ゴールデンウィークの営業案内です。
明日29日の昭和の日は臨時休業させていただきます。
振替で30日の第五水曜の定休日は営業致します。
あと5月4日みどりの日を休業とさせていただきます。
3日は土曜日定休ですので、3・4日は休業、5・6日は営業となります。
勝手ながら誠に申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
ゴールデンウィークの営業案内です。
明日29日の昭和の日は臨時休業させていただきます。
振替で30日の第五水曜の定休日は営業致します。
あと5月4日みどりの日を休業とさせていただきます。
3日は土曜日定休ですので、3・4日は休業、5・6日は営業となります。
勝手ながら誠に申し訳ありませんが宜しくお願い致します。
初めてのRew10グッズ即売会、沢山のお客様にお越しいただきました。
時間前からお越しいただいていたお客様もいらっしゃり、自転車フレームのみならずグッズも楽しんでいただき感無量でございます。
多くの方の支持で支えられていることを強く実感した一日でした。
より一層熱い魂を注いでお応えしたく思う次第でございます。
グッズといえど自分の手で出来上がったモノ、フレームと同様の意識と当工房の理念をたっぷり込めて作らせていただいております。
無骨な質感と工業的空気感、鉄と真鍮の味わいをじっくりとお楽しみください。
キーフックをお使いいただく際の簡単な注意ですが、カラビナのように閉じ込んで環状になるものでなく引っ掛けるフック形状です。
自転車ペダリングの際、前側のベルトループ等に引っ掛けると大腿で上側に押し上げて落としてしまったりする可能性があるので、押し上げがないように自転車に乗る際は横のベルトループ等に引っ掛けて工夫されると良いでしょう。
メッセンジャーバッグ等をお使いの際、バッグを前側へクルッ持ってくる時に引っ掛けて落としてしまって紛失されてしまう方も稀にいらっしゃいます。
あとソファー等に深く腰掛けた際などにも持ち上げられて落とす可能性が考えられます。
落ちにくいように比較的タイトに製作してますが、環状になるようなキーホルダーと違い絶対に落ちない構造ではありません。
上記使用時等の持ち上げられそうな状況で一目だけ軽くご注意とご確認を。
諸々上記ご理解の上でちょっとした警戒心があればまず紛失されることはないと思います。
大変恐縮かつ申し訳ありませんが紛失されても責任はとれませんので、紛失なさらないよう末永くお楽しみいただければ幸いです。
今回は実際にお越しいただける方を優先させていただきましたが、近日中にご遠方の方向けに通販用を少し増産します。
売れ残りも多くなく少なくなってしまったので、準備が整いましたらこちらのブログにて案内致します。告知を今しばらくお待ちください。
非常に楽しかったので、また次回も同じような会をさせていただくかもしれません。
違った形での即売会等ももしかしたらあり得ます。
本当にありがとうございました。
Photo by Azexy
明日の18日金曜日、外回りのため臨時休業致します。
誠に勝手ながらご迷惑おかけしますが、宜しくお願い致します。
先日納車したメッセンジャー用の一台。
自分もかつて生業にしていた仕事、実にシンプルですがジオメトリー・パイプ使い・その他諸々に独自のスパイスをきかせております。
紺の塗装にボカシで区切ったローフィニッシュ。
ローの箇所は防錆効果がかなり増すパーカー処理をしてからクリアをかけています。
パイプ裏側含め、フレーム全体にすべてにパーカーの層ができます。
この下地処理があるとないでは防錆効果にかなり差が出ます。
質感はクリアのみと異なりグレー味が強くなりますが、真鍮ロウがくっきり出てなかなかこれも良好な雰囲気です。
今回の塗装は経験豊富で懐も相当分厚いZ-WORKSさん。
塗装の出来は勿論、迅速かつ心のこもった気持ち良い対応をしてくださり感無量でございました。
全体写真は良いのが撮れなかったので、後は彼が組み上げた際にでも紹介できればと。
お楽しみに。
先日のSNYの参號機に続きましてこちらは弐號機をご依頼くださった方。
リピートオーダーほど光栄なことはございません。
前回の受注を認めてくださった証拠でその有難みは相当なものです。
うちの売りはフィレットであるなんていう世間の風潮もにわかに感じますが、ラグも全く苦手意識なく得意です。
うちの売りが何かと言えばフィレットやら銘切やらそんなディテール的な浅いものでなく、それらをすべて含めの自分という人間が作っているというのが売りであります。
頂戴してる平均コストでは美術品のような神々し過ぎるようなラグワークは仕上げられませんが、日々使うのに気負いなく質の良いようなさりげないラグワークを信条にしています。
日常で使うための一台となると神々し過ぎるような仕上がりだと使うのに躊躇するほどです。
質の良い道具感の体現、よく見ると細かいところに凝ってるような、良い普遍性のあるそんなところを目指します。
なんとなくでも独特の空気感でも表現できればと、細かいところで頑張っているつもりであります。
