2010年2月アーカイブ

変り種ばかりです。

 

 

 

 

変なもの作ってます。

 

うちで一番、抽象的なのにシビアなお客さんからの依頼です。

とんでもない無茶を言ってきます。

 

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セオリー通りの産物ではないので、なんだかわかる人はそうそう居ない。

 

 

なかなか出来は良し、完成したらUPします。

完成が楽しみです。

 

 

 

 

接合部多くて仕上げの嵐、こういうものを作るとフィレット筋が筋肉痛。

朝目が覚めたとき痛いのなんの...

きっと治ることのない持病になる気がします。

研磨地獄からは抜け出せない。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

我慢の限界

 

 

 

工房に掛けられているREW10cr-moクランク。

 

 

 

 

コイツを見てると疼きます。

 

つけてみたい、踏みてぇ...

 

 

 

 

 

 

 

最近はお客様分の作業で忙しく、コイツに費やしてやる時間が作れずにいました。

作業をしながら掛かっているクランクを見てると終始ムラムラ。

 

 

 

 

時間ができたときにもう少し磨いて、メッキかけてからのお楽しみ。

 

ガマンガマン。

 

 

 

のはずだったのですが、

 

手が勝手に...

 

 

 

あえなく限界です。

 

 

 

  

フルオーダークランク受付開始を目指すこともあり、ササッと軽く組み付けてみることにしました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そしてドキドキの挿入...

なにかいい気分です。

 

 

 

 

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!!!

 

 

もっと細身のフレームにつけたかったが、雰囲気はわかる!

 

ずっとこのラインの鉄クランクが欲しかった...

自分にとっては歴史的な瞬間、寂しく一人で感無量。

 

 

 

 

 

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ハニカムのペダルとかつけてみて...

軽くイキそうです。たまりません。

失礼しました...

 

 

 

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バネ感を意識した曲げスパイダーと、横剛性向上のために軽く横方向にも立体的に編みこんであります。

 

 

 

 

 

 

そしてこらえきれず軽く近所を流す、テストライド的にわざと荒めに。

 

全く問題無く作動、剛性もクリア、スキッドも問題無し、ルックスも個性あり。

 

 

オーダーを受けつけても恥ずかしくないものには仕上がりましたが、まだ一発目。

もう少しテストして、煮詰めます。

クランク製作の段取りも考えます。

 

 

とりあえずはもう少しお待ちを。

現時点だとかなりの高額にはなってしまいそうです。

フレーム一本作るのと手間は変わらないぐらい。

段取りを見つめなおし、少しは手早く製作できればコストも下がるので考えてみます。

 

 

 

 

 

そして束の間のテストライドを終えて軽く重量チェック。

 

シビアな計測方法ではありません。

あくまで目安的に。

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一応比較。

チェーンリング外すのを横着してます。

左の黒いリングが40T、右のシルバーが42T、大幅な重量の差はないであろうとの横着、ご容赦を。

すこしアバウトでごめんなさい、メッキかけると重量が変わるので再計測します。

 

差は写真のとおりでございます。

右のアルミクランクはSTRONGLIGHTのZ 'LIGHTコンパクト。

鉄とはいえさすがパイプ構造の中空クランク、さほどストイックに重量を気にしたわけではないですが、まずまずの数値かなとは思いましたが、まあ多少重め。

 

でも多少の重さなどふっとばす確かな雰囲気がコイツにはございます。

 

 

 

 

 

軽い重量チェックを終えて、クランクはまた工房に寂しく掛けました。

早く仕上げねば。

 

 

 

もっと長く乗りたい。

でもその時間はまだ作れない。

 

一日が100時間ぐらいあればいいのに。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

個性

 

 

 

本日は常連さんたちが多数。

 

 

 

 

まさしく大と小。

乗りました二台とも。

素晴らしくヤバイです。

 

 

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この御二方とmomoiroの三人が集結。

 

話の内容がコアすぎます。

 

 

 

 

うちのお客様は18歳~の十人十色。

基本的に変わり者が多数。自分も然り。

 

