2010年12月アーカイブ

今年もありがとうございました。

 

 

 

 

 

今年ももうすぐ終わり。

早いものです。

 

四畳半の狭小工房に引き篭もり鉄と向き合う一年、いや一年というか生涯。

閑古鳥が鳴いていた時期は混沌とし、かといえば急に忙しくなったりすればテンパる、超不安定な一年。

 

結局工房立ち上げてから常に貧乏暇無し。

技術向上にはストイックなつもりですが、頭が芳しくないのでその他業務は進歩できません。

 

 

 

まあお金持ちになるためにこの仕事をやっているわけではないので、細々ながら食っていければ最低限良しとします。

食っていけるだけのご依頼をくださるお客様が居るだけ幸せというものです。

来年も喜んでいただけるよう、妥協せず製作に精進します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

てなわけで今年最後の記事になりそうです。

最後は濃厚な大作を。

 

 

 

 

文京区のチョイワルオヤジなO氏からのご依頼の一品の紹介です。

モノが好きな方で、目が肥えてらっしゃるので要望も特殊。

 

まだ50代のお客様ですが、人生最後の自転車にしたいとのご依頼。

そう聞くとプレッシャーが相当ですが、それ以上に最後の自転車にとうちを選んでくださり、自分を信頼してくれた嬉しい気持ちが強くなんとかお応えしたい。

 

うちはその人オンリーのカスタムビルド。

お客様と相談を重ね、談話をしながら煮詰めていく。

そして要望はもちろん、その人の心境なども込めながらの製作。

その他婚礼の記念などにも作ってくださるお客様もいたりします。

 

誰が乗るかわからないフレームだと、少しだけ何か違和感的な感情があります。

乗り手が見えないとなんか様々なイメージができない、やはり乗り手をイメージしながらのほうがやりやすい。

 

 

 

 

 

 

さてさて作ったフレームですが、キャパの広さには自信のあるREW10ならではのモノ。

得意とするミックススタイル、今回はBMX、MTB、CRUISER的要素をミックス。

 

設計のお仕事をやってらっしゃるので図面をわざわざ作成してくださり、そしてシビアな相談から始まり、時間はかかりましたがやっと納車。

 

 

 

濃厚なカスタムビルドクルーザーです。

普段は要望を伺って、デザイン補佐とジオメトリー考案は自分の仕事ですが、今回はデザイン・ジオメトリーはおおよそお客様考案です。

なかなか良い雰囲気と、良さそうな乗り味になりそうなジオメトリーだったので、あまり修正せずそのままに。

そこにうちらしさも落とし込んでいきました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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なにやらデカイです。

迫力あります。  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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自分の隆天號と並べるとデカさがよくわかる。

背格好も自分と同じぐらい、フレームサイズ的には同じような感じです。

 

隆天號もロングホイールベースでそこそこ大柄なのですが、29erということもあってかとにかくデカイ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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クロモリ鋼板をフル手作業で切ったエンド。

大した設備も無いので、この作業をしてたときは顔が真っ黒になったのを思い出します。

 

使用した鋼板は黒皮のクロモリ、元々表面が荒れてますので磨き入れるのに超苦労。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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超ロングポイントのイタリアンカット的なラグを横向きにしたラグ。

横向くとアメリカンな雰囲気になり個性が変化します。

 

長いとカット、ロウ付け、仕上げすべて地味に大変なんです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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どこの仕様も苦労したけど一番大変だった気がする、モノチェーンステー。

 

曲げ、ツブシ、フィレットと様々な技術応酬で作りました。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

夜の納車でしたので、掲載の写真は100km以上乗った後に撮ったので埃も付着しておりますが、やはりこの自転車の最大の特徴は輝きです。

その他の写真はflickrのほうへあげておきますのでお楽しみを。

 

 

 

 

 

自転車は乗り物。

造形を凝っても走りやすくないと意味がない。

乗り味も非常に面白く、乗りやすいと言ってくださり光栄に存じます。

 

