WORKの最近のブログ記事

曲面を作り込む。

 

 

 

 

 

 

LUGLESS

 

 

 

自分の追求する研磨技法はただ見た目を綺麗にするより曲面を作る事にあり。

 

美術品みたいな仕上げでなく、道具としての良い仕上げ。

 

いやらしくなく、さりげないもの。 

 

やりすぎると求めるものと違くなる。 

 

 

わかりにくいところに魂を。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SKEWER

 

 

 

 

 

 

 

以前ご依頼くださったお客様からの追加オーダー。

 

 

 

 

STAINLESS SKEWER

 

 

削り出しステンレスカバーを装備したスキュワー。

 

非常に重厚な作り。 

 

 

 

 

 

 

 

STAINLESS SKEWER

 

 

 

この方の愛車はディスクブレーキにマッドガードを装備しているので、特性生かして雨の日にお越しくださいました。

 

大事にしていただきながらもこうして惜しげなく使っていただけるのが、道具を作っている自分としては特に嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

20180316_185151_R.jpgのサムネール画像

 

 

PHILのリアハブに合わせた形状でした。

 

 

このお客様は独自のこだわりをお持ちで、訳あって選ばれた異なる仕様の前後ハブ。

固定方法が異なるものでしたが、これで統一感がかなり増す事でしょう。

 

 

 

 

 

このような一品製作のご相談はいつでもお待ちしております。

とりあえず相談だけでもかまいませんので、なんなりとお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

業務進行中。

 

 

 

 

 

更新が滞っておりまして申し訳ありません。

 

 

妻にオンラインストアの管理やアパレルの一部などを手伝ってもらっている以外、完全一人での全業務をこなしております。

受注分の製作で手一杯で更新に余力を注げずにいます。

 

 

ブログやSNSに注力できない分、製作のほうはかなり進めております。

 

 

 

 

 

 

BRAZING

 

 

 

 

 

BRAZING

 

 

 

 

 

REW10 ROAD 29年式 RR29

 

 

 

BLUELUG各店で扱ってもらっているREW10のストックモデルRR29の製作も進んでいます。

 

すでにBLUELUGにて販売しております。

当工房で通常承っているカスタムフルオーダーと異なり形が決まっている分、価格が控えめになっております。

 

クロモリらしい細さのロードバイクは少なくなってきた昨今。

癖なく乗りやすいジオメトリーにして、ルックスもシンプルで癖ないので扱いやすいと思います。

 

カスタムフルオーダーまでは求めない方にはぜひおすすめです。

 

 

 

 

その他業務も鋭意進行中です。

忙しいほどに更新が乏しくなってしまいますが、REW10は製作邁進しておりますしSHOPも変わりなく営業中でいつでも歓迎です。

 

 

ご依頼やご相談のお問い合わせは本当に嬉しいので、ご遠慮なくなんなりとお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

製作の度に感謝です。

 

 

 

 

 

 

 

Mr.M's BIKE

 

 

 

 

 

 

 

 

Mr.M's BIKE

 

 

 

 

 

 

 

 

Mr.M's BIKE

 

 

 

 

 

 

 

 

Mr.M's BIKE

 

 

 

 

 

自転車フレーム製作は自分の製作において一番労力を要し、灌漑深いものでもあります。

 

ものすごく細部に至るまで込める作り込みなどはかなり数多くあっていくらでも説明できますが、オーダーいただいたご自身と自分が共有できていればそれで十分です。

 

 

思いが強い特性であるほど、ここで説明するのが野暮に思えます。

 

 

 

 

 

今回も良い自転車を作らせていただき、誠に有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

うちならではモノ作り。

 

 

 

 

 

 

 

高級な自転車=レーシング的かつ軽量、繊細な美しさのあるもの。

こういった風潮が強めの業界。

 

ただ作れるから工房をかまえたのでなく、思う自転車がないから工房を立ち上げた。

他にできないうちならではの自転車とは何なのか。

 

 

一生モノとは言葉で言ってしまえば簡単、耐久性のみならず本当の意味で一生飽きず共に歩めるものは何なのか。

 

 

 

 

こんな事を思いつつ、ずっと一人で工房を営んできました。

 

 

 

rew10works01_R.jpg 

 

 

REDBULLから取材を受け、うちの考えなどを紐解いてくれています。

 

