2010年6月アーカイブ

燻金

 

 

 

 

 

 

 

 

鉄が好きだ。

ハンドメイドに適した素材で、趣きがある。

味があり、乗り込むほどにさらに良さを増す。

繊細かつ力強い様が自分の心をつかんでしょうがない。

性質的にもうちのコンセプトにぴったりとくる。

 

 

 

鉄のようなうちのハンドメイド自転車にぴったりと合致する素材はないか。

常に面白いモノ、新しいモノを貪欲に欲す。

アルミやカーボンも嫌いではなくかっこいいが、自分が作るという事では今のところ全く興味がないし、自分がやらずとも世の中に溢れてる。

 

 

 

 

味があり、鉄と同じようにその人の歴史を刻んでくれるようなモノ...

チタンや木もかなり良いけども、うちがすべきことでは無いと思う、どうも気が乗らない。

どうせなら他であまり使われない素材を使用したいし、マネする気もない。

無いモノだからこそ作る、うちの信念の一つ。 

 

 

 

 

 

 

 

 

コッテリと濃厚な、趣きのある何か、...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

当たり前すぎて気付いていないほどに、コイツは身近にあった。

鉄の次に多く触れている素材。

ものすごくコイツが良い。

何故気付かなかったかとつくづく思う。

 

 

 

 

 

 

 

 

コイツは使い込むほどに趣きを変えてくれます。

味が入っても磨けば輝きを取り戻す。

 

味を好みそのまま経年変化を楽しむも良し、いつまでも輝いた状態を保ってもよし、所有者の好きなように扱える。

 

 

鉄のようにうちのコンセプトにがっちり。

 

 

何ヶ月か前に思いつき、一気に製作する余力が無く頭の中で悶々とデザインを起こしながら妄想、仕事の合間にチョコチョコと製作すること数ヶ月。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真鍮。

ブラスです。

ロウ付の際に使っている素材です。

使っていくと鈍い風合いに変化していきます。

 

 

鉄のように赤錆などが出ないので素材そのままの質感を楽しめます。

 

 

 

 

 

真鍮には手作業が良く似合う。

旋盤やフライスで精度の必要なところはぴったり切削し、外観などはペーパーやヤスリで手仕上げ。

NCなどの設備で精密機械のように削るより、手で削り出し手作業の味をだすことが似合う真鍮は隆天的素材。

 

 

 

何故この素材が自転車であまり使われてこなかったか。

最大の欠点の重さ、鉄より比重が上のくせに強度が鉄ほどない。

クロモリやアルミやチタンみたいに薄く軽くしても強度のでる素材ではないので、軽量重視の自転車では使われないのがよくわかる。

 

しかし、うちは趣味性の強い自転車製作が主です。

小さな小物ならさほど重量増も無い。

独特の風合いが与えてくれる雰囲気は多少の重量を犠牲しても余りある意味がある。

個性的な素材感が旧さも新しさも放ってくれる。

 

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製作途中のモノもありますが、横に転がっているような丸棒や、ブロックを削って形作っていきます。

地味に結構大変。

 

 

 

 

画像のステムは真鍮製ではなく、クロモリステムに真鍮メッキをかましたものです。

メッキならさほど重量変化もありません。

しかしメッキなので研磨剤などを用いて磨けませんので、無垢の真鍮よりは磨き方などの扱いの幅が狭まります。

 

短いものは荒めペーパー痕を残したまま真鍮メッキ、これはクロモリステムの性質はそのままに真鍮の質感を狙ってのメッキです。

ラグつきステムは真鍮メッキを燻して軽く研磨後、クリア塗装したもの。

使い古した雰囲気を新品時から。

ウォッシュかけたデニムみたいなものです。

 

メッキはフレームにもかませます。

メッキも永く使っていただけるように、メッキ屋さんと一緒に試行錯誤してテストしてみようかと思います。

  

 

 

 

その他作ったパーツは画像の丸型シートクランプ、シートポストヤグラ、ヘッドキャップ、ハンドルエンドキャップ。

変に造形を凝らず、素材感を楽しむためごくシンプルなデザインです。

どれも経年変化が楽しみになってくる。

 

 

真鍮はその性質ゆえに、構造物になるようなもの(フレーム、フォーク、ハンドル、クランク等)には使えません。

ステムぐらいならなんとかいけそうですので、今削り出しステムを作ってます。

クソ重になりそうですが、つける自転車がゆるい感じなので恐れず挑戦してみます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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革にやばいぐらい似合いすぎる...