雰囲気を殺さぬよう、かっこよく乗りやすいジオメトリーは今後一層こだわりたいところ。

もっと勉強してより良くなれるように研究します。

うちならではのちょっとゆるいスタイルを本気で追求してみます。

 

 

あと20~30年は乗っていただけるよう強度も考慮したつもりです。

強度面に関してはおまかせで味付けさせていただきました。

20年後ぐらいに、こんなに乗ったぞ的な紹介で記事が書ければこれほど嬉しいことはないと憶えておきたいと思います。

 

シンプルながらこってり濃厚なフレームでした。

作るのもほんと大変な一台でございました。

 

 

 

今年の商品紹介、これでシメさせていただきたいと思います。 

 

 

 

 

 

 

最後までお付き合いいただきありがとうございました。

来年も面白いモノを貪欲に。

 

良いお年を。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

COG #9

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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COG、やっと入荷。

文京区界隈の方、お待たせです。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

DROPOUT CUSTOM

 

 

 

 

 

 

 

 

 

CMWCTOKYOのチャンプ、JURIくんからのご依頼。

 

 

 

BIKEPOLO用に使っているフレームのエンド差し替え。

ストレートドロップ型からトラックエンドへカスタム。

 

 

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BEFORE。

よくあるストレートドロップ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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AFTER。

ドランカー仕様の栓抜き付トラックエンドへカスタマイズ。

 

 

元々製品として形作られている改造や修理だと、パイプのテーパー加減、綺麗なライン作りなどがゼロからのオーダーフレーム製作ほど自由度がききません。

メーカー品のよう大量生産品はハンドメイド系と作り方が違いが特にエンド部などに現れるので、シャキッと角も立てにくい。 

BIKEPOLOで使用していたということもあり、微細な凹みなどもあり。

凹み修正などもしつつ、製作ほど綺麗にできませんが出来る限りはやりました。

 

元々ロードなので、エンド幅も130mmから120mmへ変更。

 

さらにデカめな水抜き穴を完全にふさぎ、新たに負荷のかかりにくい小さな穴に修正。

強度重視気味で、ロウを流し込みしっかりしたエンドにしたつもり。

 

 

 

 

 

 

 

 

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 早速BIKEPOLOをしにいくと、駒沢へ旅立っていきました。

 

 

 

他にうちでカスタムを施してくれたコアな愛好家はHAJIMEくんやTOMMYくんなどが居ますが、みなさんうちをうまく使いカスタムしております。

 

 

 

 

 

ここがこうだったらいいのに...

っていう市販のものだと見当たらないけど、オーダーやフレーム買うほどではない悩み。

案外すんなり済むときも多くあります。

新たにフレーム買うよりも全く安い。

 

カスタムにおける簡単な決まりとしては、素材は鉄のみ。

安く上げるには、塗装無し&加工物のみ持込の組み付け無し。

 

コツはこんなもの。

バラシ&組付工賃加算でもよろしければ、完成車で持込の改造なども承ります。

  

 

 

メーカー品をよりその人に合わせたものにカスタマイズ。

うまく利用すると自由度がかなり広まり、濃密な自転車ライフが送れます。

 

ビルダーのご利用は計画的に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

真鍮の次は。

 

 

 

 

 

 

 

 

砲金です。

 

 

 

 

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画像左が砲金、右が黒盛のスペーサー。

 

 

 

砲金は別名青銅、名のとおり大砲に使われていた金属。

耐磨耗性・機械的性質などがそこそこ良いので特性を生かし、真鍮ではなく砲金でスペーサーを試作。

耐食性もあるのでローフィニッシュで素材の変化を楽しめます。

 

真鍮に比べるとごく僅かではありますが赤みを帯びています。

色の差は二つ並べて比べないとわからないぐらいです。

 

 

 

 

欠点は真鍮と同じく比重が重いということ。

これが理由で自転車には向かず、使用されていないのかと思います。

スペーサーごときの質量なら重量差はさほど無いので使えると思います。

 

 

 

 

 

 

 

 

REW10はフレームビルダーという枠ではなく、自転車フレーム&パーツ&関連商品の総合カスタムビルド的な工房になろうかと考えております。

自分で作るということを守り、自転車関連であれば作れるモノはなんでも挑戦したい。

 

ないモノを追求してみるのも、うちのやるべきことの一つであります。

小規模、超ニッチ、どコア寄りな好みの自分ですので、商売としてはキツイところはありますが初心忘れることなく継続していきたいところです。

大きくなるとブレていく、そんな事にはならないように気をつけたい。 

なかなか大きくはなりませんがね... 

