REW10 madeの最近のブログ記事

新。

 

 

 

 

 

PPLDが終わってしまったのは少しさみしい気分でもありますが、我が自転車達が返ってきました。

そんなこんなでやっと自転車のある生活が出来ます。

ほんと不憫でした...

 

 

 

 

 

新型サンプル二台紹介しましょう。

 

 

 

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こちらは、ロードバイク兼ピストバイク。

テーマはシンプルさと細さの限界に挑戦したという自転車。

 

これ以上細くもできなくはないけど、もはやさらに細くしても様々なパーツとルックスのバランスが取れないと考え、ルックスも考慮した限界の細さに仕上げました。

なんでもやりすぎるとかっこよく仕上がらない。

そして奇をてらったと感じさせると、全体のまとまりがなくなり今回のテーマのシンプルさから反れてしまう。

 

 

 

 

そしてこの自転車は、街中を効率よく移動するときに必要な性能を自分なりの考えで理想に近く突き詰めてみた自転車です。

しなやかで疲れにくく、かっこよく、雨にも強く、シンプルで飽きにくく、兼用車ゆえに組み替えも出来てさらに飽きにくいので永く付き合える。

欲ばりな一台です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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苦労した脅威のクランプレスアヘッドステム。

ただのショーバイク的仕様ではありません。

全く問題なくきちんと使用でき、通常通りの強度も確保してます。

自らガツガツ使います。

 

 

ヘッドチューブは1 " のものをさらにシェイプ、フォークコラム外径ギリギリまで攻める。

 

トップチューブはφ22.2mmのパイプに内蔵加工、ステンレスのパイプを通して内蔵穴を作ってありますので錆には強いです。

小さなところにも手は抜きません。

 

ダウンチューブは25.4mm。

取り外し式ダボ付き。

剛性を増すため、BB付近は28.6mmに変化。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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割りに邪魔されることなく、モノステーの美しさが際立つクランプレスシート。

一体成形ではないのでちゃんと高さ調整できますよ。

 

 

 

シートチューブは、クランプレスシートに対応させるべく、三本のパイプを継ぎ合わせて内径・肉厚をコントロール。

ここも細さにこだわり、シートチューブ25.4mm、シートポスト22.2mm。

 

 

 

 

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バンド式のフロントメカを特殊シムを使用することなく組み付けすべく、フロントメカバンドから下は25.4mmのパイプが28.6mmに変化。

シム作れば簡単だけど美しさが損なわれるので好きじゃない、一手間加えてやったほうが全然良い。

ピスト兼用なので直付け台座もNG。

こちらもダウンチューブ同様にBB付近が太くなることにより、剛性アップにも貢献する一石二鳥効果。

 

 

 

 

 

 

 

 

いまはロードとして組んでいますが、ピストで組んでもダボなどが取り外せるため、高次元に兼用フレームという性能を高めています。

 

いかにシンプルなのに個性と作り込みを施すか、というくだらないと言われてもしょうがないことに本気になってみたマニアックな一台。

シンプルでもかなり超級な手間がかかってます。

 

細部少しカスタムしてもうちょっとかっこよくしたい。

楽しみにしておこう。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

続きまして、大好評だった特にお気に入りの一台。

 

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こちらは街中をまったりと移動するために作ったストリートクルーザー、隆天號。

普段の仕事で着ているワークウェア、ワークブーツにひたすら似合い、そのまま乗れる自転車が欲しいと思って作りました。

 

ビーチクルーザー、MTB、実用車を掛け合わせた特殊車種。

使い方は広いです、おおよそ上記三種の使い方はできます。

ダートはライト気味な場所に限られそうですがそれなりに楽しめそうです。

 

 

先に紹介したシンプルバイクと同様にジオメトリーにもこだわってます。

さっきのは少し攻撃性を出した立ち気味な角度、こっちはゆったりまったりなかなり寝気味。

 

