2008年12月アーカイブ

今年一年ありがとうございました

 

 

 

もう今年も終わりそうです。

 

REW10立ち上げしてから安定もせず激動の初年でした。

いろいろありました。

 

少し遅れましたがGEEKGARAGE主催のDEPTさん、ありがとうございました。

スタッフの皆様、すべての関係者の皆様、ご来場の皆様、ありがとうございました。

年末に良いイベントで終われました。

だいぶ盛り上がっててびっくり。

 

自転車乗りは確実に幅を広げていると思いました。

様々な方々が自転車好きになってくれて嬉しい限りですね。

 

 

 

 

もう一つ年末に、やっとREW10のショースペースができました。

 

わたくしの友人の上田氏の熱い協力の下、やっとできました。

場所は谷根千に位置する上田氏の経営の骨董屋"古美術上田"です。

上田氏ほんとにありがとう(泣)

 

 

 

P1020358.JPG 

 

この上田氏、メッセンジャー時代からの大切な仲間です。


REW10のフレームを気にいってくれて、骨董品と一緒に展示してくれるというかなり柔軟な骨董商です。

 

上田氏が厳選した珠玉の骨董品と並んでいると古き良き職人たちの技に負けないようなフレームを作れねばと重圧が...

超級ハンドメイドで生み出されてきた骨董品は、自転車製造とはまた種類の違うものすごい技が見て、この技を会得したいと密かにムラムラときてます。

 

 

 

 

ここのお店はほんとにこだわって雰囲気作りをしているのでほんと良い店構えですよ。

自転車と骨董品のコラボが意外とよかったりみえます。

不在の場合や、上田氏の業務の妨げになっていまうタイミングもあるので、ご来訪の際は一発ご連絡を。

連絡さえくれればそんなに敷居も高くないし、上田氏も気さくな人なのでお気軽に連絡ください。

 

場所などの詳細はwww.rew10.comに記載しています。

REW10に関する問い合わせ・ご予約は古美術上田にはしないようお願いしますね。

必ずinfo@rew10.comか03-3814-2966まで宜しくどうぞ。

 

来年に向けいい感じの年末がおくれたと思います。

 

 

来年はまた新しい発表ができると思います。

乞うご期待で。

 

 

皆様よいお年を。

今年一年ありがとうございました。

来年はもっと楽しく仕事できるようにがんばります。

 面白い商品もどんどん開発していきますので宜しくお願い致します。

 

 

 

 

 

 

 

 

CARRIER

 

 

今回はイレギュラーなものを紹介。

 

 

キャリアを持ち込みで取付できるようにしてほしいとの依頼。

キャリアとフレームをつなぐアーム部を製作。

 

某S社の〇X〇にこのアーム専用のダボを取付。

アームは無骨な感じがいいとのことで、本人の希望であえて曲げをミスった端材を使用。

 

 


P1020336.JPG

 

ていうかこの人、なんでこんなキャリア持ってんだ...コアな男ですほんと。

キャリアハブはオールドシマノを片持ち仕様に改造品。何気に凝ってる。

 

 

 

 

 

 

 

 

P1020338.JPG 

 

スノコを貼って和風にカスタムしました。

無骨で角ばったキャリアとスノコがいい感じにコラボです。

 

我が愛娘を乗せてみたらかなりご満悦。

またこの人のせいで自分にも作りたくなってみたり。影響うけまくり。

 

これから太めのタイヤをつけたりカスタムしていきたいとのこと。

さらにイカしたスタイルになりそうです。

 

 

 

 

GEEK GARAGE

 

 

 


00000.jpg

 

DEPTさん主催の熱くなりそうなイベントです!

REW10も出展させていただきます。

 

新作の展示をします。

わたくしは事情があり、19~20時頃からの参加になりそうです。

展示品は開始からありますのでご覧になってください。

 

参加者さんたちも錚々たる顔ぶれで楽しみです。

最初から参加できないのが残念...

 

 

 

 

CUSTOMSTEM

 

 

以前紹介したステムたちの塗装があがりました。

 

どれもかなり個性的。

 

 


P1020236.JPG

これは☆型の穴をラグにあけてあるPOPなラグです。

手作業筆塗りの☆はハンドメイドの味があるゴールドで、さらにラグの線引きが光ります。

各クランプダボはロウを多めに盛って流麗なラインです。

オーバーサイズ対応です。

角度はよくあるピストやロードのヘッド角73°のフレームに組み付けたときに地面とほぼ水平になります。

ハンドルクランプ径は26.0mmになります。25.4mmのハンドルをかます場合はNITTOなどから出ているシム等を使用してください。

 

 

 

 

 

 

P1020309.JPG

 

こちらはPAULのクランクやPROFILEのブラックジャック等にぴったりなステムです。

かなりゴージャスに自転車を飾ってくれます。

こちらはメッキ、マスキング、黒塗装、赤墨入れといった塗装にかなり手間がかかってます。

こちらは1インチアヘッド、ハンドルクランプ径は26mmです。

角度は上記のものと同様です。

 

上記二点はBLUELUGさんにてあつかっていただいております。http://bluelug.jp/

ここのお店の商品量は圧巻です。所狭しと並ぶ様々な商品をくまなく見るといろいろなものがありますよ。ホイールの数ほんとすげえ...ピスト系の在庫量は都内トップクラスかと。

数多くの粋な商品たちのなかでREW10のステムもひっそり。

ご覧になりたい方はBLUELUGへ!