そしてこれでまだ完成ではなく、革のようにその人なりの味をだして完成となる。

 

 

 

 

この自転車には至るところに真鍮パーツをちりばめてあります。

早速乗ってみたが十分に使えそうです。

もう少し自らテストしてみます。

 

 

真鍮パーツ、鉄フレームを引き立てる絶品の薬味的に、うちの第二の素材として今後一層力を入れていこうと考えております。 

軽量マニアの方にはには絶対的におすすめできない素材です。 

 

 

 

 

当工房ではフレーム以外の、小さなパーツのみの注文も快く受け付けていますので、ご興味ある方はご相談ください。

 

 

 

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同自転車にひっぱり続けたコイツがとうとうデビュー。

まだオーダーはお受けしておりませんが、オーダークランク実現に向け様々な動きはしています。

いつの日か必ずや、製作を承れるように頑張ります。

 

 

 

 

 

 

 

そしてさらにこの自転車、パイプ系パーツがほぼフル隆天製作の自転車です。

真鍮パーツコッテリきてます。

和風+英国車+アメ車+実用車+MTB+ビーチクルーザーな、新しくもクラシカルでコアなチョイ悪オヤジ的、隆天號です。

 

現物は大きな場所で見せられるかも? 

手前味噌的になってしまいますが、かなりかっこよく仕上がってます。

 

 

 

 

これにてダルマ生活も終焉。

サッとだせる置き場所がないので、しばらくご隠居。

有難うダルマ、与えてくれた恩恵は大きい。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DARUMA the 3rd

 

 

 

 

 

 

 

 

乗る自転車なくさないと重い腰があがらず、新しい自転車を作るべくロードやピストなどをすべてばらして始った、ダルマオンリー生活からはや数ヶ月。

スポーツ車の機動力があたりまえになってしまっていた自分は少々疲労気味。

自転車製作の仕事をやっていながら、普通の自転車に憧れるという訳のわからん生活しています。 

 

 

 

 

今の自分がロードバイクになどに乗ったら、まるで原付かと思うほど楽に感じ、スピード感に心の底から感動することだろう。

もうすぐだ、ワクワクする。

 

 

 

 

旧型方式のダルマに乗っていると、チェーン駆動の自転車の自転車のありがたみがわかるんです。

人類の英知がつまってるんです。

皆さんはものすごい発明品を普通に使ってるんです。

 

 

こんな素晴らしき乗り物が出てきてしまっては、ペニーファージングが何故時代に淘汰されてしまったかがよくわかる。

ダイヤモンドフレーム形状のチェーン駆動が出始めの時代の人たちは、新しいモノに胸を高鳴らせて感動したはずだ。

今の自分のような心境なのかもしれない。

ペニーファージングが普通だった時代からすればとんでもない自転車。

 

 

自転車の原点とも呼べる前輪直駆動のダルマを作っていなければこんなことにも気付きもしない。

歴史を知り、原点を知り、新しさに反映する、経験もしていないものに否定的なったり、知っているように話すのはあまり好まないので様々なものに挑戦していきたい。

なかなか経験できない良い経験ができてるかと思います。

旧いモノも、新しいモノも、どんなジャンルでも自転車というのは本当に楽しい。

 

 

 

 

 

 

 

時代と共に忘れ去られてしまった自転車だからこそ、その希少性に好奇心を滾らせる人達は自分の他にもいます。

走りの性能では劣るDARUMAでも、見た目の性能はかなり高い。

ペニーファージング型の自転車の美しさは独特で今の自転車には無い良さがある。

 