 

 

 

そんな無いモノ追求した砲金スペーサーは、うちのフレームを日々通勤でハード乗ってくださっているお客様に試していただいています。

変化が楽しみですね。

その後が見えたらUPします。

 

 

 

その他、異素材貪欲に追求中。

お楽しみに。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

VIPRO'S

 

 

 

 

 

 

 

 

BOREDさんから紹介していただき付き合いが始まったVIPRO'Sさん。

 

 

 

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ここのオイルはとにかく良い。

潤滑、防錆、コーティングといちいち性能が素晴らしい。

 

 

 

うちならではの経験談。

REW10のイナバな工房は雨降ると湿気がなかなかひどい。

雨の日の翌日に工房を開けると、機材などが錆びて毎度悩まされる。

いつもは防錆油を吹いて対応してたけど、錆は無くなるけど油分残ると汚れの元、拭き取るのがいちいち面倒。

そこで薦めてくれたのが、自転車にはあまり使わないケミカルだけど金型用の気化性防錆剤。

昨日の雨に備えて一通りの機材吹いておいたら、本日見事に錆無しベタつき無し。

ささやかながら嬉しくなった瞬間でございました。 

 

 

 

 

グレサージュ、マリンルブリカント、クリーンイノベーターなどなど、すべて評判どおりの良さ。

今後、納車前のフレームは表面保護・防錆とVIPRO'Sで仕上げます。

 

 

 

少量ですが、在庫しております。

オーダーやカスタムのお供にどうぞ。

 

 

 

良いモノ大好きです。

素晴らしいモノにまた出会えて感無量。

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

HUgE

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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載ってます。

 

二度目のHUgE

 

 

 

明日発売。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

改造&修理

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近はメッセンジャーさんからの改造や修理依頼が多し。

街乗りのプロ、過酷に使う彼等ですからまあ必然。

 

 

 

今回の依頼品はヘッドチューブのクラック修理。

 

 

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ヘッドチューブにしては薄いパイプが使われ、溶接部のアンダーカットのためのダメージ。

 

ヘッドチューブを差し替えたいところだがコストダウンをするためロウ盛にて修理。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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修理後。

 

少し厚めに盛り、ヘッドチューブの裏側からもロウを盛って再発を防ぎます。

そして薄めのヘッドチューブでもしっかりとした強度を確保するために飾り補強をインストール。

 

これにてそこそこ強いモノに変化。

 

彼等のハードワークにも耐えるものになれるように工夫した一例でした。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

最近、オーダーだけでなく、改造や修理のご依頼も大変多いです。

軽く説明しておきます。

 

とりあえず困っている方は、鉄フレームであればなんでも相談してみてください。

おおよそ治らないモノはありません。

 

 

やりにくい修理の一例としてシートチューブの差し替えというのが一つ。

シートチューブは多くの箇所を取り外して綺麗に仕上げてまた接合せねばならないので、作ったほうが手間がかからないぐらい、やれないことないけど超コスト高。

なのでシートチューブ差し替えは基本NG、シートは修理するとすれば無骨ですが上からガゼットのような補強入れて対応します。

 

その他、ブレーキ穴あけ、旧式110mmピスト規格改造、ブレーキ台座追加、ダボ取付、フォークコラム延長などなど得意です。

 

 

改造や修理をされる場合は基本的にパーツは総バラシにてお願いします。

ヘッドのワンなど取り外しぐらいなら組み付け工賃サービスしてますが、完成車などで持ち込みの場合は、加工工賃以外にバラシ&再組み付け工賃が当然発生します。

 