 

 

 

しかし、こういう自転車の楽しみ方をみていると共感できることが多い。

やはりセオリーに当てはめるだけがすべてではない。

 

この人たちは間違いなく自分の世界観で自転車を楽しんでいる。

その人なりの美しさがここにあります。

楽しければそれで良し。 

 

 

 

でも楽しむためにはいろんなことが必要になります。

人によって楽しみ方は違います。

性能重視、見た目重視、個性的、いろいろある。

その人が求めてるものを備えていないと楽しくない。

 

 

 

 

 

楽しいモノは良いモノ。 

良いモノは楽しく、美しい。

  

楽しさが自転車の一番の性能です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

御礼

 

 

 

先日15日に誕生日をうっかり迎えてました。

引き篭もりの自分はそんなものは忘れ...

ケーキ食いそびれました。

 

そんなことを考えながらボ~っと事務作業やりつつ、そういえばと...

 

 

 

工房立ち上げ、ホームページを作り一年半ほど。

久々にアクセス数が気になりアクセス解析をしてみたところ、ヒット数300万件突破。

 

 

 

この数字が多いのか少ないのか自分にはさっぱりですが、自分の予想以上の人たちが見てくださっているのは感じます。

うちのような世界最小クラスの工房のページがいろいろな方に閲覧されていると思うと、喜ばしいのか恥ずかしいのかという気分です。

 

いつも見てくださりありがとうございます。

 

 

 

 

 

御礼がてら確か未公開の画像を公開。

昨年の6月頃に製作したPOPステム軍団。

 

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非常にお世話になりすぎているショップさんへ嫁がれていった奴ら。

懐かしい、もう誰かに使われているのだろうか。

 

 

最近は自分もお客様もシンプルに個性を出す思考でこういうものを作る機会が減ったなぁ。

こういうのもやっぱり面白い。 

 

 

 

 

思えばいろんな方々が常に傾きかけてる弱小工房にいらしてくださる。

早くも二台目をご所望するリピーターも数人でてきたりで、光栄極まりないです。

 

 

こういう嬉しいお客様の後押しがあると、どっぷり疲れてはいるものの高揚感が湧き出る。

定休日だけど結局、図面作成やら製作。

少し休むかと思いつつ、どんなものが出来上がるか自分も楽しみで製作がしたくなりつい作業。

家族サービスもできない貧乏暇無駄目亭主。 

 

 

お客様と同様に自分も、製作物の完成が早く見たくてたまらない。

疲れていても集中力は微塵も衰えず。

 

 

ただひたすらに良いものをと、集中しすぎてる無心の瞬間が気持ちいい。

脳内麻薬でてます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

HELL

 

 

 

 

REW10WORKS、ここは研磨地獄。

 

 

とにかくひたすら削る、働く者を研磨の粉塵地獄と無限の研磨螺旋へ引きずり込む。

 

 

まずは切断機の粉塵に肺がやられる。

吸い過ぎると謎の頭痛が襲う。

 

各箇所切削等の切削作業の鋭利で熱い切子の雨が降り注ぐ。

細かな切り傷、火傷が絶えない。

 

 

 

 

そして本付け後の接合部を美しく仕上げる作業。

フィレット地獄。

ロウ付接合部をヤスリでゴリゴリ、ゴリゴリ、ゴリゴリ、ゴリゴリ......

 

 

ひたすら削る...

 

形が整っていく。

否、否まだ甘い。

 

 

 

 

 

また削る...

微細な凹凸が気になる。

 

 

 

 

 

 

また削る...

ヤスリ目が整う。

否...

 

 

 

 

 

 

 

また削る。

パイプにダメージを与えぬよう注意を払い力を込める。

ヤスリ目を消すためペーパーがけをする。

光沢が甘い。

 

 

 

 

 

またペーパー。

美しい光沢がでて来る。

否、均一な流線美が整わず、箇所の面に僅かにある光の歪みが気になる。

 

 

 

 

 

手が痛い...