繊細で美しいどころか、真逆をいく重厚で無骨な愛車の紹介などをしています。

 

 

本当に乗りやすく、出来上がった当初より増々所有欲を高めてくれる我が愛車。

自分のライフスタイルにおいて一生モノと呼べるものと出会えましたが、お客様にもして差し上げたらと日々思います。

勿論、自分の一生モノとは違う形になるので、見極めが難しいですがなんでも相談してくだされば幸いです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ネジ。

 

 

 

 

 

 

 

 

BOLT CUSTOM

 

 

 

HAYES CXPROのネジカスタム、改造前→改造後。

 

 

自己満足で終わるかもしれないごく細かな箇所。

細かな箇所でも丁寧に旋盤加工をして、最適な大きさの真鍮ワッシャーを入れれば見た目も締まる。

 

 

こういったごく小さなカスタムの積み重ねを全体に施していけば自転車全体の質も上がります。

細部こそ重要、でも一部でなく全体。

 

 

 

REW10の自転車はシンプル、ゆえに細かい作りこみが大事です。

 

 

今回は一般のステンレスボルト等を平面削りの旋盤加工したものですが、もっともっと凝りたい方はネジ頭丸み切削やテーパー切削、アジャスター部分の一点部品削り出しなどなど、コストは手間分上がりますが色々出来ます。

 

ご相談はご遠慮なくどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

近況&営業案内。

 

 

 

 

 

 

 

REW10SHOPが開店してから、思うより多くの業務させていただいてます。

自分の求めるべきとても良い疲労感です、気を使うことなく是非ともSHOPにご来店ください。

良きお客様のおかげで接客が楽しい事が多く、疲労も忘れられます。

 

 

最近のREW10はSHOPと副産物ばかりで自転車作ってないんじゃないか、と思われるぐらいその他記事が多いですが実は自転車もそれなりに作ってます。

 

今のREW10は本当に多種多様なものを作らせていただいてますが、自分にとって自転車製作は少し特別。

 

命を預ける乗り物ですので、色々なものを作っている中でぶっちぎりで難しく集中力を使って作っている気がします。

ゆえに作っている最中は勿論の事、合間や出来上がった後も安堵や達成感で写真を撮る事自体をすっかり忘れてしまっている事が多くてごめんなさい。

 

 

 

 

 

Fork

 

 

ちょっと量産してるのもあったり。

 

年明けのいつかにちょっとした動きも発表できると思います。

現在がっつり仕込み中です。

 

思う以上にやる事多いので、今年中に終わらせたいところだけどきわどいところ。

頑張ります。

 

 

 

 

それと営業案内です。

今週末23日土曜日は営業致します。

翌日24日の日曜日も営業です。

気持ちが良い方向でノッてるので勢い切らさず営業です。

 

年末年始の営業案内もします。

12月31日 休業

元旦    休業

1月2日   休業

1月3日   休業?

 

という予定でいます。

3日の?は何なの?って感じですが営業するかもしれません。

うちの業務性質は製造業&販売なので、お客様がお越しにならない日でも出来る製作がいっぱい待っております。

 

3日は工房でバリバリ製作進めてるかもしれません。

そうなればついでにSHOPも開けますので、SHOP扉の呼び鈴鳴らしていただくか、横の工房に居れば声かけてくださいね。

 

基本的にSHOPと工房はシャッター開いてれば営業時間外でも平然とやっていたりします。

開けてる以上はウエルカム、というサインですのでご遠慮は無用でございます。

 

わざわざ時間を割いてREW10などにご足労いただくだけでも光栄な限りです。

頑張って今までやってきたつもりですし、苦労して出来たお店でもあるので、お越しいただく度に有難みを抱きます。

 

 

 

REW10SHOPがどんなお店かは最近BLUELUGのデジ君が有難く紹介してくれています。

うちごときにはもったいないぐらいのお言葉ばかりで恐縮ですが、参考になさってください。

ベルトやキーフックなどなど、うちの一部商品はBLUELUGでも販売してくれてます。

言うまでもなくうちより当然諸々サービスが行き届いている良いお店なので、その他お買い物と一緒に是非どうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Corten steel

 

 

 

 

 

 

 

Corten steel fixed

 

 

 

 

 

 

 

Corten steel fixed

 

 

 

 

 

 

 

Corten steel fixed

 

 

 

 

 

 

 

 

Corten steel fixed

 

 

 

 

 

 

 

 

Corten steel fixed

 

 

 

 

 

 

 

 

Corten steel fixed

 

 

 Corten-steel Special build fixed

 

For SUPPOSE DESIGN OFFICE Mr.T.

