2017年4月アーカイブ

BROOKLYN MACHINE WORKS

 

 

 

 

 

 

 

BMW Custom

 

 

 BMW Custom

 

 

多々のGANGSTAをはじめ、すでに何十台もカスタムしてきたBMW。

 

今回はかなり本気な愛好家の方。

純正パーツを多く集めて気合い入ってます。

 

 

欠損していたフォークブレード及びフォークコラムの製作と、ブレーキ動作不具合改善のご依頼。

 

 

極力、純正感を崩さぬように進める。

カスタム作業はREW10の個性を抑えながら進めるのがうちでの基本です。

 

純正ブレードの写真を送っていただき、ほぼ完全再現でエンドを切りだし、ブレーキ台座もリアとほぼ同じ形状で製作。

 

いつもの製作手法とは異なり、ロウ付け部分は平滑なフィレット仕上げをせずにTIG溶接のような畝のある溶接技法にしております。

仕上げがご希望のローフィニッシュで色の違いはありますが、色をのせる塗装ならほぼTIG溶接に見える溶接部分となっております。

流せる、盛れる、平滑に出来る、畝を作れる等々、ロウ付けという技法は多種多様なのが良いところの一つです。

 

コラムはクラウンに適合するように加工してから、下玉押しを装着するレース部分を前回同様に真鍮で作り、こちらもガッチリとした装着感。

 

 

ブレーキは組み付け調整だけでなく、切削もしながら動作感向上に努めました。

こういったパーツは一癖あるものもあり、機械加工を少し入れると見違える事も多いです。

少々組みにくいブレーキでしたが動作バッチリです。 

 

 

 

カスタムは随時お受けしております。

お悩みの方はなんなりとお問い合わせください。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Pep cycles

 

 

 

 

 

Pep cycles

 

 

 

 かつて同時期にメッセンジャーなどもしていた良き友人が、Pep cyclesというフレームメーカーを立ち上げました。

 

 

長く使えて乗り手の好みでカスタマイズがしやすく、多用な組み方が可能で様々なフィールドで使える自転車です。

 

この度、プロトタイプの製作をお手伝いさせていただきました。

Rew10が行ったのは製作のみです。

 

うちのような仕事をやっておりますと、自転車のジオメトリーや仕様などを見るとどういった性能を追求しているかなどが読めるようになります。

プロト製作で彼から提示されたジオメトリーや仕様は、コンセプトそのままのような性能が出るのが見て取れる内容。

スムーズに相談が進みそのまま形にさせていただきました。

 

流石、数多の自転車に乗ってきた経歴と自転車メーカー勤務経験は確かです。

これまでの彼の軌跡がしっかりと生かされた自転車になっております。

 

 

 

 このプロトタイプをベースにしたNSは、2017年秋頃販売予定だそうです。

その後もモデルを増やしていくと思われます。

 

実に気の利いた彼の自転車を今後も楽しみにしていてください。

 

 

 

 

 

直します。

 

 

 

 

 

 

 

 

Before

 

 

恒例イベントでもいつも力を貸してくれているコナクック旦那の愛用鍵。

 

数年前に作ったキーカバーも真鍮部分が減ってきて、ちぎれて落としてしまわないか心配と直しの相談を受けました。

自分が5年以上は使っているキーカバーは多少減りは見えるものの、全く気にしないぐらい残ってるのですが、今回預かった奴のカバーは何故だか劣化が早め。

 

奴はしばしば磨いたりしてモノを愛し非常に大事にする男なのですが、穴部分などは当然磨いていないだろうけども、カバー以外なんでも消耗早めの傾向があり、味が出るのも早い。

対して自分は出来上がってしまえば特に必要でなければ特に磨きもしない放置状態、特に気を使うことも何もしておらず、同じく毎日使ってますが何故か減りが少ない。反面味わい出るのが遅い。

 

使う上での動きの違いか何かか、不思議なものです。

 

 

 

 

 

 

勿論直します。

このユーザーさんが使ってこの期間このレベルまで劣化があるというのは、修理を受ける段階で確実なデータとして毎度毎度モノが語ってくれます。

自転車の修理同様になんでも言えますが、ただ元に戻す修理という事だけでは同じ期間で再発するのは目に見えます。

今回のケースにおいてもうちの仕事としてもそれだけでは足りないので、更なる強化をしつつの修繕。

 

 

 

Repair after

 

 

ステンレスパイプを楕円につぶして、銀ロウで真鍮カバーと接合しました。

ステンレスなら真鍮よりも摩耗に強いので、穴部分の強度は数倍に至っていると思います。

 

綺麗にし過ぎてしまっても味気ないので少々荒仕上げですが、奴ならばすぐにまた味わい深くなることでしょう。

 

 

 

 

 

うちの商品は直せるものが多いです。

自転車は勿論の事、アクセサリー関連も今回のように修繕できます。

 

 

アパレル関連はTシャツなどはリペアするよりも新調したほうが理に叶っておりますが、ミシンも扱えますのでシャツなどは可能な範囲で修理できます。

 