BLUELUGさん、ありがとうございます。

 

 

 

 

 

 

 

曲げSTEM.JPG

続きましてこちらはFIGBIKEさんに扱っていただいたひねくれモノのステムです。http://www.figbike.com/

ウネッと下に曲がった変わり者なステムなんです。

スケルトンだとほぼ水平なんですが、下に曲がっているせいでなぜか攻めてみえたり。

流麗なラインを求めている人、いいですよ。

1インチスレッド対応、ハンドルクランプ径は25.4mmです。

 

ここの代表は自分がメッセンジャー時代から組み付けや、パーツのことでわからないことがあったらしょっちゅう聞きにいってた頼りになるスキルの持ち主です。

自分の組み付けやパーツの知識の師匠のような存在。

このお方、新旧ジャンル問わずなんでも知識ありです。

お店もほんと広いですから今後が楽しみなお店です。

FIGさんもありがとうございます。

 

 

いろいろ応援してくださってるショップさんたちに本当に感謝です。

 

 


 

HANDLE&STEM

 

 

ラグ付ハンドルバーにラグ付ステム、揃ってたらかっこいいかも...

 

なんて思って、そんなハンドルが置いてある度々REW10のことをブログに掲載してくれて熱い応援をしてくれているSECONDHOUSEさんに行く。http://www.second-house.net/

いつも本当にありがとうございます。

熱い応援のお礼に提供したハンドルバーにぴったりとあうステムを扱っていただきました。

 

 

セカンドハウスさんのブログより画像無断拝借...お借りします。

 

 


121003.jpg

 

思った通り雰囲気ぴったり適合!これが見たかった。

ゴージャスかつクルッとかわいい感じです。

 

 

 

 

121004.jpg

 

なかなかいいすよこれ。

 

1インチのアヘッドというマニアックな仕様ですが、オーバーサイズ対応のステムにシムをかませて組み付けるより細くてかっこいいですよ。

 

完全ハンドメイドの一点ものですからステム相場からすると少々高めです。

ステムのみで税込み33000円です。

セカンドハウスさんで販売してます。気になる人はぜひご覧になってください。

これを高くないと思ってくれる方、かなり好きモノです。

 

 


 

 

 

新作のフレームの紹介です。

 

懲りもせず豪勢な仕様になってしまいました。

近いうち抑えな価格の仕様のフレームも作ります。

 

今回は矢をモチーフにかたどったラグのついたフレームです。

個人的にストリートグラフィック的な要素も入ってるかなと思います。

比較的シンプルで飽きのこなさそうなラグデザインです。

色も飽きないように渋めのかなり黒に近いこげ茶に塗装しました。

 

 

 

P1020313.JPG 

なかなかいい感じに完成しました。

 

フォークの古めかしい曲げとディスクブレーキの新旧融合、二股に分かれたチェーンステー、ピストにもロードにもなる汎用性。

とっても欲ばりな一台です。

 

パーツも全体の統一感を損なわないように(個人的に)組み付け。ジャンルはバラバラですが。

リアメカは自分の一番好きな時代のXTR。このころのパーツはほんとかっこいい。

ピストとして組んだときになるべく美しいようにダブルレバー台座がないのでバーコン装備。

STIつけろって感じですがどうしてもコンペの赤丸ギドネットが良し。

ハンドルは日東のランドナー用でゆるくまったりして、レバーのギドネットでさらにユルユルまったり。

シフトワイヤーはハンドルに内蔵加工。

 

クランクも細いフォルムが美しいスギノマイティ。

やっぱり繊細なラインのクロモリフレームには細いクランクがぴったり。そして見た目は古いくせに規格は新しいPCD110mmのコンパクトドライブな、自分の好きなところをとことん攻めてくるにくい奴。

チェーンリングはインテンスのDH用。インテンスのブランドイメージでちょいとハードに。変速用のリングじゃないから変速性能悪し。でもかっこいいから問題なし。

 

制動系はフロントにAVIDロード用ディスク、リアは雰囲気だけは良い安い削りだしのブレーキ。

黒いリムがリアだけシルバーにならないようにリアのみセラミック。

前はカツッと効くディスク、リアはセラミックが自分なりの街中最強仕様。

 

余談ですが自分、リムは断然セラミック。誰がなんと言おうとセラミック。エアロリムが流行っていようと目もくれずセラミック一筋。セラミック最高。マジで減らない、リム、ブレーキシューともに。

初期費用は高いがほんと経済的。

飽きない硬派な雰囲気。

そしていつまでもリムサイドブラックがかっこいい。

メッセンジャー時代からガンガン使っている6、7年前に買ったセラミックリムとセラミック用ブレーキシュー。いまだ一度もブレーキシュー交換無し。

いつ減るんだこれ...まだまだ残ってる...