 

うちで3万もいけば改造や修理部門ではやや高いほうで、大体数千円~2万ぐらいで済む場合が多いですが、これはフレームのみ持込の場合。

皆様やはり安く上げたいとご希望でご相談くださいますが、組んである状態ですと上記よりもその分コストが上乗せされます。

 

研磨した箇所や溶接をした箇所は必ず塗装やメッキが剥がれますので、なにかしらの再コーティングが必要です。

うちのお客様は安く上げるためにご自身で部分塗装をされる方が多いです。

再塗装などをご希望の場合は部分的な加工であっても、全剥離・再塗装となりますので修理工賃などより塗装費のほうが高くつくようになります。

 

完成車で持ち込みで塗装も綺麗にしたいとなるとそれなりにコストもかかりますのでご注意ください。 

 

 

 

あと改造や修理でご希望が多いのですが、自分が製作したモノ以外に対しての銘切は申し訳ないですが一切お受けしておりません。

 

銘切は自分の魂、他の職人さんの魂のこもった産物に自分の銘を切るなど申し訳なく思い、いくら頼まれても絶対に切ることはありませんので一応ご理解ください。

 

 

 

 

 

改造・修理の各種おおよその価格はホームページ参照で。

掲載してる工賃はフレームのみの状態です。

  

ダメージがでてしまったフレームでもうまく付き合うと安く復活します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

こんな工房にも色々なお客様が来てくださるようになりました。

求められる事はやはり自転車屋さんでは手に負えない加工。

 

REW10は自転車屋ではなく、自転車カスタムビルド工房です。

パンク修理とか、チェーン交換とか、ホイール組とかの組み付け単体依頼など、自転車屋さんにて可能なことは自転車屋さんでやってください。

当工房は取引代理店も少なく、パーツ手配などのレスポンスも異常に悪いので、自転車屋さん的な動きでは良いサービスが提供できません。

 

 

当工房で製作や加工したフレームでしたら、当工房で組むかオーナーさんご自身で組むのが良いですが、それ以外の組み付けのみのご依頼は現在お受けしておりません。

組み付けでお困りの方は良い自転車屋さんを紹介します。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

独自の専門的な事に特化しようと考えております。

うちが提供したいのはうちでしかできない事。

無いモノを身につけようとしても身にならない不器用な自分なので、とことん得意分野ばかりを磨きます。

 

 

 

鉄の加工。

 

自信があるのはこれのみです。

 

 

 

その他真鍮、ステンレスなども鉄ほどではないけどそこそこいけます。

 

ビルダーのご利用は計画的に。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

MESSENGERCARGO

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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先日長い自転車に乗ってきたメッセンジャー会社の社長。

 

  

 

うちの自転車は使ってナンボ、使えてナンボ、機能してナンボ。

 

目立つロゴも性能上考えあってのこと、これはただの宣伝自転車じゃない。

 

 

 

大きな荷物の配送依頼が来た時にもいける、リアルメッセンジャー業務のための自転車。

リアル業務で使っているくせに綺麗にしてくれている。

 

 

 

 

 

昔やっていた業務ゆえに思い入れがありまして所属会社問わず、REW10はメッセンジャーさんたちを細々ながら応援しております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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フロントフォークにはコラムに銘を切ります。

基本目立たない箇所に切るのが粋、フレームにはBB部、ステムやその他パーツは目立たずに切れる箇所が無いので任意です。

 

 

 

しかしフォークコラムは硬いし、径が細いので切るのが困難。

でも切り続けると決めた以上、意地で切る。

 

 

銘切はうちが作ったオリジナリティの証、気合入れた証、責任の証。

 

そして魂も込めているつもり。

製造番号みたいなものですが、こういうところにもこだわった痕跡を感じていただければ幸いです。 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

銘切のちょいと裏話。

 

最後の隆治作の"作"の字、最後の一角をわざと切っておりません。

万物は完成させると崩れゆくのみという古来の考えに基づいております。

 

最後の一角を切ると完成してしまう。

 

 