車種によるジオメトリーのかっこよさを表現するというのも常日頃強いこだわりを持っています。

ジオメトリーのかっこよさというのはもの凄く重要で、幅広い車種を愛していないとミックスしたときになかなかかっこいいジオメトリーに味付けできません。

そして機能にぴったり沿ったジオメトリーだとなおさら良い。

 

激寝なシートアングルですがここは凄いこだわった箇所で、ただただ見た目の相性だけでなく、サドルトップからBBまでは前述のロードとほぼ同じ長さなのですが、角度が寝ていると地面までの距離が短くなり、足が地に着きやすいといったビーチクルーザーや実用車の良さを取り入れています。

これが街中散歩に異常に調子良い。

信号待ちでサドルから腰を離すことなく、自然に足がつけます。

この快適さ、是非試していただきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

ルックスに大貢献の最近当工房一押しのブラスパーツをふんだんに使用。

ハンドメイド&ブラスは非常に相性が良くまとまります。

 

 

 

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真鍮は重たい金属ですが、こういったゆったりとした自転車のアクセントにはぴったりです。

使い込むほどに味わいを変えてくれるのが日々のライドを楽しくしてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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真鍮は重たいくせにあまり強い金属ではないので、構造物的なパーツには使えません。

ステムぐらいなら出来なくもないですが、耐え切れないほどのクソ重になります。

そんな理由でステムだけ真鍮メッキ。

地はクロモリですが、無垢の真鍮を削って作ったかのような丸みのあるフィレットにして、らしさをだしています。

丸みを出すためにクランプ部のパイプも一工夫。

メッキも無垢材とは少し味の入り方が異なりますが、これはこれで良好な変化を楽しめます。

 

ヘッドキャップは無垢の真鍮。

出来立てはキンピカだったのに見事にアンティークゴールドになりつつあります。

もっともっと変わっていくのが楽しみです。

 

メッキは研磨できないけど、無垢材ならば磨けば新品のようにリセット可能。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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仏具のような雰囲気の丸型シートクランプ。

かっこいいけど重い。

 

ポストヤグラもブラス。

銘切あり。

これも重い、でもこれぐらいの重さを気にしたらブラスは使えない。

気にするような車種ではないのであまり気にしない。

 

 

乗ってみても感じますが、狙い通りのゆったりさで最高の仕上がりです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

新作二台の紹介でした。

まだまだ書ききれていないこだわりも多数ですが、割愛。

 

 

 

 

 

お客様の自転車にも全く同様こだわりを持って製作に望んでいます。

うちのオーダーはかなり自由です。

根掘り葉掘り色々と伺って、最高の一台を製作できるように励んでいます。

 

 

しかし、常にワンオフカスタムフルオーダーというのは大変。

この形態、いつまで持続できるか...

 

ほんと魂削れます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

便り

 

 

 

 

 

 

 

夏は苦手。

 

 

工房は40℃越えが当たり前な灼熱地獄...。

暑いのに弱いのでちょっとだけバテ気味です。

 

 

 

そして夏といえば戦争の報道が多くなり切ない気持ちになります。

繰り返さないために凄惨な事も知っておかねばならない、と食い入るように見て悲しくもなったりする夏の終戦の日です。

 

知れば知るほど恐ろしい戦争。

暑くてアンニュイな夏。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そんな、バテ気味でアンニュイな自分に嬉しいお客様からお便り。

 

 

 

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随分前にステムを作ってくださったお客様で、青森まで寝台特急で輪行し温泉巡りをされた際の写真だそうです。

 

ほのぼのとした雰囲気が写真からもうかがえていいですね。

自分も行きたいです。

 

 

 

 

 

 

 

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これがご依頼くださったステム。

シンプル美なアヘッド。

 

 

 

 

 

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銘切はハンドルクランプ前方に。

 

銘切はフレームとフォークには確実に切ってますが、ステムの場合は任意です。

ステムやその他パーツなどは切れる範囲が少ないゆえに文字数も限られます。

 

銘切は目立たぬところに小じんまりと切るのが粋いうもの、ステムの銘切はこれぐらいがかっこいいです。

 