 

 

 

 

 

 

 

経年変化。

 

 

 

 

 

 

 

 

当工房で得意な分野、そのままの質感でいける金属を用いた産物。

 

人工的に作り出した加工ではなくリアルに生成された経年の変化は格別です。

 

 

 

DAMASCUS STEEL BANGLE 

 

経年変化。

 

 

 

以前紹介した鉄ベースのダマスカス鋼バングル。

数か月使用して黒みが増してきました。

 

これぞ鉄の色、まさに黒鉄。

 

比較的擦れやすい開口部付近は鈍い銀色、これも渋い。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CORTEN & STAINLESS & BRASS 

 

経年変化。

 

 

我が愛車も初期と比べるとここまで育ちました。

あらためて写真を見返すと自分でも変化に驚きます。

 

一日の間で2時間程度乗って使用している間もフレームを触っているわけでないので、常々触れて擦れるバングルとは違い茶色味が強い。

最初期は銀、粒々の赤錆、びっしり赤錆、などの状態を経て変化。

錆が全域に行き渡ってから現在は至るまで錆の色が濃くなってきてます。

まだまだ未完のこのフレームに浪漫を感じます。

 

真鍮10ロゴは構造として組み込んでありますので、無論消えることなどなく同じく変化を続けます。

 

錆加工では無し得ない、本物の錆の質感と日々の変化。

 

このように錆を嗜めるのは耐候性鋼を用いたこのフレームの特権。

普段は忌々しい錆、このフレームならばもはや愛おしい存在。

 

 

普通のクロモリフレームは未塗装だと錆びて朽ちますのでマネしないでくださいね。

 

 

真鍮のステムとヘッドパーツ、砲金のスペーサーもフレームと同時に作ったもの。

当然真鍮メッキなどではなくこちらもリアルな金属の質感が使っていて楽しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

天天天 

 

経年変化。

 

 

こちらはひっそりゆっくり進めている天天天のヘッドキャップサンプル。

 

強度性質が高い特殊な銅を用いて当工房で削ったサンプルですが、銅は変化が非常に早い。

使い始めてからまだ間もないですが、すっかり茶ずんでいます。

 

ここまで変化する間は色の変化が非常に面白い。
 

綺麗な銅色から、青味が差してきたりしながら茶色くなってます。

 

製作段階で磨き上げましたので、光沢はある奥ゆかしい茶色。

銅もこれから力を入れていきたい素材です。

 

 

 

 

 

 

 

メッキや色付けや錆加工でも素晴らしい出来栄えのものが多くありますが、経年劣化ではなく経年変化を楽しむには本物の無垢材には及びません。

 

金属の質感も人工的に作ったものよりリアルに生成されたものに趣を感じます。 

 

塗装やメッキなどのようにコーティングが剥げるなんて事はコーティング面自体がない無垢材には絶対に在り得ないので、構造体として本体が存在している以上は変化も永続的に楽しめます。

無論いくら変化しようが使い込もうが、再塗装や再メッキなんてことも必要無し。

 

今回紹介した商品も自分が使用した一例に過ぎませんので、ライフスタイルや使い方やお手入れ方法などによって変わります。

人によって異なる質感も、こういった素材特有の面白い性質です。

 

 

今回紹介した私物サンプルは、基本的に普通に使って特に磨きもせずに使っているものです。

フレームやパーツだけ汚れ落とす程度にたまに乾拭きしているだけで、バングルなどは全く磨かずただ使っているだけです。

 

味わいやムラが好きでこのような金属や技法を用いてますので、磨きすぎると味わいがなくなりますし手間もかからず楽です。

 

 

 

REW10の商品はタフネスで永く使える耐久性を備えたものが多く、終わることの無い経年変化とともに末永く楽しんでお使いいただければ幸いでございます。

 

 

うちの得意分野として今後もこういった素材の探究をしていく所存です。

 

 

 

 

 

 

 

ロウ付け。

 

 

 

 

 

 

 

 

Crown brazing

 

 

 

