REW10 madeの最近のブログ記事
先にも案内しましたが明日28日の土曜日は接客対応のため営業になります。
振替で29日の日曜日は休業になります。
2011年の4月頃に納車したREW10ママチャリです。
もう10年近くもお使いいただいてます。
この奥様はリアルにママチャリとして子乗せ自転車を経て今の形と、ずっと長く使ってくださってます。
当工房からご自宅が近いのが幸いで、しばしば整備のご依頼をいただき維持出来てます。
どんな自転車でもメンテナンスは必要ですから近いのはこちらも安心です。
こんなに長く使ってもらって本当に嬉しいので、ハブのオーバーホールやら色々な整備を頑張っておきました。
リーズナブルなパーツ構成ですが、ヤワなものは使っていないのでまだまだ使えます。
こういったところはきちんと整備すれば高級パーツに負けないです。
フレームはもっと超強靭に作りましたのでさらに長く使えます。
リアルな使用痕跡のキズはあるものの、創業間もない頃から現在に至るまでお付き合いくださっているZ-WORKSさんの塗装持ちの良さも本当に素晴らしい。
見えない性能ですからなかなか感じていただけない箇所、かなり自分が重要視する事で綺麗なだけの塗装とは違います。
仲良くさせてもらっている身近な方ですが本当に尊敬している経験豊富な職人さんです。
すでにお子様の乗せる役割は終えて形を変えてしばらく経ちます。
そのうちお子様に引き継いでもらえたりする事を密かに夢見ています。
自転車は自分で転がす車と書いて自転車なんだと、ご依頼いただいた時に聞かせくださったのが印象的で、アシストには手を伸ばさないガッツある奥様です。
昨日整備を終えてお返しした際に、乗りやすいですよ。とさりげなく笑顔で言ってくださった時はかなり心揺さぶられ感激。
モノ作りはかなり大変なところもあるのですが、直にお使いいただいているお客様からのこういった声をいただけるのが一番の誉れです。
連休中の営業案内です。
明日19日は定休日にて平常通り休業です。
21日の敬老の日は臨時で休業致します。
20日の日曜日と22日秋分の日は営業します。
勝手ながら宜しくお願い致します。
春前にフレームのみで納車させてもらったフレームを乗って見せに来てくださいました。
このお客様はREW10の自転車は3台目。
2台目のリピーター様は結構多いですが、3台目は何人もいらっしゃらず光栄の限りです。
3台目となると、オーダー進行なんかはお互いに理解も信用も深くてスムーズに疎通ができます。
お仕事柄でかなり移動で乗ってくださっていて、道具として本当に使いやすいと色々頼んでくださいます。
REW10の10周年の年にと、ご相談くださり10周年銘が入ったバッジを作らせてもらいました。