Sさん、お便り有難うございました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

さらにもうお一方。

こちらも随分前にわざわざ館山からオーダーしにきてくださったお客様が、上京の際に組みあがった自転車をご家族で見せにきてくださいました。

 

 

 

 

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奥様用のオーダーママチャリです。

旦那様がかなりの自転車フリークで、いつものお客様と少し違う種類の事細かなオーダーでした。

 

24インチ低重心で乗りやすい設計。

トップチューブが大きく下に下がるスタッガードフレームは剛性が極端に低下しがちなので、パイプに一工夫してあります。

 

 

 

 

 

 

 

 

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世間では一般的だけど、うちでは珍しいステー。

 

ジオメトリーはもちろん、マッドガード用などの各種ダボ、その他特殊仕様などのご要望があり、作るのが大変だった記憶があります。

なにか基本に立ち返ることができたような気がしてビルダーらしい仕様かな、と私的に感じた一台。

 

こういったものをこなせるのも、修行時にランドナーやスポルティーフ製作もおしえてくださった師匠のおかげ、細かい造作をこなしてるうちに教えを思い出し感謝の念が生まれます。

 

 

 

 

 

 

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個人的にも大好きな先曲げ。

先だけをクイッと曲げるクラシカルなタイプ。

車種や好みにより曲げ方を変化させると非常にかっこよく仕上がります。

 

 

 

 

 

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当工房製作のオリジナルキャリア。

 

7mmステンレスパイプを曲げて成形してワンオフ製作したもので、作るのが結構大変です。

こういったものをつくるビルダーさんたちは本当に苦労してると感じたのも思い出します。

ステーダボ付近のV字曲げなんかは苦労した箇所です。

 

無垢丸棒ではなく、パイプ成形ですのでかなり軽量に仕上がっております。

 

 

 

なんだかんだで受注から一年以上かかってやっと完成した姿を拝めました。

 

 

 

 

わざわざお越しくださり有難うございました。

魂削って作ったものはその後が気になりますので、見せにきてくれるのは非常に嬉しいです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

お力頂戴しバテをふっ飛ばせたところで製作に励みます。

ダウンしないようにほどほどに頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

FUNNY

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

塗装で悩んでいたお客さん、結局未塗装のまま納品してから数ヶ月。

なにやらすげえ色に...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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詳細はリンク先のkentaさんが語ってくれているので割愛。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

大和魂

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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BRASS

 

 

 

 

 

すっかり真鍮の虜。

素材そのままで、変化を楽しめる味な風合がたまらない。

 

 

 

 

 

 

 

 

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使い込んで褐色の鈍いアンティークゴールドがでて完成。

 

いや、完成像は人それぞれ。

輝きを楽しみたい人は研磨剤などで磨けばいつまでも光ったまま。

 

燻して真っ黒にしてから削れた箇所の金色と黒のコントラストを楽しむのも良し。

 

どのようにして完成とするかはアナタ次第。

 

 

 

この特有のなんとも言えぬ深みのあるゴールドは自転車をかっこよく飾ってくれる。

銘など切ってみると、仏具のような和風な雰囲気も楽しめたりもする。

手作業の味が似合いすぎる楽しい素材です。 

 

 

 

 

 

この自転車は月末からとある場所で公開します。

チョイ悪オヤジな渋い自転車。

お楽しみにどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

Gimmick

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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こういう個性は気付かれない。

それでいい。

 

 

 

 

 

シンプルな中にもしっかりとした強い個性、自分が最も難しいと思うこと。

 

 

 

 

 

 

この自転車は造作がシンプルすぎるせいで個性がなかなか気付かれもしない。

 

 

よく見ないとわからない、或いはよく見てもわかりもしない。

はたまた見られもしないか。

 

気付いてくれるか気付かないかなどはどうでもいい。

感じてください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ただの自己満足。

最高の贅沢かもしれない。 

 

自己満足を売る工房です。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

魂その後

 

 

 

 

 

 

 

 

 

うちの産物を使ってくださっているお客さんがどうしてるか、気になります。

 

 

 

 

先日、過去に当ブログで取り上げた銘が印象的なステムをオーダー頂いたKさんからお便りが。

 