当工房でも用いている製法、フレームビルドで一般的なロウ付けという溶接技法。

どちらかといえば古き良きオールドスクールな技法です。

ろう接と溶接とは似て非なるものではありますが、わかりやすく説明するために溶接の一つとして記載してます。

 

 

 

ロウ付けにはフラックスという溶剤が必要不可欠です。

溶接中の酸化を防止したり、洗浄作用があったり、ロウ材の流動性を確保できる、これもすべてフラックスのおかげ。

もしフラックスを全く使わずにロウ付けしようものなら、酸化膜だらけの真っ黒い溶接になり、ロウがしっかり行き渡っていない品質低下が著しいロウ付けになってしまいます。
 

 

写真のクラウンのフォークブレードをこれから差し込む部分付近は溶接前なのでフラックスを塗っていない箇所。

照りのない部分の先端付近がフラックス未塗布部分となります。

フラックスが塗られた箇所と塗られていない箇所は母材のクラウンが色が分かれていて、フラックスを塗布してある箇所の銀色っぽくなっているのが溶接中に欠かせない酸化防止&洗浄作用というやつです。

 

 

うちで用いるフラックスは、火を入れるロウ付け前はペースト状か粉末。

溶接中に熱が加わると徐々に粘りのある綺麗な水飴状に変化。

溶接後に冷めていくとガラス質に固まります。

 

フラックスで湿潤かつ照りのあるぬれ状態に保ちつつ適切な箇所に熱を入れてあげれば、しっかりとロウが流動したロウ付けが出来ます。

ロウ材は片側から挿し、その逆側へ沁みだしてくればしっかり行き渡っているサインの一つ。

逆に低温なら当然焦げませんがロウ材が溶けない温度なので、ぬる過ぎず熱過ぎずの美味しい火加減というのが必要になります。 

 

 

上手くいったロウ付けはフラックスが綺麗に透き通っていたり照りがあります。

フラックスの量が不適切であったり炙り過ぎて溶接中の温度管理が出来ていないと、フラックスは活性温度を保てず、乾いたような質感で黒く焦げてしまったりします。

 

今回は真鍮ロウですが、銀ロウなど数種類使い分けており、フラックスや途中工程や仕上がりも異なります。

 

 

 

 

フラックスは溶接後に鉄に強く付着します。

溶接箇所付近の全域に付着し手作業で落とすにはかなり難儀しますので、洗浄液に浸けてフラックス残渣をおとします。

浸けることによって外部のみならず、パイプ内部の両方のフラックス残渣を洗浄できます。 

フラックスは溶接の最中にしか必要にしない溶剤なので、溶接が終わった後は全く無用であっても良い事ないので綺麗に除去する必要があります。

 

 

 

綺麗な状態に保たれたフラックスはその後の洗浄が短時間かつ非常にスムーズに終わりますが、焦げてしまったフラックスは洗浄液ではかなり落ちにくい性質となります。

 

上手くいけば洗浄液に浸している間に、他の仕事をしたり一息の休憩ついていたりすればもう綺麗さっぱり。

焦がすと焦げ跡を取る作業工程が増えることになり、多少なりとも焦げもろとも余計に下地を削ったりキズつけてしまうことにもつながります。

 

 

フラックスがさっぱりと無くなったフレームは仕上げが非常にやり易い。

ただでさえ溶接後のラグの仕上げやフィレット研磨は骨が折れるので、少しでも綺麗な状態で溶接を終えるのは非常に大事。

 

 

ロウ付けのフレームは溶接後に仕上げをするので、このような状態は作り手でないと目の当たりにしにくいものです。 

 

見えない箇所だからと手を抜かず丁寧に工程を積み上げていけば、その後の仕事をよりスムーズにしてくれて仕上がりの品質も向上します。 

 

 

 

これらは普段から身体に沁み付いている一工程ですが、文章で語れる事はやっている事の氷山の一角に過ぎません。

ほんのごく一部のさわり程度を少し書いたつもりぐらいでも今回のような文章です。

溶接に限らずモノ作りというやつは、こういった事や口頭や文章では伝えきれぬ事柄ばかり。

 

 

 

こだわりといってはエゴでもありますが、より良く気に入っていただき安心してお使いいただけるよう、見えない細かい事の積み重ねが重要です。 

 

 

プロの端くれとしてどうやって旨味を引き出すか、もっともっと勉強せねばなりませんね。 

 

 

 

 

 

https://www.instagram.com/potalmetalpot/