納品しても未完成のままですから、完成とするのは使う人次第。

組み付けて完成とするのか、乗り続けて完成とするのか。

 

自分の場合は何年、何十年乗り続けてもきっと未完成のままかと思う。

それが楽しい。

 

 

 

 

 

構造上で問題のない箇所、銘切の最後の一角を切らずにすることで未完成という事を表現しております。

古い建造物であったり、古の職人たちが取り入れていたようなこの小粋さを好み、こういったことをしております。

 

 

 

先端技術もとてつもなく素晴らしいが、失われつつある古来の業に強い敬意を自分は持ちます。

 

 

電動工具などなかった時代、凄まじい職人業と尋常じゃない気合と手間をかけて作っていたことだろう。

どうやって作っているかすら想像のつかない世界。

 

彼等は何を見て、どんな心境で作っていたのかと、古の先人たちの残した業に出会うと悩みます。

 

 

 

しつこいけど、モノが好き。

知識が無い世界でも、良いモノに対する興味が日々湧き出してくる。 

 

 

自分は自転車製作という生業でどこまで良いモノを生み出せるか...

と考えてはみるものの、目の前の受注で精一杯な常日頃です。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

BLOODY

 

 

 

 

 

 

 

 

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尊敬すべき素晴らしき技術を持ったあの人が試行錯誤して生まれた、なにやら赤いクールなオイル。

良い色、そして雰囲気の良いパッケージもこれまた気持ちを盛り上げてくれる。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

本日デモンストレーション。

相当自信が無ければわざわざこんなことはしないはず。

おそらく確認するまでもなく良いオイルなことでしょう。

 

でも目の前で再認識したい人、Goです。 

本人から説明を聞いて、正しい使い方をすればなおさら良いに決まってるわけです。

 

 

 

 

 

 

きっと苦労して生み出されたことと思う、使うのが少々恐れ多くなってきたり...

でも使ってナンボ、早く使ってみたい。

ケミカル目の前にこんなにムラムラくるのは初めて事。

仕事頑張って片付けて、自転車メンテでもしたくなる。 

 

 

Thanks,内藤さん。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

チェケラ

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

以前から要望が強かったので定休日つぶして作成。 

 

作っているモノや、日常的な事、その他諸々をUP。

世界観でも感じていただけたら幸いです。

 

 

  

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

サイドバーへどうぞ。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

だいぶいい感じになってきた真鍮パーツ。

 

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目指していたのがこの飴色。

こうなると個人的に燻し仕上げよりかっこいいかなと思う。

人為的には加工できない味。

 

醸し出す雰囲気はひたすら和。

 

 

 

 

作っている本人が言うのは難ですが、真鍮という素材、性能面では自転車には向いていない。

こんな事実は当然わかっていますが、ちょっと重くなってもこの風合いを手に入れたい。

 

 

 

 

 

 

この手の雰囲気はデメリットすらメリットに思えてくる、という今日いらしてくれた良人のお言葉。

下の画像のステムを使ってくれているお方。

 

 

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錆が良い味付けになってきております。

 

しかしこれも構造上重い。

 

 

 

軽さだけがすべてじゃない人もいる。

 

適材適所、軽さを全く考えないわけではない様々なバランス。

楽しむための自転車とはどういうものか。

軽さであったり、バランスであったり、個性であったり。

 

 

 

その人が何を求めるか次第。

その具現化に努めるのが作り手でございます。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

Repair,Repair,Repair.

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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修理ご依頼フレームの山。

これらすべてメッセンジャーさんの使用しているモノ。

 

自分も昔メッセンジャーをやっていたので、彼等の業務、求めるモノ、日々の苦労はよく理解しているつもりです。

修理ついでにメッセンジャー業務を考えたパイプ選別をしております。

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

 

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トップチューブ&ダウンチューブ差し替え。

二本修繕は手間かかります。 

 

 

他社様の名品でも敬意を持って修繕させていただいております。

 

綺麗なフレームほど元通りに治すのはそれはもう至難。

 

 

 

まだまだどっさり、狭いので早めにどうにかせねば...