遠方からのご依頼でしたが、すっかり気に入っていただけたようでこういう知らせは嬉しくなります。

このステムを取り付けた自転車はネオプリマート。

 

 

 

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イタリアンカットにはイタリアンカットのステムがビシッと似合います。

 

ステム自体は画像のサイズ上見えにくいので過去ログにて。

 

 

それにしても空気の良さそうなロケーションです。

こういうところをロードバイクでサーっと走ったらさぞ気持ち良いことでしょう。

コンクリートジャングルに生息する自分には新鮮で仕方がないです。

 

 

 

はやくロード組んで流しにでも行きたいですね。

もうしばらくガマンです。

 

 

 

 

 

 

 

このように遠方からのオーダーも受け付けています。

製作ご相談はやはり工房へいらして頂くのがベストではありますが、メールに図面など添付、電話なども駆使して、出来る限り直相談に近いやりとりができるようにしております。

 

 

 

 

よく聞かれますが、フレーム以外のパーツ単体製作だけでも受け付けています。

オンラインショッピングとは違い、何度もやりとりをする手間はかかりますが難しくはありませんのでなんでもとりあえずはご相談を。

小難しく考えず求めているものをざっとお伝えください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

燻金

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄が好きだ。

ハンドメイドに適した素材で、趣きがある。

味があり、乗り込むほどにさらに良さを増す。

繊細かつ力強い様が自分の心をつかんでしょうがない。

性質的にもうちのコンセプトにぴったりとくる。

 

 

 

鉄のようなうちのハンドメイド自転車にぴったりと合致する素材はないか。

常に面白いモノ、新しいモノを貪欲に欲す。

アルミやカーボンも嫌いではなくかっこいいが、自分が作るという事では今のところ全く興味がないし、自分がやらずとも世の中に溢れてる。

 

 

 

 

味があり、鉄と同じようにその人の歴史を刻んでくれるようなモノ...

チタンや木もかなり良いけども、うちがすべきことでは無いと思う、どうも気が乗らない。

どうせなら他であまり使われない素材を使用したいし、マネする気もない。

無いモノだからこそ作る、うちの信念の一つ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

コッテリと濃厚な、趣きのある何か、...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり前すぎて気付いていないほどに、コイツは身近にあった。

鉄の次に多く触れている素材。

ものすごくコイツが良い。

何故気付かなかったかとつくづく思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

コイツは使い込むほどに趣きを変えてくれます。

味が入っても磨けば輝きを取り戻す。

 

味を好みそのまま経年変化を楽しむも良し、いつまでも輝いた状態を保ってもよし、所有者の好きなように扱える。

 

 

鉄のようにうちのコンセプトにがっちり。

 

 

何ヶ月か前に思いつき、一気に製作する余力が無く頭の中で悶々とデザインを起こしながら妄想、仕事の合間にチョコチョコと製作すること数ヶ月。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真鍮。

ブラスです。

ロウ付の際に使っている素材です。

使っていくと鈍い風合いに変化していきます。

 

 

鉄のように赤錆などが出ないので素材そのままの質感を楽しめます。

 

 

 

 

 

真鍮には手作業が良く似合う。

旋盤やフライスで精度の必要なところはぴったり切削し、外観などはペーパーやヤスリで手仕上げ。

NCなどの設備で精密機械のように削るより、手で削り出し手作業の味をだすことが似合う真鍮は隆天的素材。

 

 

 

何故この素材が自転車であまり使われてこなかったか。

最大の欠点の重さ、鉄より比重が上のくせに強度が鉄ほどない。

クロモリやアルミやチタンみたいに薄く軽くしても強度のでる素材ではないので、軽量重視の自転車では使われないのがよくわかる。

 

しかし、うちは趣味性の強い自転車製作が主です。

小さな小物ならさほど重量増も無い。

独特の風合いが与えてくれる雰囲気は多少の重量を犠牲しても余りある意味がある。

個性的な素材感が旧さも新しさも放ってくれる。

 

