PPLD、27日金までです。
終わる前に再度軽く紹介。
クランカー。
かっこいいです。
パーツのセレクトもかなり良好。
ドラムブレーキなんかはかなりツボ。

かなりキテます。
でも意外にマルチなポジションがとれて乗りやすそうな気がします。
見た目の面白さだけでなく、乗り味も面白そうです。

こちらは以前紹介したラーヂ号と同じく1インチインテグラル。
今見るとかなり斬新なデザイン、昔はビアンキなんかにも見られた1インチインテグラル。
ヘッドチューブ自体をNCで切削する今現在のインテグラルは比較的作りやすい能率向上が図られた産物でもありますが、切削技術も未熟な時代でこれをすべて手作業で仕上げるとなるとかなり大変だったかと思います。
当工房にはNCがないのでインテグラルの造形は結構大変です。
やはり昔の職人の製造方法が個人的に好きだったりします。
おなじみモモイロ。
小さな女の子からの高い評判、自分がどんなに頑張ってもコイツの自転車だけには敵わない。
みんな他の自転車には目もくれず、一目散にこの自転車に駆け寄る。
うちの娘も、スポークに仕込まれた動く飾りに見事にはめられている。
これもモモイロの想定内の確信犯的計画か...
お見事、触られまくりです。
若き同志、RADICALMONKSのポスト一体MTB。
過去に2台ほど当工房でもポスト一体成形は作りましたが、フルオーダーならではの無二のかっこよさ。
しかし、1mmたりとも動きませんので、実際にこの工作をするのは相当同じポジションを保つ続ける確信のある方でないと一癖ある仕様でもあります。
サドルや靴による高さの変化にも対応できないので、このあたりの寛容さも必要です。
確信と度胸のある方、一体成形も面白いです。

当工房製作自転車ゾーン付近。
申し訳ないぐらいデカいパネルで、申し訳ないぐらいデカくなっているREW10イナバファクトリー。
ストリートクルーザーという勝手な車種を作ってみた写真左の隆天號。
ブラスパーツ満載、9月のコゼとの受注会で生産できていたらブラスパーツ販売します。
写真右側の気付かれにくい謎かけの多いシンプル自転車。
いかにシンプルな個性を出すか?というお題に真剣に取り組んでみた一台。
コイツはパッと見ただけでは囁く程度の個性、変わった箇所は見つけられましたか??
そろそろ数点答え合わせをしましょう。
わかってから見ると見方も変わったりします。

まずここ。
シートクランプレス。
こう見えてちゃんと高さ調整可能、通常のシートポストと組み付け方法は異なりますが、機能的には全く同じ。
クランプの割りもダボも不要な激シンプル仕様です。
モノステーの美しさが際立ちます。
この自転車のシートチューブ、特殊仕様に対応させる肉厚変化を確保すべく、実は3本のパイプを継ぎあわせて製作してあります。

続いてヘッド周り。
けっこう個性あるのですがシンプルすぎるせいか、観察してるとかなり気付かず流してしまう人多し。
ステムは一応アヘッドです。
ヘッドキャップは一体成形、コラムクランプのダボや割りも無し。
狙い通り結構気付いてくれない。
これも問題なくがっちりとクランプされ、アヘッドステムの機能は通常通りに果たします。
そして激細にシェイプしたヘッドチューブ。
これもなかなか気付かれない。

何故、ロードバイクとして組まれているのにキャプションがREW10ピストとなっているのか?
この自転車、ロードとピスト、どちらにも組めるんです。
しかもどちらで組んでも違和感がでないように、ワイヤー受けダボやリアメカハンガーが取り外せるようになっています。
ピストで組んでもダボが残らないゆえにとってつけたような兼用フレームとは少し違います。
一台で2度おいしい欲ばりなフレームです。
当工房お得意のフロントのみディスクブレーキ。
街中を走るための自転車では急な雨でも制動力変化のでにくいディスクブレーキはかなり効果的です。
街中使用だとリアのディスクは効き過ぎかつ重量増になってしまうので、あえてリアはロードキャリパー。
セラミックリムにすればリムブレーキ特有の、雨の日ブレーキシュー削れまくり真っ黒け現象も防げます。
フロントディスク&リアロードキャリパーのセラミックリムが自分には一番小気味良い仕様。
メッセンジャーをやっていたときから長く気に入っている組み合わせです。
そしてさらにまた狙い通りの一番気付いてくれない隠し味、フロントなのに通常リアにしかつかない140mmローター対応。
ローター径が小さくなる分、軽量化もできて見た目もかわいくなります。
オンロードのフィーリングだとマイルドな制動力で調子良いです。
ガツッとしすぎない制動で細めのブレードでも負荷軽減できます。
シンプルに見えますが、実はかなり手の込んだ自転車です。
まだ隠し味はありますので、探してみてください。
ストリートクルーザー、ロード兼ピスト、REW10MAMA、DARUMAと4台展示させていただいてます。
4台とも性質がかなり異なるので当工房のキャパの広さを感じていただければ幸いです。
うちにはショーバイク製作という概念が無いので、もちろんすべてこのままオーダーも可能です。
展示車含め、いままで作ったものはすべて実使用に耐えるもので、見せるためだけの自転車型オブジェではなくちゃんと走れる"自転車"です。
斬新な仕様でも見せるだけのショーバイクにするだけなら強度面などあまり考えなくても良かったりもします。
あ、一つだけ、隆天號に仕込まれているREW10クランクだけまだ開発中でオーダーお受けできません。
展示中のクランクはちゃんと実使用に耐えるものですが、異常な手間が要され高すぎてしまうコスト面などの関係で開発しなおしてますのでお楽しみに。
乗れてこその自転車、乗れなきゃただのオブジェ。
できる限りずっと大事にしていきたい考えです。
強度が確保できない自転車は作りたくありません。
この展示会の自転車たちは新品が少なく、本当に乗っている痕跡見えるものばかり。
だから面白いし、素晴らしい。
最初に行かれた方も展示内容が多少変化してるのでなにかのついでに。
まだ行ってない方は27日までに!
太っ腹の入場無料。
ミッドタウン内という好立地、ショッピングついでにでも行けます。
ぜひご覧あれ。


