952のXTRはかなり渋くて、自分のかなりのめり込んでいた時代なのでかなり好きです。
こういった格好良さは今の自転車パーツでは失われてしまった領域です。
写真見てるだけでも欲しくなってきますね。
この方は分野新旧問わず様々にご理解深い方、こういった方に乗っていただけて嬉しい限りです。
まだいらっしゃらない4台目所有のお客様は出てくるのでしょうか。
楽しみにしています。
以前からご来店に関してのお問い合わせでよく聞かれる事ですが、REW10SHOPを開店してからのREW10は予約制ではなくなっております。
お気遣いの深い優しいお客様ばかりで本当に有難い限りなのですが、いつ来店したら都合良いですか?とこちらを気遣って聞いてくださる事が非常に多いです。
営業日の営業時間内でしたらいつでも都合良く、特に都合付かない時間というのはほぼありませんのでいつでもお越しください。というのがお決まりの自分の返答になります。
予約制ではないので他のお客様と重複する事は予測も出来ませんが、そんなにご来客数が多い店ではないので、重複する事は稀です。
こんな感じですし集中する作業は営業時間外に行っております。
ゆえに営業中は何時でもお客様がお越しになられても良いようにしておりますので、特にご来店に関してのご予約等は不要です。
(店舗は軽作業場兼なのでしばしば散らかっている時はありますが、申し訳ないです...)
今日はやってますか?というお問い合わせも多いですが、営業日と営業時間はしっかり守っております。
事情によって臨時休業や営業時間変更が避けられない時は、ブログやインスタなどで必ず告知しております。
うちみたいな個人事業や職人仕事は、営業時間などのこういったところが曖昧なイメージを持たれているのかもしれませんが、REW10は告知無しに勝手に閉めるとか閉店時間を早めるとかは全くしてないです。
自分で言うのも難ですが、こういったところには真面目なほうだと思うのでしっかり守ってます。
告知が無い場合はいつも通常営業をしているものとご判断ください。
定休日は毎週土曜日のみ、日曜日や祝日なども営業しております。
営業時間は13時~19時となっております。
営業時間外でも作業している事が多いのでシャッター開いてますが、営業時間外のご来店希望の際はご予約くださると有難いです。
ご来店に関してのお問い合わせの返答や事情は概ね上記の通りです。
こちらのイメージや案内不足で余計なお手間をお客様にかけてしまっているかと思い、案内させていただきました。
REW10で製作販売しているベルトと同じ革を用いたマッドフラップを作らせていただきました。
なかなか厚いレザーですのでしっかり形作る事が出来、きちんと泥はねを防いでくれます。
フルフェンダーが付いていてもマッドフラップ無しですと足に泥がはねますが、これが付いていると重宝します。
一緒にフェンダーやキャリアの取り付け、その他カスタムもしていただき、真鍮ネジなどを取り入れサービスしておきました。
小物だけのご依頼なども承っております。
各種ご相談ください。
ハンドメイドフレームはある程度自転車を乗り込んで知識を付けてからビルダーに相談するのが普通。
ハンドメイドフレームは細部まで高級パーツで組み上げるのが普通。
周囲でよく聞く言葉です。
今回の一台はその普通と思われる事とは異なる過程で進めた一台です。
この自転車のオーナー様はまともにスポーツ自転車を所有するのがはじめてというお客様。
モノが凄く好きなのが伝わってくる熱い方で、当工房の産物に深く共感くださりオーダーへと踏み切られました。
当工房にとってはお客様の知識や経験の有無は全く気にするところではなく、如何なるお客様が来られてもしっかり具現化するのが自分の仕事。
知識は無くとも漠然としたお求めの格好良さやどう乗っていきたいかはお伝えいただける。
情報はそれで充分、設計や見え方などの難しい事はプロであるこちらがしっかり考え提案するのが良いと思います。
ご要望に基づいた提案、それが誂えでもあり、お互いのらしさが出るREW10のモノ作り。
パーツ選定はほぼお任せくださったので抽象的でもご要望を伺い提案させてもらいました。
ハンドメイドフレームはアメリカなどの高級パーツを多くに鏤めて組み上げる事が昨今の主流かもしれないが、リーズナブルで気の利いたパーツを駆使して組むのも非常に良い。
自分はお任せいただいたら高級パーツで固める事はしない事が多く、抜きどころをたくさん作ります。
そのまま永く乗ってもらっても良いし、カスタムベースとしてお使いいただいても良い。
高級品は耐久性などが高いとされていて良いのは当然ですが、リーズナブルなパーツがすべて耐久性が低いという事ではありません。
逆に低コストで品質の良いものを作るのは限られたメーカーさんしかできない難しさがあると思います。
個性が控えめになってしまうリーズナブルなパーツたちを用い、パーツ単体個々で主張するものでなく全体が馴染むようにトータルとしての個性を高める組み方をするのなんかは実に楽しいものです。
パーツが主役にならずフレームを引き立て、組み方の創意工夫でリーズナブルなパーツたちの個性をより良いものへ昇華させる、こんな事が出来たら面白い。
それがシンプルで理に叶ったものであれば飽きにくい性質が勝手についてまわります。
長年ユーザー様と共に出来る自転車はどんなものか。
自転車は飾り物でなく乗り物、人が移動で使う道具という事を永く全うしてこそ美しい。
小手先の造形や技術比べみたいなモノ作りはもうしたくない。
普通に見えてそうでない、そんな自転車、そんな道具。
毎回本当に良い自転車を組ませていただき、我が探求心は尽きません。
BLUELUGスタッフの一周くんご依頼フレームです。
輪行に便利なデモンタブルにロッカーエンドやベルトドライブ対応など、色々な仕様が盛り込まれています。
MTBのようにも見えるけどツーリング車でもあります。
車種の特定がやりにくい自転車です。
試乗させてもらいましたが、トムソンのドロッパーの動作感がなんとも良かった。
REW10の自転車の性能でも書くべきかもしれませんが、自画自賛的になってしまうので割愛しておきます。
自転車店ではなく製作屋のREW10は目新しいパーツに触れる機会が少なく、疎いところもありこういった機会があるといつも新鮮です。
自転車パーツなら現物見させてもらえれば理解は出来るのでビルドにはあまり支障ないですが、もっと勉強しないといけませんね。
四十過ぎの中年なのでもう考えも知識も古く、ついていくのは難しいかもしれません。
変化に順応していくのも大事ですが、老害的に偏屈にならず変わらない事も大事かと思います。
仕事の向き合い方に難しさを感じる今日この頃です。
サイクルコンピュータの台座を作れますか?とお問い合わせいただきました。
とりあえずご相談だけになっても良いのでよろしければお越しください、と返答。
技術面で可能であってコストに折り合いがつけば基本なんでもお受けしています。
熱心にご相談いただき、形状や仕様を決め、図面を作成しつつコストなども案内、OKがでたらGOです。
出来上がったのはこちら。



25.4㎜のハンドルにクランプします。
今回はコストを落とすため、磨き甘めのメッキです。
研磨跡が少し見えますが、美観だけで保護性質は変わりません。
メッキはのせる前の研磨で美観が決まり、のせた後は研磨できません。
磨きを入れれば入れるほどコスト上がります。

コンピュータに付属しているプラスチックの部材にばっちり合う寸法で作りました。
先端部分は鉄の丸棒から削り出した一品部材です。
程よい抵抗感で装着できます。
開いている穴を利用し固定します。
全長も希望通りで喜んで頂けました。
この手のものは特殊仕様の要素が含まれ安くはないですが、適合するものがいまいちなくお悩みの方はご遠慮なくご相談ください。
熱いカスタム魂をお持ちの方、いつでもお待ちしています。