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製作途中のモノもありますが、横に転がっているような丸棒や、ブロックを削って形作っていきます。

地味に結構大変。

 

 

 

 

画像のステムは真鍮製ではなく、クロモリステムに真鍮メッキをかましたものです。

メッキならさほど重量変化もありません。

しかしメッキなので研磨剤などを用いて磨けませんので、無垢の真鍮よりは磨き方などの扱いの幅が狭まります。

 

短いものは荒めペーパー痕を残したまま真鍮メッキ、これはクロモリステムの性質はそのままに真鍮の質感を狙ってのメッキです。

ラグつきステムは真鍮メッキを燻して軽く研磨後、クリア塗装したもの。

使い古した雰囲気を新品時から。

ウォッシュかけたデニムみたいなものです。

 

メッキはフレームにもかませます。

メッキも永く使っていただけるように、メッキ屋さんと一緒に試行錯誤してテストしてみようかと思います。

  

 

 

 

その他作ったパーツは画像の丸型シートクランプ、シートポストヤグラ、ヘッドキャップ、ハンドルエンドキャップ。

変に造形を凝らず、素材感を楽しむためごくシンプルなデザインです。

どれも経年変化が楽しみになってくる。

 

 

真鍮はその性質ゆえに、構造物になるようなもの(フレーム、フォーク、ハンドル、クランク等)には使えません。

ステムぐらいならなんとかいけそうですので、今削り出しステムを作ってます。

クソ重になりそうですが、つける自転車がゆるい感じなので恐れず挑戦してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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革にやばいぐらい似合いすぎる...

そしてこれでまだ完成ではなく、革のようにその人なりの味をだして完成となる。

 

 

 

 

この自転車には至るところに真鍮パーツをちりばめてあります。

早速乗ってみたが十分に使えそうです。

もう少し自らテストしてみます。

 

 

真鍮パーツ、鉄フレームを引き立てる絶品の薬味的に、うちの第二の素材として今後一層力を入れていこうと考えております。 

軽量マニアの方にはには絶対的におすすめできない素材です。 

 

 

 

 

当工房ではフレーム以外の、小さなパーツのみの注文も快く受け付けていますので、ご興味ある方はご相談ください。

 

 

 

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同自転車にひっぱり続けたコイツがとうとうデビュー。

まだオーダーはお受けしておりませんが、オーダークランク実現に向け様々な動きはしています。

いつの日か必ずや、製作を承れるように頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

そしてさらにこの自転車、パイプ系パーツがほぼフル隆天製作の自転車です。

真鍮パーツコッテリきてます。

和風+英国車+アメ車+実用車+MTB+ビーチクルーザーな、新しくもクラシカルでコアなチョイ悪オヤジ的、隆天號です。

 

現物は大きな場所で見せられるかも? 

手前味噌的になってしまいますが、かなりかっこよく仕上がってます。

 

 

 

 

これにてダルマ生活も終焉。

サッとだせる置き場所がないので、しばらくご隠居。

有難うダルマ、与えてくれた恩恵は大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DARUMA the 3rd

 

 

 

 

 

 

 

 

乗る自転車なくさないと重い腰があがらず、新しい自転車を作るべくロードやピストなどをすべてばらして始った、ダルマオンリー生活からはや数ヶ月。

スポーツ車の機動力があたりまえになってしまっていた自分は少々疲労気味。

自転車製作の仕事をやっていながら、普通の自転車に憧れるという訳のわからん生活しています。 

 

 

 

 

今の自分がロードバイクになどに乗ったら、まるで原付かと思うほど楽に感じ、スピード感に心の底から感動することだろう。

もうすぐだ、ワクワクする。

 

 

 

 

旧型方式のダルマに乗っていると、チェーン駆動の自転車の自転車のありがたみがわかるんです。

人類の英知がつまってるんです。

皆さんはものすごい発明品を普通に使ってるんです。

 

 