 

 

 

ダルマ三号機、本日納車。

ほんと永かった。

 

仕様に躓き、完成してからもパーツ手配などで時間がかかりやっと完成。

半年がかりでやっと。

 

 

 

 

 

 

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オーダーくれたのは弱冠19歳のわたる

受注時は18歳のダルマ三世。

若いのに高コストは避けられないダルマ製作依頼、見上げた根性です。

 

 

今回はかなりBMXよりな雰囲気。

サドルがありえない角度に向いていてかっこいいのですが、なに食わぬ顔で角度調整できないeclatのサドルを買ってきやがりましてこの角度にしかつきません。

ダルマ超初心者のわたるは当然まともに乗ることすらできず。

ダルマ慣れしてる自分でもかなり乗りずらいので、この後うちに転がっていたママチャリサドルをつけてやりました。

ケツに負担のかかるダルマには、ママチャリサドルのバネが相性抜群で素晴らしい乗り心地。

 

 

 

 

 

 

 

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なにやらこれでトリック極めたいらしいので、いままでの三台で最強強度。

太く厚いパイプを各所に使ってます。

 

 

 

ダルマは慣れてしまえばスピードがでないゆえに安全ですが、慣れていないと超危険なのでこの後ブレーキも装着。

 

 

慣れていない人が乗ると走る様はまるで生まれたての子鹿。

エレガントに乗れるように闇錬するらしいです。

 

 

 

 

 

乗る姿勢はまさにジェントルメンの紳士な乗り物、でも実はハードコアなREW10DARUMA。

街中で好奇な視線に晒されるので、エレガントにカッコつけられるように慣れてから街中へどうぞ。

 

 

4台目もご期待あれ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

作る

 

 

 

 

 

 

 

明日、明後日は休業というわけではありませんが、外回りにて長い時間工房は不在です。

電話対応など出来ない可能性も高いのでご注意を。

一人での経営ですのでなにとぞご理解ください。

 

 

 

 

 

 

 

 

さて、毎回かなりのマニアっぷりを感じさせる自転車で自慢しに来てくれるS氏。

この人の自転車は相当な自転車好きでないと個性に気付くことができません。

今度コレクション見せてくださいね。

 

そんなマニアなS氏が最近、DROPS DESIGN WORKSというファクトリーを立ち上げました。

 

 

   

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自転車関連でとりあえずは、自転車チェーンでできたKEYRINGなどを製作しているようです。

一つ頂戴いたしました。

ありがとうございます。

 

 

 

 

あのマニアっぷりを生かして、今後どんなモノが生まれるでしょう。

楽しみにしておきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

なにかを自分で作るということに挑戦するのは素晴らしいことです。

作っている人に出会うと何か感銘を受けます。

モノづくりはどんなものでも大変だろうと思う。

 

何かに興味を持ち、自ら作ろうと決意し、学び、苦しみ、経験、失敗し、挫折し、やっと作れる技術を身につける。

さらには下積みを重ねて作って作って作りまくって、やっとやっと売物にできる。

 

そしてやっとこさ形にでき、商品としては十分納得はしても、何か満足できない。

世の中にも認められず、虚無感のようなものが襲う。

さらに無限の研鑽を重ねて、苦しみ、完成を喜ぶ。

しかしもっと、もっとだと、自分なりの至高なモノを貪欲に求めて日々を送る。

自分が最高のモノが欲しいからこそ苦しみも至福へ変わる。

 

 

自分の手を汚し、何かを作るとモノのありがたみがよくわかります。

様々なモノを見て、手の込んだ痕跡を見つけると、そんな気合の入ったモノを使うことができるのを幸せに思う。

良いモノというのは目立たず何気ないものでも、いろんな英知と苦労がつまってます。

 

 

 

 

 

モノが大好き、深くモノを探求したい。

作ると見えなかった何かが見えてきます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

隆天製黒盛之銘

 

 

 

 

 

 

 

 

