CMWC 2023 YOKOHAMA









まだ興奮気味。


やっぱりCMWCは最高でした。



CMWC 2023 YOKOHAMA




まず、この日産スタジアムという大舞台でのCMWCをセッティングしてくれた実行委員の皆さんに深い敬意と感謝を。


本当に大変だったと思います。

彼らの素晴らしき行動力には脱帽です。




そしてボランティアクルーの皆様、メッセンジャーの皆様、サポート業者やショップの皆様、来場者の皆様、多くの友人知人の皆様にも感謝です。


古き良き友人も最近知り合ったお客様も隔てなく、壮大な同窓会状態で話しまくりな二日間。




自分はもう20数年前にメッセンジャーは引退した人間ですが、すっかり枯れた中年オヤジになった今でもこのカルチャーの末端に入れてもらって楽しませてもらってるのが幸せに感じます。


人生観を変えてくれたのがメッセンジャーたちで、彼らと一緒に走れた事は自分にとって一番楽しかった時期でした。

それをまた体感させてくれるのが今回のCMWC。





イベントの主要内容やレース等の感動は、主催者やサポートの皆様やご来場の皆様のSNSやブログ等にお任せし、REW10ブースの周囲で起こった事に絞って紹介します。






自分は会場までメッセンジャーバッグに商品詰めて自走で現地まで向かいました。


久々にガッツリとメッセンジャーバッグを背負って街中を走り、昔を感じながらの道中は少し新鮮。



会場に付くとまずは舞台の大きさに改めて圧倒&感動。

すぐに今回のブースの相方である、へのへのもへつじの辻さんと久々の嬉しい再開。




CMWC 2023 YOKOHAMA



CMWC 2023 YOKOHAMA



彼の今まで参加したCMWCの軌跡が一同に。

先日の投稿で10回連続出場と紹介してしまったのですが失礼ながら誤っており、なんと14回出場でした!
(先日の投稿は修正しました)


10回でも凄いのに4回も少なかった、正に鉄人です。








CMWC 2023 YOKOHAMA



辻さんが持ってきてくれた九州の木材を使ったサイクルラックがブースで大活躍。

うちのフレームに乗ってくれているメッセンジャーやお客さんの自転車をかけるのにかなり使わせていただきました。



左から、自分の愛車、マッサのピスト、ブラスのピスト、シンヤのピストとなっております。

みんな個性的なライダーたち、マッサとブラスは現役退いてますが会えばメッセンジャーの空気感を感じさせてくれる男たちです。







CMWC 2023 YOKOHAMA



こちらは最近メッセンジャーを引退したボウイ君の一台。

引退しても勿論参加。



かなり珍しく出回ったREW10中古車の現オーナー、まったく知らないところでなくこういった回り方は嬉しく思います。



久々にこんなに集まったREW10の自転車を目の前にして嬉しかった。



彼らはレースに出走したので拠点代わりにブースを使ってもらいました。










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そしてやっぱり登場のこの人、MOMOIRO BIKE WORKS。

彼とはかなり付き合いも長くなってきて、ずっと変わらず工房に足を運んでくれる有難き友人です。



彼が所属していて惜しくも今は無き素晴らしきメッセンジャー会社のARROW MESSENGER SERVICEのバッグが懐かしい。







CMWC 2023 YOKOHAMA



2009年のCMWC TOKYOでもしっかり目立ちまくっていた彼のDARUMA。


今回も無論これで参戦。





これを見る度に作らせてもらって光栄に思います。


過去に譲ってしまった自分のDARUMAも彼のおかげで出来がった一台です。





最近の方はこの自転車の存在を知らない方も多いでしょう。

仕様の紹介でもしておきましょう。



ホイール周りの仕込みが前回よりかなりクオリティ上がっておりました。

オリジナルキャラのMocoとSakuraが大きく表現され、惜しげもないアピールが実に彼らしい。



この自転車があるだけで全部視線を持っていかれます。

もはや自分の愛車など薬味状態なのが面白い笑







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彼がデザインした萌えファイヤーラグ。

ファイヤーパターンの先がハートになっており、なんとも可愛らしくもハードなラグです。


デザイン通りに切るのが凄まじく大変...、見ていると製作時の苦労を思い出します。



下地メッキに色調の異なる二色のクリアピンク塗装、今でも付き合いの深いZ-WORKSさんによる塗装です。





CMWC 2023 YOKOHAMA



ステムもお揃いのラグ。


こちらはクリアピンクをかけていないので目立ちませんが、しっかり装飾済み。



最近はこのようなご要望をいただく事が少ないゆえに飾り切りラグはお目見えしませんが、今でもご要望とあればお作りしてます。


なかなか素晴らしいコストがかかりますが、ガッツあるお客様はご相談ください。











CMWC 2023 YOKOHAMA




こちらは常連様のH氏の自転車。

親父さんといらしていただきました。



トップチューブだけステンレスという変わり種、それだけでなく真鍮巻きステー装備の渋すぎる仕様。


こちらもかなり手間のかかった一台となってます。






CMWC 2023 YOKOHAMA



親父さんは当工房の銘切真鍮ヘッドキャップをご愛用くださってます。


親子二人とも超絶自転車フリークなお二人、親父さんは御年70歳ながらチャキチャキに自転車乗られており、このイベントにも自走でいらしてくださった猛者です。


自分もこうやって長く乗れていたら良いなと思わせてくださる有難い自転車乗りのお方です。


いつもご愛顧いただき感謝です。






CMWC 2023 YOKOHAMA



かなり楽しめた二日間でした。




この場にいれた事を嬉しく思わせてくれました。

時代も変わってメッセンジャーの皆さんも大変そうですが、ささやかながらでもずっと応援したいです。




自転車に乗り続け、過去にメッセンジャーをやっていて良かった。


メッセンジャーをやっていなかったら素晴らしき出会いもなく、自分の人生の楽しさは半減以下だった事でしょう。


REW10の業務はソロで孤独なものですが、こういった人たちの支えで今に至っており、ずっと生かしてもらえてると思わせてくれます。




2日目に連れて行った我が息子も、個性的な彼らと話して良いカルチャーショックも受けておりました。

まだまだ先はわかりませんが、もし本気で二代目を目指し始めたら知人のメッセンジャー会社に送り込みたく思っています。

このカルチャーを知らずしてREW10の業務などできないし、やった人間でないとわからない領域と楽しさを味わわせたいところです。






普通では出会う事が出来ないような人間たちと出会えるのがメッセンジャー。


ずっと続いて欲しいと願ってやまないカルチャー。



REW10はちっぽけで不器用な技術屋ゆえに大した事はできませんが、今後も彼らや皆様の役に立てるように頑張ります。




心から楽しめた素晴らしいイベントでした。

こんな大きな規模でなくても良いので、また何年に一度かでもメッセンジャーのイベント開催をひっそりと願っています。



また一同に集まれる機会を夢見ています。


















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