セラミックセットおすすめです。

 

 

てな感じで今回もよく仕上がりました。

凝った仕様を今回もギュッと詰め込んだフレームなのでこのままの仕様だと高価ですが、気に入った仕様があれば部分的にフレームに取り入れてください。

部分的でもかなりの個性的なフレームができます。

 

 

 

 

 

THE MEIKIRI

 

 

 

当ホームページを熟読してくださっているありがたい方々はご存知だと思う隆天オリジナル仕様の銘切り。

 

ハンガーパイプという目立たない箇所に入るものですが、わが魂を注いだ証拠が一台一台、手作業で切られます。

 

日本人しか出来ないような日本人ならではの仕様をフレームに絶対取り入れたかったのが始まりですが独学で学んだ故、最初は見せられないような銘でした。

 

日本刀の銘切の入門書を古本屋を回ってやっと探し出して勉強したり、骨董品など様々な日本の伝統工芸品を知り合いの古美術商にみせてもらったりと、絶対モノにしてやろうと日々ムラムラしておりました。

刀銘入門を見てみると切り方はほとんど書いてない!

銘カタログって感じでした。

技術は自分で学べってことか..それでも見るだけで学べるところはある。

 

 

銘切りの場所がハンガーパイプですから、下手な場所に切るとパイプ溶接部とかぶってしまうので文字の大きさなどにも気を使わないと、フレームとして形にするとき痛い目をみます。

うまく切れても台無しに...

しかもパイプですのでアールついてて切りにくい。

さらにすべて一発勝負。

かなりうまくいって最後の一文字で...

 

 

アっ!!!!!!

 

 

なんてことがあれば端材コーナー行き...

うまく切れているときほど最後に向かって緊張感が高まる。

まさに魂を注がないとすぐミスる。

一時期かなり端材がたまりました、もったいない

なんでこんな面倒な加工をやる事を決意してしまったのか...たまに後悔したり。

 

 

 

練習の甲斐あってうまくなってきました。

とはいえ技は無限。

甘いところもまだまだあるので満足はできません。

うまくいっても満足したらそこが技術の上限です。

 

 

 

P1020296.JPG

 

もっともっと勉強を重ねていろいろな書体もできるようになりたいものです。

でもどんなに美しい銘切りをしても、残念ながら塗装すると銘がぼやけていまいます。

まあ製造NO.の代わりで、装飾が目的というより製造NO.です。

隆天で製造されたものには製造NO.の代わりに何年何月製作、製造者の名、オーナー名の銘が切られます。

オリジナルフレームの製作等も承っておりますが、製造銘だけは自分の名を切らせてもらいます。

わが魂、そこだけは譲れません。

 

 

 

しかし日本の先人達の技術は本当にすごい。

金工、日本刀など、銘切りだけみてもすばらしくうつくしいのに、作品全体をみるとどうやって作っているか想像がつかないほど手間かけてる。

ハンドメイドしかない時代。手作業でやるしかない。

そんなものづくり大好きです。

 

 

 

不思議なことにわたくし普通に書く字は下手なんですが、銘や隆天漢字ラグはうれしいことに達筆といわれたりもします。光栄です。

字書くのと鉄を加工する文字とは筆跡が明らかに違う。

刀銘入門にも書いてあった、書く筆跡と銘切りでは違うというのは本当だった。

刀銘入門や骨董の本がバイブルになりつつある。

見ててほんと面白い。

 

自転車以外の技術も自転車で表現できるようがんばります。

日本伝統工芸だけでなくその他もできるように。

一生かけても足りないな...できる限り勉強しつづけます。

全く新しいタイプの自転車が増えて、ざまざまな世界から自転車を楽しむ人が増えてくれれば幸いに思います。

 

銘切りの小さなメリットをもう一つ。

盗難が相次いでいますが、銘は塗りなおしても消えません。

削らない限り消えません。削り取れば強度不足になります。

オーナー銘からムンムンと犯人に念が伝わることでしょう。

あなたの自転車ではない...主のもとへ返してくれと...

 

無銘でも持ち主の思いがこもったものの盗難はもうやめましょう。