2019年10月アーカイブ

補修。

 

 

 

 

 

 

 

カスタム作業の紹介の前に軽く営業案内です。

 

27日の日曜日は開店時間が少し遅れまして12時から開店となります。

勝手ながら宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

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昔懐かしいLOOKのKG271の折れてしまったハンガーです。

 

これを直してほしいというご相談をいただきました。

 

このエンドはリアセンターを可変出来るようになっており、裏側にフレームへ引っ掛かる突起などもある構造。

ロゴ以外オリジナルそのままの形状で削り出して復元できますが、手作業で造形するのはコストがかかります。

 

ある程度コストも落としつつ、今後同じようなトラブルに見舞われた場合を考慮し、パラゴンの交換ハンガーを加工してネジ止めする事ににしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

出来上がりはこんな感じ。

二重にパーツが重なって少し付けた感もありますが、自転車として機能させるには十分です。

次から曲がったり折れたりしても、ハンガーを少し加工すればネジ留めで交換可能。 

 

全体の写真は撮ってないですが、20年ほど前のフレームでも古さを感じさせない雰囲気。

エンドが壊れたぐらいで諦めて欲しくなく出来れば大事にしていただきたいものです。

 

 

 

 

 

 

 

REW10では主に鉄系自転車の修理改造を得意としておりますが、切断、切削、研磨などの溶接工程が無い作業でしたらアルミやチタンなどでもご相談お受けしています。

フレームのクラックなどは溶接が必要ですので、クロモリやその他鉄やステンレスは修理可能ですがその他素材は直せませんのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ちょっと番外編の紹介です。

 

このお客様が園芸を嗜まれているという事で我が副産物のPOTAL耐候性鉢も一緒に製作ご依頼いただきました。

 

育ててらっしゃる植物に合わせて寸法決め、各部合わせられるオーダー鉢です。

作れる外径には限りはありますが、高さなど㎜単位で概ね自由です。

 

 

完成後に植え替えもして欲しいとの事でしたので、鉄工屋のくせに園芸的なサービスをさせていただきました。

 

 

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お持ち込みのユーフォルビアゴースト。

この手の植物は自分も多く育てているので適した用土で植え替えさせていただきました。

 

鉢の高さを全体の雰囲気に合わせているので、バッチリ格好良くなってます。

 

 

 

趣味の園芸で鉄鉢使い始めてからそれなりの月日が経ってますが、特に不調もなく使えています。

園芸で金属の鉢が使われるのは少なく、ハンドメイドですと金属鉢など皆無に等しいぐらい。

十分調子良いのでもっと使う人が増えても良いのかと思いますが、少ないからこそ個性として楽しめるところもあります。

 

 

金属フェチの園芸好きの方、REW10の仕事と同様にPOTAL鉢もご依頼お受けしております。

 

 

 

 

 

 

 

あくなき改造。

 

 

 

 

メール不具合ある程度直っております。

まだ少しだけ不調の片鱗もありますが、今後は従来のinfo@rew10.comへメール送ってください。

ご迷惑おかけし申し訳ありませんでした。

 

明日の台風で何かなければよいですが...皆様もお気をつけて。

 

 

 

 

 

 

すっかり仕事の紹介も出来ておりませんで、こちらも本当に申し訳ありません。

相変わらず難物的仕事が多く、不器用な自分は更新できなくなってしまいます。

 

 

今回は以前よりあくなきカスタム魂をぶつけてくださっているお客様のカスタム品を紹介します。

以前に施工させていただいたこちら、旧輪界の遺物TANGE SWITCH BLADE。

SWITCH BLADEと言いだけあって変える事が出来ても替えのブレードがないというのはもはや愛おしいところ。

 

 

 

以前のカスタムから調子よく使っていただいていたようで嬉しい限りでしたが、さらなるカスタムをご依頼いただきました。

純正のカンチ台座からディスク化したいというご要望です。

 

 

 

TANGE SWITCH BLADE Custom 

 

 

取り付けたディスクタブ。

応力を分散するためいつもこういった付け方をしてます。

メタルにはISO規格が一番です。

 

ホイールがすっぽ抜けないように左右のブレードを入れ替え、爪の向きを変えました。

 

 

 

 

 

 

 

TANGE SWITCH BLADE Custom

 

 

 

この辺はオーナーさんの趣向が色濃いところ。

 

前回やらせていただいた真鍮の下玉レースに合わせ、真鍮のキャップを作らせていただきました。

この後期型のSWITCH BLADEにはアルミキャップが純正で付いてますが、固定方式だけ変えて形状は純正を踏襲してます。

相変わらずREW10と言えば真鍮、輪界で真鍮と言えばREW10です。

 

 不要になったカンチ台座を勿論綺麗に切除しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

TANGE SWITCH BLADE Custom

 

 

 

挿入してクランプする部分には付き物のコーティングのちょっとした問題。

 

塗装は膜厚があるしキズが付くのでNG、ゆえに基本的にメッキとなります。

このフォークの純正状態も黒メッキです。

 

塗装でもメッキをかけず出来るよう、クランプ部分に旋盤加工で作ったステンレススリーブを入れました。

独自に作ればクランプの締め込みにも耐える肉厚が作れるし、ステンレスならコーティングの厚みやキズなど気にせず素地でいけます。

 

 

クラウンの根本に見えるちょっとした段差がステンレスの部分です。

この段差は塗装する際のマスキング位置にも最適だし、下に落ち込む事を防止するストッパーの役割も兼ねてます。

 

 

製作したステンレスと元のブレードを良い塩梅の精度で入れて、ロウ付けでしっかり接合してます。

ステンレスに流すロウ付けは少々やりにくいので注意しながらしっかり密着させます。

ついでにこの時代特有のジオメトリーを少し改善させるため、ブレードは切らずに旋盤小物で延長する形をとって肩下伸ばしてます。

 

見えないロウ付け差し込み部分も長めに取ってますので強度もいささか強化できたかと思います。

 

 

自分もSWITCH BLADEは好きで持っていましたが、知人の熱意に負け譲ってしまいました。

改めて見るとやっぱり格好良いパーツだと思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

NITTO STEM Custom

 

 

こちらは一緒にご依頼くださったステムのカスタム品。

 

NITTOさんの二股を短くして、クランプを31.8㎜に変更してます。

ノスタルジックなのか新しいのか、良い雰囲気のあるステムになってます。

 

 

 

 

 

カスタム魂の熱い方、熱いご依頼お待ちしております!

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

不具合続いてます。

 

  

 

 

サーバー障害で不具合続いており、ご迷惑おかけします。

ブログの更新とメール受信はおそらく概ねできるようになりましたが、送信に不具合があって届かない事が多いです。

現在サーバー変更などを模索し対応しております。

 

現在こちらからのメール返答は下記gmailから行っております。

rew10works@gmail.com

 

復旧したらまた告知します。

告知があるまではホームページ記載のアドレスではなく、上記アドレスのほうへお問い合わせお願い致します。

 

 

ご迷惑おかけし申し訳ございません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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