Global gutzどうなったろう。

貧乏な当工房、僅かではありますがプライズを進呈。

 

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コイツと引き換えに割引。

隆天好きにはたまらないアイテムです。

使うも良し、そのまま持ってプチ自慢するも良しご自由に。

ステンレス製なのでほとんど錆を気にせず持っていて大丈夫。

 

こんなものでもいちいち魂入ってます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘切。

 

 

 

製造番号代わりの銘、出来上がったときに喜んでくれる人が多い。

塗装して目立たなくなってしまうと悲しそうな顔をしてくれるのも嬉しかったりします。

これは見せるためのモノではなく、魂込めて作った証、切ってあることに意味があるので見えなくともよいのです。

日本古来の粋なはからい、骨董品にしろ日本刀にしろ見えない箇所に切ってある。

見えにくくなってもそれは粋、悲しまずとも良いのです。

 

 

 

しかし切るのが大変です。

やるたびに溶接技師をやっていたときに患った腱鞘炎が痛む。

 

性能に関係のない作業、無駄と言われればそれまで。

毎回自問自答を繰り返す。

 

しかし、やると決めた以上切り続ける。

 

 

 

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作ることしか能のない、作ることでしか語れぬ自分。

これがなければうちの自転車ではない。

責任、自信、積み重ねた経験、すべては此処に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

生涯シリーズ

 

 

 

 

 

 

 

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毎回楽しみにしてる方、着きましたよ。

 

フリーです。

これが入荷すると久々なお客さんが来てくれたりして、COGと同様にプチ同窓会効果がある。

 

 

 

 

 

 

 

そしてこのフリーパーパーを作る84たちが最近立ち上げたKIRVY

彼等独自の視点でスポットを当て様々なものを取り上げていくらしい。

様々な情報を吸い込んではぶちまける、カービーです。

 

ちょびっとギャグも入りつつ、リアルな情報がそこにある。

 

 

彼等のパワーには毎度敬服します。

ちょこちょこチェックです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Repair?Custom?

 

 

 

 

 

先日、長くかかってしまった修理預かりフレームを納車。

長くかかっただけに作業はえらく手間がかかってしまいました。

 

 

チェーンステーの根本にクラックの入ってしまったもので、リペアついでにカスタムもしてしまおうという計画。

リアバック総取替え。

フレームは某ギャングなフレームで対応ホイールは700cですが、29erタイヤが入るように変更。

しかもリアセンター激詰めで、との事。

 

 

 

わがまま聞いてナンボの当工房、わがまま言ってナンボうちのお客さん(あまり過剰なワガママは勘弁してください)、ですが修理でここまで気合を入れる奴も少ない。

 

 

 

 

 

リアセンターを詰めるという作業、これが実はビルダー泣かせ。

詰めるほどにタイヤとのクリアランス、チェーンリングとのクリアランス、BBパイプの接合部などの兼ね合いが難しい。

一つにとらわれれば何かに干渉し、色々なものと擦るようになる、全体を見ないとマズイ。

だからメーカー品などは干渉を恐れ、詰まっているものが少ない。

 

なんにでも言えるかもしれないけど、ギリギリというのは美しかったりするが、リスクを背負う。

特にタイヤが太く、詰め気味というのがやはり考えてやらないと痛い。

しかも今回は強度まで出してくれというから余計にやっかい。

 

 

 

そんな要望で彼が希望してきたのが板型ステー。

リアを詰める自転車にちらほら採用されている板型。

ハンドメイド、しかもロウ付フィレットでやるのが非常に困難。

 

 

 

 

 

こっちも意地です。

どう考えても強度が確保できなかったり、作業的に不可能と確実に判断できるもの以外は挑戦したい。

意地になりすぎる引き受けるといつも作業中に後悔するが、四苦八苦しながらやってるとできるもの。

 

 

 

 

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写真見るとまだ隙間空いて見えますが、シートチューブとはギリギリ。

 