真鍮も気に入ってくださった方で当工房一押しHybridキャップやスペーサーなども追加でご依頼頂戴してます。
このお客様のお子さんが中学生らしいですが、うちのヘックスキーフックを気に入ってくださっている様子。
親子でお楽しみいただき光栄に尽きます。
このフレームも引き継いで使ってくだされば職人冥利に尽きるというものです。
良きお客様と出会う度に、一人一人の良いお客様に支えられての工房であるということを強く感じます。
横柄でサービス精神や責任感に欠けたり、作ってやってる的な考えで業務をするのは大嫌い。
こういった心構えって仕上がりのみならず対応諸々できっと伝わることでしょう。
依頼する側の心情を忘れず、今後も気に入って使っていただける製作に励みます。
変に媚を売ったり妙に言いなりになるようなサービスではありませんが、お客様も自分も平等であるので双方が気持ちよくなれるように努めます。
こちらが恐縮なほどに気を遣ってくださる心優しいお客様が多いですが、普通にどうぞお気兼ねなくなんでもお問い合わせください。
お互い良き信頼関係を抱きつつ出来上がったものはきっと変え難いものがあるはずです。
なんでも出来るというわけでないですが、コイツなら少しはやってくれるかもと淡い期待でも抱いてまずはなんでも軽く相談からお問い合わせくだされば幸いです。
現在製作まっただ中のフレームもリピーター様の一台。
気合入ります。
SNYの参號機。
うちのを2台所有のリピーターさんは数多くいますが、3台もオーダーくれているので彼だけです。
まだ歴史の浅いRew10ですが有難い限りです。
もう2台ほどメッセンジャー業務でも強いタフネスなトラックとロードを持っているので、侍のような彼にぴったりの日本刀のような一台にしてほしいという要望。
もらった要望はほぼこれだけ、使い方間違うと折れてしまわんばかりの軽さとソリッドクイックカツカツの寸法値で仕上げました。
まさにイメージは切れ味鋭い日本刀、タイヤ最大径は20cまでなので23cを履くことは許さないクリアランス。
付随して極短のリアセンターは安定性などはもはや捨て、ただひたすら鋭い挙動を。
リアエンドは穴あけと裏側のエグリで最低限の強度で。
各種ワイヤー受けのダボはワイヤーが通っていない状態だと指で潰せるほどに肉抜き。
約6.3kgと当工房で最軽量、これが3台あっても自分の通勤車のほうが重いというのが恐ろしい。
BOREDさんによるブルーイングも塗膜がないので軽量化に貢献。
日々の生活で転がすには絶対おすすめしない仕様。
乗る分にはそれなりに強いですが、なにかにぶつけたりとか転倒でもしようものならただ脆い一台。
重量が正義ではありませんが、深い理解と期待があったので実使用に耐えるレベルで最大を尽くしました。
ただ形にするならもっと軽くできますが、うちは乗ってナンボの道具感がモットーなので今現在の限界値か。
パーツによっては5kg台もいけそうです。
がっつり使いたい方はしっかりと肉厚のあるフレームをおすすめします。
フレーム単体だ軽いものと強いもので差が数100g、強度はまるで比にならないほど変わります。
重量と脆さをとるか、少し重いが永く付き合える強度をとるかはその人次第だし自分の技術や経験次第。
普段は伝えていただいた想定してる乗り方と使い方に十分耐えうる強度を確保し、その後のその強度を落とさないように無駄と思える重量を削ぎ軽量化してます。
重量値だとはっきりいってカーボンには及ばないのは明らか、鉄は重量でなくジオメトリーや細部の作り込みが肝要かと考えますが、鉄を愛する方にはこんな応え方もあります。
薄管は乗る際も作る過程もとにかくデリケート。
重量削る作業は精神も削るような作業でした。
自分と同じく真鍮を愛するお客様方がいらっしゃる。
自転車は軽く速くなくてはならない。
そんな事を求めなくとも良い自転車の世界もある。
所有欲を満たし楽しく自転車に乗るために一部の自転車乗りが求める趣という性能。
真鍮はそんな素材。
以前製作した文鎮のようなクランプは無駄な箇所が多かったので今回はよりシンプルに。
軽量を求めるのは真鍮使う時点で筋違いなので、肉を削ぎ落とすような造形でなく真鍮の素材感が生きるように丸っこく仕上げました。
アクセント的に遠慮がちな銘切。
銘は見えにくいところに切られているのが粋でありますが、 お客様の心理としては見せたいという方が多いので、ひっくり返して使えるリバーシブルにしました。
一応表が銘がない面なので、裏側に返すとサウスポー仕様的に左側に六角ボルト穴がきます。
少し小柄なM6ボルト仕様に、ゴツさと強度を強調したM8ボルト仕様。
別々のお客様お二方分ですが、求めるものの違いでこうなります。
これはオーダークランプで無垢の塊材料から削り出しているので径など自在です。
うちのパーツは大量に作って沢山売るつもりもないので、手作業にこだわってます。
こういったパーツをご依頼くださる方は数多くのリピートオーダーを頂戴しています。
自分という人間を信頼してくださり自分が作るものを好んでくださる。
人ありきでないと本気で作れないようです。
いつもご愛顧いただき有難うございます。