 

 

 

 

またヤスリがけに戻る。

美しく整った流線をイメージしながら、手先の感覚に気を払う。

流線形は整ったもののヤスリ目を消すため再度ペーパー。

 

 

 

 

 

 

ひたすら無心。

研磨面の超微細なものが気になっていく...

消すためにペーパーの番手を上げる。

パイプは削らないようにさらに気をつける、削るはロウのみ。

 

 

 

 

 

 

さらに超々微細なものが...

 

気になるもののレベルがどんどん上がっていき、研磨の無限螺旋へどこまでも引きずりこまれていく。

 

 

 

まだ削る...

少しずつ、少しずつ。 

 

 

 

 

 

まだだ、まだ、もっと美しく、もっと... 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

ハッと我に返り見てみると塗装してしまうと全く意味がないぐらいまでやっていたり。

これは集中力なのか、何か憑かれいるような、なんだろう...

やってもやっても無限の連鎖、終わりがあるのか無いのか。

 

 

 

 

 

最近、引きずりこんでくれた加工物があります。

FIG BIKEさんからご依頼のスギノのクランク鏡面メッキ。

 

元の画像は撮り忘れましたが、よくある仕上げのクランクです。

 

研磨ディスク、サイザル、フェルト&青棒などで鏡にしていく。

 

 

キズが、小さな研磨痕が、微細な痕が、超々微細な痕が...

連鎖でどんどん気になっていき、どこからが鏡面と呼んでいいのかと、フィレットと同じくまた引きずり込まれる。 

 

 

 

鏡面かな??...もうちょっと...

 

 

 

 

極微細な研磨痕に奥に何かが見えてきそうな... 

 

 

 

 

 

底無し。

 

 

 

 

そんなこんなでハッとなり終了。

下は研磨後。

 

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そしてメッキ後。

 

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もはや鉄にしか見えない質感。

触るのも気が引ける。

この輝きだと少し触ってついたペダル穴付近の指紋がめちゃ目立つ。

 

 

先日納品で良き反応をしていただきました。

ありがとうございました!

 

 

 

 

 

 

 

昨年、軽く大掃除をしたときに整理整頓をしたついでに、研磨用品がどれほどあるか並べてみた。

 

 

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 各種ディスク、研磨剤赤白青棒、超硬バー多数、ベルト、 フラップホイール。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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布ペーパー#40~1200、耐水ペーパー#240~3000。

 

この他に鉄工ヤスリが20種以上。

 

さらにその他掲載しきれないetc多数。

 

 

 

必要に応じて買っていたらこんなに溜まってしまいました。

工具、機械オタクになりつつある。

 

こんなものばっかり使ってるおかげで工房はどこ触っても手が黒くなりますゆえ、お客様はあまり触らないほうが良いです。

 

 

 

 

REW10には研磨地獄以外にも灼熱地獄、精度地獄、獣臭地獄などが存在します。

 

 

こんな地獄に負けないように、いい感じに集中して作業に望みます。

最近は集中力が長く保てる。

この調子でモノづくり、楽しんでいきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

達磨前叉

 

寒い...

MJSフリーペーパーによって世の中にバレてしまった、百人乗ってもダイジョウブイナバ物置なREW10工房はほんと寒い。

断熱材入ってんのか???

 

 

 

 

 

さて、プロトタイプのスイッチブレードタイプのダルマフォークが、昨年の各種イベントで様々な人に遊ばれ、予想以上のハイレベルなライドで少し曲がってしまいました。

いろんな人たちに楽しんでもらえてフラッグシップモデルを作った甲斐がございました。

 

 

トリック用DARUMAという意味のわからんコンセプトで作ったものですが正直、あんな動きは正直想定しておらずなにやら嬉しかったり。

 

 

日本勢で目立ったのはやはりこの人。

動画は初期のものなので、一見地味系ですがこの後の動きなどはこんなものではない。

乗ったことがある人にしかわからないこの動きの凄さ。

 

 

 

 

想像以上の動きに耐えうるべくより強靭なものを製作。

かなり前に作って忙しく放置していたフォークを先日やっと夜なべして組み付け。

 

 

 

 

 

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ぶっちゃけ調子に乗りすぎました...