まだ該当する方はいないと思いますが、ベルトなども直せます。

完全元通りはレザーベルト部分をすべて交換するしかありませんが部分的に継ぎ足しで直したりできますし、バックルやリベットの破損などにも修理対応できます。

 

 

ちょっとした事ですが、修繕できる構造でも商品開発しているつもりです。

どんな場合でも直るということではありませんが、可能な限りは修理対応させていただいております。

修繕ができない場合は、部分交換か新調などの選択肢となります。

 

 

無償ではありませんが、REW10が存続している限りはうちの商品は永久保証付です。

 

長く使っていれば時にガタもでますので、その際は遠慮なくご相談ください。

 

 

 

壊れるほどに日々使っていただけるほど光栄なことはありません。

 

使った痕跡がガッツリ刻まれたうちの商品を見ると、密かに嬉しかったりもします。

なんだかんだで気に入ってくださっている証拠に思えますから。 

 

 

 

 

 

 

色々なもののお直しや、今回紹介のキーカバー製作のご依頼なども随時お受けしております。

 

キーカバーを鍵へ取り付けるには鍵への加工も必要になります。

まずはご連絡いただき、その後にスペアキーなどをご用意ください。

 

稀に取付不可の場合もございますのでご注意ください。

 

 

 

 

 

 

 

改良と改造。

 

 

 

 

 

REW10では随時カスタムのご依頼をお受けしております。

一例を紹介いたします。

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom

 

 

タイヤとブリッジがかなり空いているため、フェンダーのクリアランス調整がやりにくいとご相談いただいた事例。

お客様のご要望を伺いつつ相談の結果、ブリッジ差し替え移設ではなく長いネジにて設置調整させていただくことになりました。

 

ワッシャーを重ねて盛るなどは無論スマートでないので、長い一続きのスペーサーで調整。

 

タイヤ外周に対し一定の円周平行を保つように気を付けました。

 

ついでに凹みも直して欲しいというご要望があったので、ロウ付けで盛ってフラットに仕上げています。

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom

 

 

 フロントラックを付けている自転車をお持ちの方ならわかると思いますが、ラックを付けるとラックの重みで駐輪時にハンドルが傾いてしまう事例がよくあります。

その傾きを防ぐのがこのバネを仕込む改造。

 

オリジナルのステンレスプレートの製作と、バネを引っ掛けるボルトを付けるためのダボの設置です。

 

このカスタムを施した後は、ハンドルが傾くとバネが利いて自然に真っ直ぐに戻ります。

勿論、乗車時のハンドル操作には影響ないぐらいのマイルドなバネ感に仕上げています。

 

 

色々な手法と様々なバネを用意して研究し、一番良い動作感になるようにしています。

バネの強弱調整もある程度可能です。

 

 

ついでにご要望があったWレバー台座も設置しています。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom 

 

 

続いてセンタースタンド板ブリッジの補強のための溶接追加。

 

TIG溶接などで板ブリッジが付いているものは上部内側に溶接が盛られていない事が多く、ここから破損に至り修理させていただいた事例がしばしばあります。

この箇所は深い谷のようになるのでトーチが届きにくいので溶接を省略するのは理解できますが、内側にも盛るとかなり堅牢な作りとなります。

 

センタースタンドのための板ブリッジは、地味にかなりの負荷がかかります。

板ブリッジの肉厚や接合方法などを考慮しないと不具合が生じる場合が多いです。

 

このカスタムをすればもうバッチリです。

 

 

 

 

 

 

 

 

Custom

 

 

 まだまだ少数のベルトドライブ。

 

 ベルトドライブは通常のチェーンのように切って繋げる事ができないので、フレーム側で分割機構を持たせねばなりません。

そのためのカスタムがこれ。

 

M5のボルト2本で左右から締めて分割部分を固定する小物を付けます。

ボルトを緩めるとパカッと分割してくれるので、そこからベルトを通せます。

 

 

ベルトドライブは初期投資はそこそこかかりますが、油分とおさらばできますしベルト自体がかなり高耐久で伸びなども極めて少ないので、日々のメンテナンスがかなり楽になります。

 

走行感も非常に軽いので、通勤などの普段使いのためなどにかなりおすすめです。 

 

 

フレームが対応していないものが多く断念される方もいらっしゃると思いますが、鉄フレームでしたらこのようになんとかなります。

小物はシートステーφ16㎜前後に対応しており、その他外径サイズは特殊加工扱いになりますが施工可能です。

 

 

 

 

 

 

 

なんでも出来るわけではなく、相性問題や状態による施工不能なども稀にございますが、出来る改造でしたら快くお受けしております。

 

何かお悩みの方はなんなりとご相談ください。

すっきり解決出来るかもしれません。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ブランチと営業案内。

 

 

 

 

 

 

 

Rew10 brunch & lunch apr 2017.jpgのサムネール画像

 

 

毎月恒例のブランチですが、今月は9日日曜日に開催します。

 

 

この日はご予約不要な催しですのでどなた様もお気軽にお越しください。

 

 

 

それと誠に勝手ながら、6日の木曜日は臨時で休業とさせていただきます。

 

宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

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