強度とありえなさを求めている感がムンムンと伝わってきたので、使用した板は10mm厚クロモリ鋼。

鉄自転車ではまずありえない厚さを面白がって提案したら乗り気だったのでこんな仕様に。

そのまま使ってはいくらなんでも重すぎるので、強度が落ちないようにゴツイ切削をしてやりました。

小さな工房で重切削は泣きが入ります。

この辺の細かな仕上がりはこっちのセンスが問われる。

 

かなり手間かけたので名前を残したくなりましたが、自分の製作したもの以外には銘は切らないので打刻印。

 

 

 

さすが10mm厚と意気込んで、普段より大火力でロウ付。

最近自分の中でロウ付部の強度が何段階かあり使い分けているのですが、これは出来る中で最大強度付けになっております。

 

 

 

 

 

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シートステーもガラリと表情を変える。

もはやリアバックに面影も少ない。

 

 

 

細部に至るまでこだわりを込めた修理?カスタムでした。

とにかく大変な加工でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

自家塗装で仕上げられた改造部はジャンクな仕上がりですが、独特な個性を放っています。

そしてオーナーのsouのファッションも独特。

 

 

 

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ケミカルウォッシュをこよなく愛すBack to the future的思想。

怪しい、今時探すのも苦労することだろう。

 

 

こういう独自なモノを謎に追っかけている奴は何故か好感持てます。

 

 

souくん、ケミカル身につけていないとうちは門前払いです。

彼の今後の動向が気になります。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

SC

 

 

 

 

 

 

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Custom Painter

 

 

 

 

自分のフレーム製作終了。

 

 

最近当工房は謎のメッキラッシュゆえに、ご無沙汰だった塗装屋さんへ挨拶兼ねてお邪魔。

各種カスタムペイントを施してくださるZ-WORKSさんです。

いつもお世話になっています。

 

 

自分の乗るフレームもお客様のフレームと同様にやはり信用できるところにお願いしました。

ワタシ、渋めのオッサンカラーを好むのでジジイ色で依頼。

毎度上がりが楽しみです。

 

普段自分の工房には当然慣れていますが、人様の作業場という聖域は独特の空気感。

当工房の獣臭と鉄臭とは違い、塗装屋さん特有の溶剤の芳醇な香り。

 

 

 

 

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これから塗られる自転車たちが並んでいます。

いつもざっと見させていただいておりますが、ほんとに勉強になるのです。

 

技術の幅が広いので、かなりの塗装をしてくれます。

 

 

 

伺った際に毎回話を聞かせて下さいます。

こんなのも出来るよ、これどう?これは?とかいろいろ見せて魅せてくれるのでテンション上がります。

さすがはカスタムペイント屋、なかなかお目にかかれない特殊塗装に出会えます。

 

 

 

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The塗装屋!というこの空間。

一見カオスな空間ですが、いろいろと独自の研鑽が詰まっていることでしょう。

 

 

 

その他各所にみられる調色や、マスキング、仕上げなどが繰り広げられている痕跡。

普段お願いしてる塗装にもこだわりがつまっていることでしょう。

 

 

 

 

 

 

 

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カスタムペイントの真骨頂。

 

悪そうな骸骨、というだけの要望を聞いてここまで気合の入ったペイントをしてしまったらしい...。

これでもまだまだ未完成らしいが、十分に美しい。

果てしない手間と苦労が見て取れます。

使うのが恐れ多くなってしまいそうな一品。

  

納期と価格に覚悟できる人、ここまでやってもらってはいかかですか?

 

 

 

 

 

 

 

 

 

職人さんと話すと良き刺激を受けます。

 

 

自分も技術を磨き自転車製作という造形の幅を無限に広げていきます。

研鑽あるのみ。

 

 

 

 

 

 

 

Good design

 

 

 

 

 

 

 

オーダー受けるばかりの自分、たまにはオーダーする側に立ってみたい。

 

 

そんなことを考えつつお世話になっている某ショップさんに依頼してみた。

ワクワクですね、オーダーは。

 

 

 

 

 

 

 