肉厚UP、パイプ外径UP X 2=重量激増という完全あさはかな考えで試作してみたモンスターフォーク。

強度面では申し分なさすぎですが、アホな仕様に...

もの事には節度というものがあります、イケナイ例です。

重すぎて動きがますます鈍重になります。

でもやりすぎ好きな人にはたまらないかも。

 

 

 

 

 

 

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ただでさえクソ重なフロントホイールにこんなフォークがついては、わかってはいたもののいくらなんでも重すぎたようです。

ルックスは以前のフォークだとフォークだけ華奢に見えていたから、全体的にまとまりでてインパクト大になったしルックスは気に入ってます。

 

まあ性能考えたらこんなもの最初から作ってないので勝手に良しとします。

また何か新しいフォークを作ってしまうかもしれません。

次は性能も少し考慮し、強度と軽さ意識して太めパイプの完成形か。

 

 

 

 

残すところコイツのカスタムはクランクのみ。

フレームと合ったクロモリラグクランクを製作中だったのですが、お客様の製作が優先で時間が作れず後廻し。

 

 

 

DARUMAに対する知識も経験もかなり充実。

第三号機は...

 

 

 

 

 

 

 

 

見っけ

 

 

 

見つけてしまいました。

 

顔はやさしいが走りはイカツイ、前に三日連続キャベツオンリーお好み焼きを一緒に食ったあの男

 

 

頑張って走ってるななんて思いつつ、自分の作ったものが日々の過酷な業務に耐えてくれてる。

こういうものでなんとなく伝わってくるのがなにより一番嬉しかったりする。

そういえば、いろんな方々が乗って下さっているなぁ、とモノ思いに耽ってみたり。

 

少々疲れ気味の自分に良き風が吹いた瞬間でございました。

これでまた作業に一層気合が入る。

TAOくん、いつも乗ってくれて有難う。

日々のデリバリーお疲れ様です。

 

 

 

 

 

 

 

狭工房

 

 

 

 

なにやら夜遅くまで作業することが当たり前になってきている今日この頃。

いろいろとヤバイものも出来ています、お楽しみに。

 

 

しかし、こんなクソ狭の汚い工房に多数の依頼をくださり日々感謝です。

たった一人でやる仕事量をとうに超えてしまっている気がします。

とはいえ人を使うお金も場所も器量も三拍子揃って欠如しているので、なんとか一人で乗り切ります。

仕事が全く無かった時期を思い返し、忙しいけど幸せなものとコツコツ作業。

 

 

 

 

 

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最近の工房の状態。

狭いのに修理改造の預かりものや、製作中のフレームなど多数。

ここだけでなく自宅にもまだ保管あり。

すっかり自転車屋敷。

早く終わらせねば片付きません。

 

 

 

これらの作業や対応、新規オーダー相談などの影響で一部のお客様の作業が遅れてしまっています。

お待たせしてしまっているお客様、お詫び申し上げます。

ピッチあげて製作に励んでおります。

 

 

 

 

 

定休日など設定したものの、結局休まず作業している定休日。

まあ休めぬのは自業自得、自らの段取りにまだまだ改善の余地があるのでしょう。

普通に無い変わった仕様が多くやはり製作時間もかかりがちです。

凝ったものでも早くこなす、今後の課題です。

日々未知の作業が多いので悩んで悩んで段取りを決めています。

良いものが完成しても、手こずってしまった過程があると自分的に納得がいかず、激しい悔しさがこみ

上げる。

あのときこうしてれば...これをこうか...いやこうすればもっと早い...などと悶々としてます。

この悶々が次へつながると信じてます。

これが楽しいのかもしれない、ある種の変態。

 

 

いずれどんな難しい依頼でも余裕を持った作業でこなしてみたいものです。

そうなれるように死に物狂いで精進。

まだまだ物足りない。