こんな素晴らしき乗り物が出てきてしまっては、ペニーファージングが何故時代に淘汰されてしまったかがよくわかる。

ダイヤモンドフレーム形状のチェーン駆動が出始めの時代の人たちは、新しいモノに胸を高鳴らせて感動したはずだ。

今の自分のような心境なのかもしれない。

ペニーファージングが普通だった時代からすればとんでもない自転車。

 

 

自転車の原点とも呼べる前輪直駆動のダルマを作っていなければこんなことにも気付きもしない。

歴史を知り、原点を知り、新しさに反映する、経験もしていないものに否定的なったり、知っているように話すのはあまり好まないので様々なものに挑戦していきたい。

なかなか経験できない良い経験ができてるかと思います。

旧いモノも、新しいモノも、どんなジャンルでも自転車というのは本当に楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

時代と共に忘れ去られてしまった自転車だからこそ、その希少性に好奇心を滾らせる人達は自分の他にもいます。

走りの性能では劣るDARUMAでも、見た目の性能はかなり高い。

ペニーファージング型の自転車の美しさは独特で今の自転車には無い良さがある。

 

 

 

 

ダルマ三号機、本日納車。

ほんと永かった。

 

仕様に躓き、完成してからもパーツ手配などで時間がかかりやっと完成。

半年がかりでやっと。

 

 

 

 

 

 

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オーダーくれたのは弱冠19歳のわたる

受注時は18歳のダルマ三世。

若いのに高コストは避けられないダルマ製作依頼、見上げた根性です。

 

 

今回はかなりBMXよりな雰囲気。

サドルがありえない角度に向いていてかっこいいのですが、なに食わぬ顔で角度調整できないeclatのサドルを買ってきやがりましてこの角度にしかつきません。

ダルマ超初心者のわたるは当然まともに乗ることすらできず。

ダルマ慣れしてる自分でもかなり乗りずらいので、この後うちに転がっていたママチャリサドルをつけてやりました。

ケツに負担のかかるダルマには、ママチャリサドルのバネが相性抜群で素晴らしい乗り心地。

 

 

 

 

 

 

 

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なにやらこれでトリック極めたいらしいので、いままでの三台で最強強度。

太く厚いパイプを各所に使ってます。

 

 

 

ダルマは慣れてしまえばスピードがでないゆえに安全ですが、慣れていないと超危険なのでこの後ブレーキも装着。

 

 

慣れていない人が乗ると走る様はまるで生まれたての子鹿。

エレガントに乗れるように闇錬するらしいです。

 

 

 

 

 

乗る姿勢はまさにジェントルメンの紳士な乗り物、でも実はハードコアなREW10DARUMA。

街中で好奇な視線に晒されるので、エレガントにカッコつけられるように慣れてから街中へどうぞ。

 

 

4台目もご期待あれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隆天製黒盛之銘

 

 

 

 

 

 

 

 

Global gutzどうなったろう。

貧乏な当工房、僅かではありますがプライズを進呈。

 

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コイツと引き換えに割引。

隆天好きにはたまらないアイテムです。

使うも良し、そのまま持ってプチ自慢するも良しご自由に。

ステンレス製なのでほとんど錆を気にせず持っていて大丈夫。

 

こんなものでもいちいち魂入ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘切。

 

 

 

製造番号代わりの銘、出来上がったときに喜んでくれる人が多い。

塗装して目立たなくなってしまうと悲しそうな顔をしてくれるのも嬉しかったりします。

これは見せるためのモノではなく、魂込めて作った証、切ってあることに意味があるので見えなくともよいのです。

日本古来の粋なはからい、骨董品にしろ日本刀にしろ見えない箇所に切ってある。

見えにくくなってもそれは粋、悲しまずとも良いのです。

 

 

 

しかし切るのが大変です。

やるたびに溶接技師をやっていたときに患った腱鞘炎が痛む。

 

性能に関係のない作業、無駄と言われればそれまで。

毎回自問自答を繰り返す。

 

しかし、やると決めた以上切り続ける。

 

 

 

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作ることしか能のない、作ることでしか語れぬ自分。

これがなければうちの自転車ではない。

責任、自信、積み重ねた経験、すべては此処に。