デイリーユースに、娘と出かけたときにガバッと詰め込むのに、ちょい遊び用にと、ずっと欲しかったバックパック。

持ってるバッグはメッセンジャーバッグばかり、自転車乗らないときは食い込んで痛いので背負いたい。

 

 

そして出来上がったとの連絡があり昨日の夜に取りに行ってきたわけです。

 

 

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一応うちのコーポレートカラーの青基調、カラーオーダーの一品。

 

往年のKELTY MOCKINGBIRDなどを彷彿とさせるデザインと勝手に感じ、グッときてオーダー。

アメカジ馬鹿な自分にはたまらないデザインのバッグ。 

 

 

 

 

そして伝えたわけではないのに迷彩好きが何故かばれてる。

内ポケット生地が迷彩柄。

指定していない箇所にこういった作り手の遊び心がでるのは、オーダーの醍醐味。

中開けた瞬間に嬉しくなった。

見えないところに柄モノとかかなり好きです。

 

 

 

ガツガツ使わせていただきます。

ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

そして同ショップさん勤務のスタッフからの依頼の製作をパチリとしました。

背景でどのショップさんかバレバレ。

本人から掲載許可ももらったので紹介。

 

 

 

 

 

ワガママ言ってくれ!

と、こっちから言ったのでとことん言ってくれた。

 

てことで作業は困難を極めた一台。

 

 

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未塗装状態で納品し、塗装に組み付けとお任せしましたが、見事に個性を出し、うちらしくも仕上げてくれた。

黒に限りなく近いダークグリーン、パーツ構成からかどこかノスタルジックさもあったりする斬新な自転車。

 

 

 

 

これまたうちのド定番、REW10シークレットジオメトリー採用。

これでシートチューブサイズC→Tで500mm。

このサイズながらこのヘッドチューブ長。

しっくりきたとご満悦でした。

あらゆるところに個性を出す努力をしています。ジオメトリーも然り。

レース用、プロ用に開発されたジオメトリーのまま、アマチュアがストリートで乗るのは自分の考えだと少し違う。

アマチュアに合った、街中に合った、その人に合ったジオメトリーがある。

固定概念ぶっちぎりですが、これが異常に好評。

スポーツ車の基本を知った上で、いじってやれば良いモノができます。

アマチュアのための良品を提供したいという、うちの精神の意地であります。

 

 

 

 

そして外観の最大の特徴フォーククラウン、リアクラウンは彼自身がデザインしたもの。

上の写真だとなにやらシンプルな一台ですが、拡大すると個性ギトギト。

 

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これの造形が異常に大変。

作っている最中は無心の夢中でなに作ってるかわけわからん状態になっていたような気がする。

 

 

 

 

 

 

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フロントフォークのおそろいのクラウン。

 

ステムも面白いデザインで特殊。

自分も大好きな1"アヘッド。

 

 

そしてシートポストも手を加えてあれば、ハンドルも曲げ直し。

かなりの箇所に手が入ってます。

 

毎度こだわりすべて書いてるとどんだけになってしまうかわかりませんので、これ以外にも個性コッテリですがこのへんで。

見たい人は直に行ってみてください。

このショップさん、密かにうちに来るより沢山のREW10が見れます。

 

 

 

 

勝手にグッドデザイン賞をあげたくなる一台。

ガツガツ乗って普通に大事にしてやってね。

有難う。

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、ほんとにお客さんの製作をしていて刺激を受けます。

自分の一台も製作大詰め。

 

 

 

シンプルながら気付かれない程度の個性がふんだんに詰まった一台になりそうです。

つーかMAMAやらDARUMAで移動はきつすぎる。

 

次の定休日で完成か...

