが、色をのせる塗装ならほぼTIG溶接に見える溶接部分となっております。

流せる、盛れる、平滑に出来る、畝を作れる等々、ロウ付けという技法は多種多様なのが良いところの一つです。

 

コラムはクラウンに適合するように加工してから、下玉押しを装着するレース部分を前回同様に真鍮で作り、こちらもガッチリとした装着感。

 

 

ブレーキは組み付け調整だけでなく、切削もしながら動作感向上に努めました。

こういったパーツは一癖あるものもあり、機械加工を少し入れると見違える事も多いです。

少々組みにくいブレーキでしたが動作バッチリです。 

 

 

 

カスタムは随時お受けしております。

お悩みの方はなんなりとお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

直します。

 

 

 

 

 

 

 

 

Before

 

 

恒例イベントでもいつも力を貸してくれているコナクック旦那の愛用鍵。

 

数年前に作ったキーカバーも真鍮部分が減ってきて、ちぎれて落としてしまわないか心配と直しの相談を受けました。

自分が5年以上は使っているキーカバーは多少減りは見えるものの、全く気にしないぐらい残ってるのですが、今回預かった奴のカバーは何故だか劣化が早め。

 

奴はしばしば磨いたりしてモノを愛し非常に大事にする男なのですが、穴部分などは当然磨いていないだろうけども、カバー以外なんでも消耗早めの傾向があり、味が出るのも早い。

対して自分は出来上がってしまえば特に必要でなければ特に磨きもしない放置状態、特に気を使うことも何もしておらず、同じく毎日使ってますが何故か減りが少ない。反面味わい出るのが遅い。

 

使う上での動きの違いか何かか、不思議なものです。

 

 

 

 

 

 

勿論直します。

このユーザーさんが使ってこの期間このレベルまで劣化があるというのは、修理を受ける段階で確実なデータとして毎度毎度モノが語ってくれます。

自転車の修理同様になんでも言えますが、ただ元に戻す修理という事だけでは同じ期間で再発するのは目に見えます。

今回のケースにおいてもうちの仕事としてもそれだけでは足りないので、更なる強化をしつつの修繕。

 

 

 

Repair after

 

 

ステンレスパイプを楕円につぶして、銀ロウで真鍮カバーと接合しました。

ステンレスなら真鍮よりも摩耗に強いので、穴部分の強度は数倍に至っていると思います。

 

綺麗にし過ぎてしまっても味気ないので少々荒仕上げですが、奴ならばすぐにまた味わい深くなることでしょう。

 

 

 

 

 

うちの商品は直せるものが多いです。

自転車は勿論の事、アクセサリー関連も今回のように修繕できます。

 

 

アパレル関連はTシャツなどはリペアするよりも新調したほうが理に叶っておりますが、ミシンも扱えますのでシャツなどは可能な範囲で修理できます。

 

まだ該当する方はいないと思いますが、ベルトなども直せます。

完全元通りはレザーベルト部分をすべて交換するしかありませんが部分的に継ぎ足しで直したりできますし、バックルやリベットの破損などにも修理対応できます。

 

 

ちょっとした事ですが、修繕できる構造でも商品開発しているつもりです。

どんな場合でも直るということではありませんが、可能な限りは修理対応させていただいております。

修繕ができない場合は、部分交換か新調などの選択肢となります。

 

 

無償ではありませんが、REW10が存続している限りはうちの商品は永久保証付です。

 

長く使っていれば時にガタもでますので、その際は遠慮なくご相談ください。

 

 

 

壊れるほどに日々使っていただけるほど光栄なことはありません。

 

使った痕跡がガッツリ刻まれたうちの商品を見ると、密かに嬉しかったりもします。

なんだかんだで気に入ってくださっている証拠に思えますから。 

 

 

 

 

 

 

色々なもののお直しや、今回紹介のキーカバー製作のご依頼なども随時お受けしております。

 

キーカバーを鍵へ取り付けるには鍵への加工も必要になります。

まずはご連絡いただき、その後にスペアキーなどをご用意ください。

 

稀に取付不可の場合もございますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

改良と改造。

 

 

 

 

 

REW10では随時カスタムのご依頼をお受けしております。

一例を紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom

 

 

タイヤとブリッジがかなり空いているため、フェンダーのクリアランス調整がやりにくいとご相談いただいた事例。

お客様のご要望を伺いつつ相談の結果、ブリッジ差し替え移設ではなく長いネジにて設置調整させていただくことになりました。

 

ワッシャーを重ねて盛るなどは無論スマートでないので、長い一続きのスペーサーで調整。

 

タイヤ外周に対し一定の円周平行を保つように気を付けました。

 

ついでに凹みも直して欲しいというご要望があったので、ロウ付けで盛ってフラットに仕上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom

 

 

 フロントラックを付けている自転車をお持ちの方ならわかると思いますが、ラックを付けるとラックの重みで駐輪時にハンドルが傾いてしまう事例がよくあります。

その傾きを防ぐのがこのバネを仕込む改造。

 

オリジナルのステンレスプレートの製作と、バネを引っ掛けるボルトを付けるためのダボの設置です。

 

このカスタムを施した後は、ハンドルが傾くとバネが利いて自然に真っ直ぐに戻ります。

勿論、乗車時のハンドル操作には影響ないぐらいのマイルドなバネ感に仕上げています。

 

 

色々な手法と様々なバネを用意して研究し、一番良い動作感になるようにしています。

バネの強弱調整もある程度可能です。

 

 

ついでにご要望があったWレバー台座も設置しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom 

 

 

続いてセンタースタンド板ブリッジの補強のための溶接追加。

 

TIG溶接などで板ブリッジが付いているものは上部内側に溶接が盛られていない事が多く、ここから破損に至り修理させていただいた事例がしばしばあります。

この箇所は深い谷のようになるのでトーチが届きにくいので溶接を省略するのは理解できますが、内側にも盛るとかなり堅牢な作りとなります。

 

センタースタンドのための板ブリッジは、地味にかなりの負荷がかかります。

板ブリッジの肉厚や接合方法などを考慮しないと不具合が生じる場合が多いです。

 

このカスタムをすればもうバッチリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom

 

 

 まだまだ少数のベルトドライブ。

 

 ベルトドライブは通常のチェーンのように切って繋げる事ができないので、フレーム側で分割機構を持たせねばなりません。

そのためのカスタムがこれ。

 

M5のボルト2本で左右から締めて分割部分を固定する小物を付けます。

ボルトを緩めるとパカッと分割してくれるので、そこからベルトを通せます。

 

 

ベルトドライブは初期投資はそこそこかかりますが、油分とおさらばできますしベルト自体がかなり高耐久で伸びなども極めて少ないので、日々のメンテナンスがかなり楽になります。

 

走行感も非常に軽いので、通勤などの普段使いのためなどにかなりおすすめです。 

 

 

フレームが対応していないものが多く断念される方もいらっしゃると思いますが、鉄フレームでしたらこのようになんとかなります。

小物はシートステーφ16㎜前後に対応しており、その他外径サイズは特殊加工扱いになりますが施工可能です。

 

 

 

 

 

 

 

なんでも出来るわけではなく、相性問題や状態による施工不能なども稀にございますが、出来る改造でしたら快くお受けしております。

 

何かお悩みの方はなんなりとご相談ください。

すっきり解決出来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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