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Culture and design

 

 

 

遠いドイツから随分前に連絡もらっていた本が完成したらしく送られてきました。 

 

 

 

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Gestalten 

Velo
Bicycle Culture and Design

 

 

 

 

 



 

変態系、ジャンク系、生活系、王道系、仕事系、遊び系、完全網羅の圧巻の内容。

雑誌とはまた違い、流行など関係無しのリアルなCulture and design。

正に名がぴったりの見応えある本です。

自転車サイコ野郎が世界にはごまんと居る。

 

非レースバイク的コンセプトの当工房は、こういった本にのってそうな個々の個性の光る自転車に力を注いでいます。

最高ですこの世界。

本を見て久々にムラムラきてしまいました。

 

 

 

 

洋物書籍などを扱っている大型書店であればほとんどの書店に入荷される予定らしいです。

 

何かに偏ることなく自転車というモノが楽しめる、私的一押しの一冊、是非ご覧あれ。

この本を作った人たちは相当自転車好きなんだろうと伝わってきますよ。 

こういう楽しいモノが日本にも広がったらきっと面白いことだろう。 

 

 

 

Gestaltenの皆様、日本支部のHさん、ありがとうございました。

鼻血モノです、面白すぎます。

 

 

 

 

 

お久しぶりです。

 

 

 

 

ブログの存在をすっかり忘れておりました。

面白い製作物もあったけど、まんまと写真も撮り忘れております。

 

 

 

 

相変わらず良い感じに粉塵中毒。

とりあえず切羽詰った製作物はあらかた片付き、半年振りぐらいに落ち着きを取り戻している当工房でございます。

今なら特に気兼ねなくなんでも相談どうぞ。とことん付き合います。

 

 

 

 

 

 

さて最近は、定休日や仕事の合間に自分の自転車を作るということが趣味的な楽しみというか、作らないとヤバイ。

自分のだから納期も関係なく、ひたすらにのんびりと好きなように製作といいたいところだが、乗れる自転車がDARUMAとMAMAのみ。

シンプルな自転車を作ると意気込み自らのケツを叩くため、サンプルすべてばらして自分を虐めています。

機動力の無さで気が狂いそ。

スポーツ車の恩恵がわかっている人間にはかなりきついですが、これぐらいしないと作らなかったりもするわけで。

 

 

 

で作っている今回のブツのテーマはシンプルです。

いままでのサンプルと違い、ただただ自分が本当に欲しいものを形にしてみてます。

パッと見普通、良く見れば...的な狙い。

 

 

 

 

これまでのサンプルは自分のできることを凝縮したもの。

極めて狭く、自転車を展示しておく場所が無い当工房ですから、一台に出来る加工を濃縮して表現してきたのです。

だから造形も特殊なものに。

ただただシンプルなものだと、独立したばかりの自分の製作など誰も見向きもしてくれないと勝手に考えた結果のこれまでの製作。

置く場所あればサンプル並べて親切なアプローチも出来たりしますが、貧乏経営なので贅沢は言えません。

 

 

 

 

いろんなものを作ってきました。

自分の加工の幅は今まで作ったものを見ていただければ、十分に解かっていただけるかなと。

また勝手に考えてます。

 

 

 

てなわけで次の一台は見せ物的要素はあまり考えず、自分がオーダーするとしたらこんなのがいいな、ということでしょうか。

世間の事情は考えず自分本位な、流行廃り関係無く付き合えそうな一台をひたすら所望。

 

自転車はその人個々の楽しみを助けるものであり、人様に迷惑をかけていなければその人がどんな楽しみ方をしていても自由だし素晴らしい。

自分のとっての自転車は移動の為の道具。

自転車で遊んだり、自転車に乗りたいという楽しみ方でなく、街を気持ちよく移動するための乗り物。

目的地がないとなかなか自転車に乗ろうとしない男です。

でもどこでも自転車で行きたがります。

心地よく移動できていると感じる時間は至福の時。

 

このような自分の自転車ライフスタイルぴったりとあう自転車をモヤモヤと。

なんでもないカジュアルな普段着にあって、歳とっても乗れそうな...

普段お客様のライフスタイルにあわせた自転車を考えているのと同様に悩んでみたり。

 

 

 

 

 

 

業務も落ち着き、時間はあるのでじっくりとやりたいけど早くも欲しい。

あまり余裕こいて落ち着きすぎると、さらに貧乏になりそうなので注意です。